ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

発見と命名

イシサウルス、あるいは“ティタノサウルス”・コルバーティ

1984年から1986年にかけてインドのマハーラーシュトラ州マンジャル・スンバのラメタ累層から化石が見つかり、1997年に同じインド産の竜脚類であるティタノサウルス属の新種として、ティタノサウルス・コルバーチと命名された。

だが2003年の系統解析でティタノサウルスとは異なる新種と判明し、イシサウルス・コルバーチと改名された。


属名はインドにある大学の一つ「インド統計大学(Indian Statistical Institute / ISI)」に因んでおり、種小名は20世紀のアメリカを代表する古生物学者エドウィン・ハリス・コルバートに敬意を表してつけられた。


特徴と生態

ティタノサウルス類の中では多くの部位の化石が見つかっており、頭以外の大部分が知られている。体型はブラキオサウルス科に似た前傾気味であり、頸椎の上部が盛り上がり太い首をしていたのが特徴。竜脚類としては中型で、全長18メートル・体重14トン程と推測されている。


また、2005年には本種ものである可能性が高いコプロライト(糞化石)が発見され、ソテツ針葉樹に加え、ヤシ科イネ科を含む単子葉類も確認された。この発見により、俗にと呼ばれるイネ科の植物が白亜紀には誕生していた事、植物食恐竜の中でも主に裸子植物を餌としていたと考えられていた竜脚類にも食性が多様であったことが判明した。また、そのコプロライトには樹木の葉に感染し病原となる菌類も確認されており、本種が複数の種類の樹木の葉を食ベていたことも明らかにされた。


古代王者恐竜キング

プロモーションでも兼ねてか「7つのかけら」で先行登場し、後に激闘!ザンジャークでカード化された。ティタノサウルス本種は登場しない(アーケード版ではティタノサウルス本種の後に登場する)。

「アロサウルス・アトロクス」「ランベオサウルス・マグニクリスタトゥス」といった同属別種の先駆け的存在。

 

DS版では「3分割されて盗まれた恐竜のオブジェ」を探しだすサブイベントのクリア報酬になっており、この時もらえる「キョダイカセキ」をDラボで復元することで入手できる。

 

ちなみに本作が稼働する前の時期にはすでに「イシサウルス」と解明されていたのだが、「ティタノサウルス・コルバーチ」の名称で登場した。流石に英語版では「Isisaurus」に修正されていたが。


バトルタイプは激闘!ザンジャークではきょうかタイプ、目覚めよ!新たなる力と「7つのかけら」では超まもりタイプ。固有名詞付き恐竜を除けば唯一の超まもりタイプであるため、甲虫王者ムシキングサタンオオカブトに相当する。

必殺わざはグー、ショルダーネームは「恐竜山脈」。「緑の恐竜の卵」使用時に出てくる事もある。

※ティタノサウルス本種は「隆盛の巨神」


アーケード版ではテクニックが0になっているが、DS版では最大600。

HP最大値が5610に達するため、とにかくタフ。


テレビアニメでは中世のペルシャにあったランプに入っていた。カードが水滴に当たった事によって現れ、Dキッズと行動を共にしていたが、途中で宇宙海賊ザンジャークのミハサによって操られる。「ハイドロカッター」でDキッズやアクト団を襲うも、最後は倒され、Dキッズがカードを回収した。誰がカードを持ち込んだのかは不明。

  • こちらもティタノサウルス本種は登場しない。

メディア

イシサウルスは今でこそティタノサウルスとは別種として扱われているが、日本国内では古生物イラストレーターとして有名な川崎悟司氏の運営サイト「古世界の住人」でのティタノサウルスのイラストが一時期まで本種だったことから、一部の世代からは「ティタノサウルス=本種」のイメージが定着している。


関連タグ

竜脚類 ティタノサウルス類 ティタノサウルス

サルタサウルス科

関連記事

親記事

サルタサウルス科 さるたさうるすか

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1440

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました