概要
アメリカ・モンタナ州のトゥーメディスン層から発見され、当初はスティラコサウルスの新種と考えられたが、独自の特徴が確認されたので1995年に「角が前に曲がったバッファローのような爬虫類」を意味するエイニオサウルス・プロカルヴィコルニスと命名された。
この角竜の最大の特徴は、まるで溶けたソフトクリームのように前方に垂れ下がった鼻角だ。この角は明らかに身を守るは不向きなもので、他の角竜と見分けたり、同種同士でのディスプレイに用いていた可能性が高い(ただし、遺伝的変異による奇形の説もある)。
かつて本種はこの角から、スティラコサウルスなどの鼻角が発達した種からパキリノサウルスなどのコブを持つ種をつなぐミッシング・リンクだとする説もあった。
世代の異なる15体以上の個体がまとまって発見されたことから、群れで行動してダスプレトサウルスなどの捕食者から身を守っていただろう。
古代王者恐竜キング
第2紀から登場。学名にちなんで「白亜紀のバッファロー」という二つ名を与えられた。
100を越える恐竜(+α)が登場した本作だが、実は二つ名に時代や動物の名前が入るのは珍しく、恐「竜」や「剣竜」「翼竜」など分類系の単語を除けばカルノタウルス(肉食の猛牛)、スーパーサウルス(ジュラ紀の超竜)、カルカロドントサウルス(地上の人食い鮫)、ケティオサウルス(陸上の白鯨)、ランジョウサウルス(草食竜は歯が命)、ケツァルコアトルス(空飛ぶ蛇神)くらいしかない。
雷属性のチョキという点でトリケラトプスと被っているが、強さ1000で最低ランク(トリケラトプスは1400で中堅層)。またタイプが異なることで差別化されており、攻撃力や体力では劣るが、代わりにテクニックが高いので特殊技の追加効果が出やすいという強みはあった。
バトルタイプは第6紀までと「7つのちから」がこうげきタイプ、2007第1紀プラスと2007第2紀はピンチタイプ、激闘!ザンジャークではとつげきタイプ、目覚めよ!新たなる力ではパーパータイプ。
アクト団の使うアクト恐竜もある。
こちらは紫ベースで襟飾りの白い部分が目玉模様のようなビビッドな色合いになっていて、アーケード版はどくタイプ、「7つのちから」はピンチタイプ。雷属性のレアリティ★3以下では唯一。
※★4以上だとアリノケラトプスとトリケラトプスのガブ、スティラコサウルスのレアバージョンがいる(通常版はまもりタイプ。しかし設定ミスなのかこっちのタイプは事実上登場しない)