スペック
英表記 | TRICERADOGOS |
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番号 | ZW11 |
所属 | フリーダム団(ゾイドワイルド)共和国軍(ゾイドワイルドZERO) |
分類 | トリケラトプス種 |
骨格分類 | 4足大恐竜骨格 |
異名 | 眠れる大衝角 |
全長 | 10.1m |
全高 | 4.7m |
重量 | 74.6t |
最高速度 | 158km/h |
発掘地域 | ワイルド大陸 平原地帯 |
IQ | 77 |
本能解放技名 | フォースインパクト |
搭乗者 | ギョーザ(ゾイドワイルド)ディアス中佐、共和国軍一般兵(ゾイドワイルドZERO) |
ステータス |
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武装 |
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装備 |
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クラス | L |
動力 | モーター(単3形乾電池×1本) |
発売日 | 2018年9月29日 |
価格 | 4500円(税抜) |
組立時間 | 約50分 |
「轟け!トリケラドゴス!俺の魂と共に!」
概要
黄色い装甲と3本角が特徴的なトリケラトプス種のギョーザの相棒ゾイド。3本の角を用いた体当たり攻撃を得意とし、フリルシールドで敵の攻撃を跳ね返す防御力も備えている。本能開放技はフリルシールドを開きながら中央の巨大な角「インパクトホーン」を勢いよく突出させ、敵ゾイドを突く「フォースインパクト」。
連続で打ち付けることにより、硬い城壁やダムも容易に破壊する。
普段は温厚だが、本能開放すると我を忘れ、視野が狭くなり、防御力が一気に低下する。
尚、インパクトホーンは背骨が進化した骨の一部だと考えられている(生物で例えるならば背骨の一部が頭蓋骨を貫通しているようなもの)。
アニメでは
巨体に反して身軽で、逆立ちしたりチップボーンでボールを器用にヘディングならぬホーニング?するなど芸達者で、ゾイドに比較的友好的な街や村で芸を披露しながらギョーザの路銀稼ぎと金儲けに協力している。
ゾイドを私利私欲の為に利用しているとしてアラシからは反感を買うが、ギョーザ曰く「トリケラも納得している」らしく、トリケラ自身も好きで協力している模様(無計画で旅をしては路銀と食糧が尽きて行き倒れになるアラシ一行よりは現実的と言える)。
第25話ではギョーザの妹のラーユを初めとするキンコの人々を苦しめるトリュフに対する怒りに共感し、ゾイドキーを『究極の絆』として彼に渡すのであった。ゾイドキーは軸が黒色で金色が主体の短剣型のもの。
ちなみにラッパーたるギョーザの相棒であるためか、キーを差し込んだ後は踊るように跳ねながら本能解放する。
なお草を食べている描写があり、この地球の植物に金属細胞が含まれているのかは不明だが、ゾイドが有機物を摂取するのは、惑星Ziにてゾイド野生体および古代ゾイド人が形成していた生態系にも通じる部分がある。
キットについて
モーター動力によって駆動し、腰部のスイッチを入れると歩行を開始する。ワイルドブラストギミックは数歩進むと歩行を停止してフリルシールドが前方に展開し、インパクトホーンが前方に突出。この動作を2回行った後、角を自動で収納して再び通常歩行へ戻る。
背部のスイッチの上げ下げで歩行のみとワイルドブラスト発動の切り替えが可能。ライダーを乗せるとスイッチが上がり、必ずワイルドブラストが発動するようになっている。
一連の動作をフルオートで繰り返すギミックはグラキオサウルスに続いて二体目。
バリエーション
トリケラドゴスカノン
Youtubeにて公開された田口清隆監督制作の特撮ジオラマ映像『ゾイドワイルドバトルウォーズ』に登場したトリケラトプス型ゾイドで、劇中で使われたキットはトリケラドゴスを改造したもの。
ワイルド大陸から遥か遠く離れた東部の大陸にある王国が保有する重装甲機で、城塞や防壁を突破する為の重砲類が搭載されており、インパクトホーンは220mm超加速砲に、アッパーホーンは30mm対空速射砲に換装されている。
劇中では王国軍のガノンタスプラス1個中隊の隊長機として登場。廃墟と化した市街地で共和国軍の最新鋭機デスレックスバスターに対して一斉射撃を加えるが、その機動力に翻弄された末に横方向からの不意打ちを受け、ビルに叩き付けられてしまう。
トリケラドゴスクロム
NintendoSwitch用ソフト『ゾイドワイルド キングオブブラスト』に登場する亜種。
砂漠地帯に生息。その装甲は微弱な磁力を発しており、砂漠に含まれる砂鉄を付着させて装甲を強化しているという説がある。
トリケラドゴス改
『ゾイドワイルドZERO』に登場する共和国軍所属のゾイド。搭乗者はディアス中佐で、第3話「飛べないライオン」にて初登場。対空射撃用に改造されたタイプで、頭部のアッパーホーンを2門のA-Z対空速射砲に換装し、背部にはA-Z対空4連装砲が装備されている。装甲の色は濃いグレー。第12話にてジェノスピノとの戦闘で致命的なダメージを負い行動不能になったビーストライガーを庇い、ジェノソーザーによって胴体を真っ二つに両断され、機能を停止した。
また、共和国軍の戦力として後脚部にA-Z2連装キャノン砲を搭載した青系の装甲の機体や灰色の装甲の機体(一部はアッパーホーンをキャノン砲に換装)が数体登場している。