概要
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』で初めて描写された災害。
新劇場版に於ける「人類補完計画」の締めとなる筈だった儀式である。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
第12の使徒を吸収し、疑似シン化形態を超えて覚醒したエヴァンゲリオン第13号機が起こした。トリガーは第1の使徒から第13の使徒に堕とされた渚カヲル。
使用された槍は2本のロンギヌスの槍。
ガフの扉が開き、黒き月を大地から引きずり出したが、カヲルの死亡と碇シンジのエントリープラグ射出による第13号機の停止で"中断"した。
本来ならこのフォースの完遂によってSEELEのシナリオによる人類補完計画は達成となるはずなのだが、フォースとは別の儀式を目論む、NERVによる意図的な儀式の阻止であった。
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『Q』にて中断されたフォースだが、飽くまで一時的に止まっただけであり、ヴィレの面々はフォースインパクトの不可逆的な阻止を目的に最後の戦いを挑む。
最終目標はフォースの執行者たるエヴァ第13号機の強制停止。
本来フォースインパクトとは、セカンドインパクトによる海の浄化、サードインパクトによる大地の浄化を経た後に、魂の浄化と称して、全ての生物の魂をエヴァンゲリオン・インフィニティとして物質化し、コモディティ化=均一化させる儀式であることが判明した。
元々は生命の実を食べた使徒に滅ぼされるか、知恵を捨てることで神の使いと成り果てるかという二択を迫られた人類に対し、SEELEが神へのささやかな抵抗として目論んだ計画であったようだ。
魂の浄化を悲願とするSEELEにとっては最終目標だが、このフォースインパクトは自身の願いを叶えんとする碇ゲンドウにとっては通過点でしかない。
結果的に、フォースインパクトはゲンドウの最終目標であるアディショナルインパクト発動の為、黒き月をマテリアルとして形成された見知らぬ槍を用いたゼーレのシナリオとは全く異なる儀式、アナザーインパクトとして発動。
フォースインパクトが完遂されることは無かった。
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トリケラドゴス:必殺技名が「フォースインパクト」。