本記事ではヱヴァンゲリヲン新劇場版の「第12の使徒」を解説する。
TVアニメ版の第12使徒についてはレリエルを参照。
概要
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qに登場する使徒。原作には登場しない、新劇場版オリジナルの使徒である。黒いコードの束のような姿をしており、先端は赤く発光している。全身がコアであり、攻撃を受けた際には巨大なコアのような塊となることで銃撃を一切受け付けなかった。アヤナミレイの前では、笑う綾波レイの巨大な顔に変化した。
2本の槍とリリスの骸と共に、セントラルドグマの最深部にて活動を停止したエヴァンゲリオンMark.06の内部に潜伏していた。劇中、エヴァンゲリオン第13号機が突き刺さっていた槍を引き抜き、更にエヴァンゲリオンMark.09がその頭部を切断したことで切断面から外部へ放出、活動を再開する。しかし最終的には第13号機に吸収され、コアを嚙み砕かれたことで第13号機の覚醒およびフォースインパクトを引き起こすこととなった。詳細はエヴァンゲリオンMark.6の項目を参照。
余談
物語の終盤に登場することや紐のような流動的な形状、全身がコアで弱点らしき部位が無く、銃撃を無効化したことや最終的にエヴァに吸収され殲滅される展開はTV版に登場したアルミサエルを彷彿とさせる。
また、第10の使徒とこの使徒の間にあたる第11の使徒については一切存在を明かされることなく終わった。