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概要編集

エヴァンゲリオンのコックピットとなる円筒形のカプセル。起動時にはエヴァの脊髄部分に挿入され、先端についている神経接続用探査針を通してエヴァとパイロットの接続が行われる。

内部にはパイロットシートと腕部操作用のコントローラーが一体化した「インテリア」が収納できるようになっており、搭乗時には上部のメインハッチが開閉され、パイロットはインテリアと共にプラグ内に収容される。

プラグ内はL.C.Lと呼ばれる液体で満たされており、パイロットを衝撃から守る。

脱出機構も兼ねており、緊急時にはロケットモーターによる射出が行われ、遠距離へ飛翔してパラシュートで着地する…のだが作劇の都合上基本的に作動しない。大体マヤが「駄目です!」というのがオチである。

まともに作動したのは零号機起動実験(しかし閉鎖空間での作動)と『新劇場版:Q』のラストのみ。

また外部からパイロットを救出するためのハンドル式開閉扉も搭載されている。


プラグ内におけるインテリアの深度位置は「プラグ深度」と呼ばれ、インテリアがコアに近いほどエヴァとパイロットの接続度合いは強くなるが、それに比例してエヴァ側からの侵食や精神汚染リスクは上がる。エントリープラグ挿入時に深度調整されるほか、シンクロ率に応じて移動する仕組みになっている。

新劇場版ではコアがエントリ―プラグを直接引きずり込もうとするように見える場面もあった。

管制室モニター上に於ける、プラグ深度を表す境界線にはそれぞれ名称が設けられており、浅い順から「Safe Depth Limit」→「Absolute Depth Limit(+80)」→「Terminal Depth Limit(+90)」→ 「The Great Beyond Depth(+100)」と4段階表記されている。作中において、プラグ深度100を超えた時点で管制室から精神汚染危険域と判断され、赤木リツコは「人ではなくなってしまう」と表現している。

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