EVA4号機
えゔぁよんごうき
米国NERV第2支部で開発されていたS2機関搭載実験中の暴走によって周りの施設ごと消滅した。この事故が原因でEVA3号機は日本に移送される事になり、バルディエルの悲劇に繋がっていく。
劇中では登場人物の台詞にのみ登場する程度であり、そのためデザイン設定が存在しなかったが、後にシルバーカラーが施されたEVA3号機と同形状の機体として設定され、プラモデルやアクションフィギュアが発売されている。
実のところ、この機体に限り設定上は特定かつ専属のパイロットは不明である。
TV版同様に消滅しているため、作中には登場しない。
巻末の設定画によれば外装式のS2機関を搭載していたとされる。
本機の事故後のネルフUSAや米国政府の動きから、事故そのものがとある機体を開発するためのカバーストーリーだった可能性が指摘されているが詳細は不明。
TV版同様劇中には登場はせず。
NERV第2支部において稼動限界の延長する試験機として運用されていたが、事故により消滅。やはりこの事故が原因で3号機は日本に移送されている。
「稼動限界延長実験」の内容については赤木リツコも詳細は聞かされておらず、加持リョウジはこの見解に疑問を抱いている。
デザインについては、設定のみではあるが他のエヴァ同様カラーリングの変更が行われている。
なお、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:QにはEvangelionMark.04というエヴァが登場するが、この項の4号機との関係は不明。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の期間限定アトラクション『エヴァンゲリオン・ザ・リアル4D: 2.0』では山下いくとによるオリジナルデザインで登場した。
パイロットは真希波・マリ・イラストリアス。
両腕には新装備「穿孔ユニット ラピッドボーラー」を備える。
国連監査官たちを乗せジオフロントを歩き回っていた矢先に襲来した第10の使徒に、初号機・零号機・2号機と共に立ち向かう。
終盤ではまさかのビーストモードも披露。劇中では全身像が不明だったが、テレビCMでは両腕に巨大な翼を生やした姿が確認できる。
「劇中の事故で消滅」という設定である為、ゲーム作品で本編とは違う歴史を歩んだIFの世界、もしくは設定が改変されたパラレルワールドが主な活躍の場となっている。
作品によっては使用するのに条件が必要となる場合もある。
PC『碇シンジ育成計画』では、条件を満たすと分岐するifシナリオ・パトス編第23話『帰ってきた渡り鳥』に登場。「二挺拳銃のケン」を名乗るケンスケが搭乗し、アルミサエルに苦戦する零号機の危機を救った。接近戦に特化した参号機とは逆に射撃を得意とする。
PS2・PSP『バトルオーケストラ』では、スピードと連続攻撃に長けた機体で、あらゆる距離でも安定した戦闘ができるが、攻撃力自体は高くなく、エヴァの中では低い部類になる。ゼーレの策略によってパイロットに選出されたケンスケが搭乗。
CRエヴァでは『新劇場版』デザインのEVA4号機が登場した。
ユニゾンリーグでのコラボではUSJ版のデザインで登場。