概要
バトルスピリッツ(Battle Spirits)は、2008年9月にカードダス発売20周年を記念して作成されたバンダイのトレーディングカードゲーム。
作成された理由は遊戯王に対抗してとのこと、かつて遊戯王はバンダイでTCG化している。
主な特徴はコアというプラスチックのカウンターを駆使してゲームを進める。
ゲームによっては付属のコアでは足りない場合を見越してコアだけを販売している。
近年はバンダイから商品が発売されている作品とコラボしたブースターや構築済みデッキが発売されており、閣下と世界の破壊者とロイヤルナイツと光の巨人とカエル型ドラゴンと怪獣王と体育会系アイドルと可能性の獣と汎用人型決戦兵器が戦う子供向けカードゲームは世界広しといえどこのシリーズぐらいである。が、彼ら(或いは彼女ら)は後述に於けるスピリットではないし、象徴と言える鉱物も身体に備わっていない。後述で詳しく説明する。
販売形式は、遊戯王などと同じパック形態とカードダスの機械を使っている形態がある。
遊び方
モンスターやクリーチャーに相当するスピリットを召喚し、相手スピリットとBP(バトルポイント)を比較して戦う。ネクサスやマジック等を駆使しつつ、先に相手のライフを0にした方が勝ち。山札が無くなって続けられなくても敗北する(ただし、あくまで次の自分のターンの開始時点で「デッキが0になっていれば」の話である)。
公式ルールでの初期ライフは5(カードの効果次第では、ライフを増やすことも可能)、初期手札は4枚、リザーブのコアが4個の状態でスタート。烈火伝以降はコア1つが特殊な効果に使える銀色のソウルコアに変更されている。
先攻1ターン目はコアステップとアタックステップはない。
主な手順
- スタートステップ
- ここでターンを始める
↓
- コアステップ
- ここでコアを1個リザーブに追加
↓
- ドローステップ
- ここでカードを1枚ドロー
↓
- リフレッシュステップ
- 疲労したユニットの回復を行う
↓
- メインステップ
- ここでユニットの召喚、マジックなどを行使する
↓
- アタックステップ
- ユニットのアタック。される側はライフで受けるかユニットでブロックするかを選ぶ。アタック宣言とブロック宣言の中間にフラッシュタイミングがあり、ここでマジックなどのフラッシュ効果を使用できる。
↓
- エンドステップ
- ターンエンド宣言を行う。
指南書
元々は人間が肉体を捨てて異世界へ来た時に宝石の出現とともに現れる存在。多数の種類、種族が多くおり、体の一部に結晶体を含み、BPと呼ばれる強さを示した数値がある。日本神話、北欧神話、クトゥルフ、ギリシャ神話、昔話におとぎ話、イソップ童話などモチーフは色々。
スピリット同士が戦闘を行う場合、BPの高い方が相手スピリットを破壊できる(相討ち可能)。
プレイヤーがスピリットの攻撃をライフで受ける場合、減少するライフはBPには関係なく右下のシンボルの数に依存する。基本は1つだが、中にはシンボルを2つ持ったダブルシンボルのスピリットもいる。
また自身の効果により、シンボルを増加させ、多くのダメージを与えるものも存在するが、一定のコアを乗せることでレベルアップできる。
レベルは基本的にLv3までだが、中にはLV4まで存在するイレギュラーも存在する。当初の最高BPは10000だったが、弾を重ねるごとに20000、30000と上がっていくようになり、BPインフレに対応した結果、低レアスピリットでもBPが10000以上あるのがザラになっていく。
マジック
所謂魔法。メインステップにのみ発揮する「メイン効果」とフラッシュタイミング(スピリットバトル時)で発揮する「フラッシュ効果」の2種類がある。フラッシュのカードはメインでのみしか使えないと記述されたカード以外メインステップでも使用できる。
呪文だけに1度消費すると墓地や捨て場に相当するトラッシュに送られ、使えなくなるが、スピリットの特性によって回収され手札に加えて再使用可能な能力が一部に備わっている。
ネクサス
フィールドに配置することで、効果を発揮するカード。建物や大樹タイプが主だっている。
スピリットと同じくコアを乗せることでレベルアップが可能。また、マジックを使ってスピリットとして扱うといった戦法も可能。
なお、都道府県をモチーフにした「No.シリーズ」も存在している他、仮面ライダーコラボではライダーマシンがネクサスとして採用されている。
ブレイヴ
星座編から追加されたカード。スピリットと合体(ブレイヴ)することによりBPや効果を上乗せすることができるカード。合体しない場合はスピリットとして扱われる。基本はスピリット1体につき1つまで合体できるが、特別なスピリットによっては2体、マジックで3体合体可能なものもあるが、全く出来ない異端者もいる。
たとえBP勝負で相討ちになり合体スピリットが破壊されても場に残り、単体による継続攻撃も可能。
スピリット2体を合体させる『異魔神ブレイヴ』や後述の煌臨/創界神ネクサスをサポートする『ガンブレイヴ』/『神話ブレイヴ』など、特別なブレイヴも存在する。
アルティメット
究極編から追加されたカード。記載された条件を満たすことで召喚。スピリットと基本は同じだがLv3から始まるなど能力が高い。
「アルティメットトリガー」「ソウルドライブ」など、専門効果を持つものが多い。
またカードの種類が違うためマジックなどの効果は専用のものしか受け付けず【呪撃】など破壊系の効果を無効に出来るが反面、スピリットを対象としたBPアップなどサポート系も無効にされてしまう。
シンボルは金色の独自のものでブレイヴや【強化】も専門の物しか使用できない。
登場当時はアルティメットに触れるカードが少なかったが故、数多くの引退者を出すこととなってしまった。
今ではアルティメットを気軽に除去できるカードが増えた一方、「強力だがスピリットしか対象にとれないカード/デッキ」なども出てきているため、環境にも一石投じることがあったりする。
良くも悪くもバトルスピリッツというゲームに大きな影響を与えた存在になっている。
その他効果など
ここでは新弾での目玉となる属性専用効果以外のシステムについて述べる。
転召
2008年(初期)から登場。
遊戯王でいう生贄召喚のようなもの。
召喚コストを支払い、犠牲にするスピリットに乗せられたコアをボイド送りにする事で大型スピリットを召喚する。
バースト条件を満たす事で召喚コストを踏み倒せるバースト転召という派生タイプも存在した。
しかしながら、スピーディーさを要求される近年の環境には適用できず、姿を消していった。
バースト
2011年、覇王編で登場。
予めバーストエリアに1枚カードを伏せておき、ライフの減少や召喚時効果発揮など条件を満たした時点でノーコスト発動する効果。マジックの場合はコストを支払う事で副次的効果を発揮させる事もできる。なお、副次的効果は通常のマジックとして使用した場合と同じ効果である。
中型スピリットや大型スピリットはこれで楽々召喚できるものが多いが、中にはバーストは発動できてもノーコスト召喚できないスピリットも存在していた。
また、『起導』や『煌起導』の効果でソウルコアをトラッシュに置く事で条件を無視して発動できる「S(ソウル)バースト」という派生型も存在する。
強化
2012年、剣刃編で登場。特定の効果の上限を引き上げるという極めてシンプルな効果。
赤は破壊上限、紫はコアシュート上限、緑は疲労上限、白は回復上限、BP-上限、青はデッキ破壊枚数上限の強化となる。しかし、アルティメットには専用のもののみにしか適用されず、デッキ内容も偏ってしまう為、環境から姿を消した。
連鎖
「ダーク・ディノニクソーを緑のスピリットとして扱い、闇龍ダーク・ティラノザウラーの連鎖発揮!!」
剣刃編で登場。ユニットの効果発揮後、特定の色のシンボルがある時に強力な効果を発揮する(効果が不発しても、条件さえ満たしていれば発動できる)。
連鎖はスピリットによって異なる上に混色を前提としている為、強化とは違って今日まで生き残っている。
元は闇の勢力に属するスピリット(一部の系統)しか持ち得ない効果であったが、下記のアルティメットバトル編からは指定された系統以外にも持つものが多く表れた。
アルティメットトリガー
2013年、アルティメットバトル編で登場。
アルティメットの持つ効果。アタックやブロック時に発動。相手のデッキを上から1枚破棄し、発動元とコストを比べてこちらが勝っていた場合、強力な効果を発揮する。
ソウルドライブ
2015年、烈火伝編で登場。
ソウルコアを除外する事で強力な効果を発揮する。
戦国六武将など一部のアルティメットが持つ効果。
封印
2016年、十二神皇編で登場。
ソウルコアをライフに置く事で強力な効果を発揮する。
使用するスピリットの所属によって名前が若干異なる。
干支と関係する系統「神皇」を代表する効果である。
アクセル
十二神皇編で登場。
コストを支払う事でスピリットカードやブレイヴカードを一回限りでマジックカードのように扱う効果。
使用後はトラッシュに置かれず、オープンした状態で手元に置かれる。
手元とは、手札と認識や対象が異なるがプレイヤーとしては手札と
同じ感覚や扱いで考えていい。アクセル使用後もそれぞれ召喚可能である。
煌臨
2017年、煌臨編で登場以降、派生効果が出続けている効果。
ソウルコアをトラッシュに置くか、ゲームから除外する事で条件を満たしたカードの上に重ねる効果(煌臨元が疲労していれば、疲労した状態で重ねる)。またフィールドを離れる際も同様に煌臨元カードとセットで指定された場所へ移動する。
煌臨する際にはコストを支払う必要はなく、合体しても条件を満たせる上に煌臨の重ねがけが可能。更に召喚としては扱われない為、召喚がトリガーとなる効果は受け付けず、プレイヤー側も煌臨する際にコアを追加できない。
派生効果が多くあり
・創界神ネクサスのコアを指定の場所へ置く事で発動する「神煌臨」
・トラッシュのソウルコアを指定されたスピリット上に置くことで発動する「超煌臨」
・後述の「契約スピリット」と綿密な関係を持つ「契約煌臨」「超契約煌臨」「裏契約煌臨」「最終契約煌臨」
などがある。
中には、コラボ限定だが「檀黎斗神煌臨」というぶっ飛んだ名前の効果もある。
サポート効果としてはスピリット状態のブレイヴでも煌臨を可能にする「装填」がある。
チェンジ
2018年、仮面ライダーとのコラボで初登場。
手札にあるユニットと条件を満たしたユニットをコストを支払う事で入れ替える能力。
コラボブースターで登場したキャラクターが持っている事が多い。
2018年、神煌臨編で登場
わかりやすく説明するとネクサスが「土地」「建造物」等であれば創界神ネクサスは「土地神」である。
世界の創造主たる神々が属するカードであり、ギリシャ神話や日本神話をモチーフとしたカードのほか、アニメに登場したキャラクター自身がカード化する際もこのカードになる場合が多い。
注意点は創界神ネクサスを対象とした効果しか受けないという点
例えば「ネクサスを破壊する」効果では創界神ネクサスを破壊できなかったり、創界神ネクサス上に置かれたコアは「界放」のように創界神を指定した効果でないと動かすことができない。
その一方でネクサスとして『参照』することが可能だったり、基本的な扱いはネクサスと同じだったりなど、細かい査定に関しては各々で調べてほしい。
基本的に直接戦いに関与するというよりもは、「神技」「神域」でカードのサポートや除去を行う。
2019年には創界神本人がバトルできる「転神」という効果も出ている。
ほとんどのカードは「神(ゴッド)シンボル」という特別なシンボルを持つ。
出た当時は触れるカードがなかったが、時代の流れとともに除去できるカードが少しずつ増えてきている。
とはいえ、低コストで配置でき、破壊されにくい足場というのは今も昔も変わっていない。
転醒
2020年、転醒編で登場。
条件を満たした後にソウルコアを発動元となるカードに置く事でカードが裏返る効果。その為、この効果を持つカードは必然的にリバーシブル仕様である…この仕様から相手に手の内がバレてしまう為、スリーブの使用が推奨される。
発動後はカウントエリアにボイドからコア指定された数を置いてカウントしなければならない。
ちなみに、両面のカードは両面で一つのカードとして扱われる。例えば転醒を持たない仮面ライダーWサイクロンジョーカーと転醒を持っているバージョンはそれぞれ別扱いとなる為、どちらも3枚ずつ投入可能というわけである。
ミラージュ
2021年、真転醒編で登場。
コストを支払ってバーストエリアに表向きでセットし、効果を発揮し続けるカード。
いわばバーストにネクサスやマジックの効果を合わせたようなものだが、実装後もバーストは続投。
この効果はスピリット、ネクサス、マジック、アルティメットなど殆どのカテゴリーが有している。
契約スピリット/契約アルティメット
2022年、契約編で登場。
ゲーム開始時に1枚、初手に加えることができるカード。
最大の特徴として、フィールドを離れるとき魂状態という、触れない(参照できない)特殊な状態になってフィールドに残り、契約煌臨を発揮する際に煌臨元にできるというもの。
煌臨の欠点として煌臨元となるスピリットが煌臨する前に除去される。というものがあったが、それをカバーする画期的な存在となっている。
また、転醒編から登場した「カウント」と綿密な関係を持つものが多く存在しており、ほとんどのカードは一定のカウント以上で追加効果とBP上昇を得れるOC(オーバーカウント)という効果を内蔵している。
契約編の終盤からは、契約アルティメットや契約煌臨を持つアルティメットが登場した。
世界
バトルスピリッツの背景世界は『異界グラン・ロロ』と呼ばれる、地球とは異なる異世界を舞台にしており、6色の世界とその間にある狭間の世界で構成される。アルティメット編では地域と呼ばれるぐらいにそれぞれの世界の距離が縮まった。
また、『異界グラン・ロロ』という名前は地球から来た放浪者ロロに由来し、かつて虚無の軍勢やガイ・アスラの手で6つの世界が滅びた際に不死身の体を得た彼の体を元に世界が再構成したのである。
しかし、神煌臨編において、このグラン・ロロさえも多次元宇宙『神世界』のうちの一つでしかなかったという事が判明している。虚無の軍勢もこのパラレルワールドからやって来たスピリット達だったのである。
時代はロロが活躍した鉄の時代→世界が6つの国となった覇王編→昼だけの世界にしようとする太陽の軍勢と夜だけの世界にしようと目論む月の旅団が争う星座編→6色の属性が光と闇の勢力に分かれた剣刃編→グラン・ロロのジャパングで起きた戦乱を描く烈火伝→中央大陸を舞台にスピリットがレースを繰り広げる十二神皇編→そして再び世界が6つの断絶された煌臨編〜神煌臨編の順になっている。
また、少年激覇ダンに登場する異界グラン・ロロのモデルだが、設定が変わっている。(異界と地球は太古の神々の手で作り出されたもので両方とも異界であると見なされている。先述の通り、後に本当になってしまったのだが。)以降のアニメ作品ではフレーバーテキストを思わせる展開がなされるようになった。
- 赤の世界
赤の世界は、竜が支配する炎渦巻く戦いの世界。
――『赤の世界/赤き神龍皇』フレーバーテキスト――
火山や丘陵、渓谷が多く点在する熱帯気候の国。ドラゴンや、恐竜の類いが多数生息する。哺乳類も一応は存在するが、体表から炎を発している。人種はドラグノと呼ばれる竜人。シンボルはルビー。日本神話やインド神話出典のスピリットの多くがこの世界出身。
属性としての赤は破壊効果でネクサスやスピリットを破壊するなどのアタックが得意。
- 紫の世界
紫の世界は、魔族たちが寝首を掻きあう常闇の世界。
――『紫の世界/紫の悪魔神』フレーバーテキスト――
中世欧州に酷似した佇まいの国。一見平穏に見えるも、光届かぬ闇の世界で、死臭漂う町中、墓場や心霊スポットが犇めき、死霊や死体などクリーチャーと言っても過言でない者が生息する。シンボルはアメジスト。緑の世界に次いで中華系スピリットや和風スピリットも多い。著名な勢力に七つの大罪をモチーフとした「魔界七将」、円卓の騎士をモチーフとした「闇騎士」(リーダーは騎士の覇王ソーディアス・アーサー)などがある。剣刃編からアステカ神話系も増えつつある。
属性としての紫はコアを外したり、トラッシュから蘇ったりするなどの戦法が得意である。
- 主な系統:魔神、魔影、冥主、夜族、無魔、妖蛇など
- 主なスピリット:魔界七将デスペラード、呪の覇王カオティック・セイメイ、騎士の覇王ソーディアス・アーサー、滅神星龍ダークヴルム・ノヴァ、シキツルなど。
- 主な創界神:創界神ヘラ、創界神ディオニュソス、創界神オシリス、破壊の創界神シヴァ、創界神ククルカン、創界神マーリン創界神ツクヨミ(黄色との二色)、創界神イザナギ&創界神イザナミ(緑との二色)など。
- 緑の世界
緑の世界は、自然豊かな動物や虫たちの世界。
――『緑の世界/緑の自然神』フレーバーテキスト――
風が吹き荒ぶ丘陵森林地帯。動物や昆虫が多数生息するものの、体の一部分が植物になっている。人種はアントマンと呼ばれる昆虫人。シンボルはエメラルド。和風や中華系スピリットが多く存在している。
属性としての緑はコアブーストや対象を疲労させる戦法が得意。最近は青属性に多かったギリシャ神話系のスピリットが多い他、他の色との組み合わせがしやすいのも特徴。
ちなみに、ケロロドラゴンがこの世界に迷い込んでおり、物語の公式設定にも一応は組み込まれた存在となっている。
- 主な系統:怪虫、殻人、爪鳥、剣獣、華兵、遊精など
- 主なスピリット:兵隊アントマン、烈の覇王セイリュービ、巨蟹武神キャンサード、蜂王フォン・ニードなど。
- 主な創界神:創界神アレス、創界神ヘルメス、創界神ホルス、創界神サラスヴァティー、創界神イザナギ&創界神イザナミ(紫との二色)など。
- 白の世界
白の世界は、極光輝き白銀に覆われた機械の世界。
――『白の世界/白き機神』フレーバーテキスト――
万年雪、氷山と豪雪地帯。生き物全てが機械化されており、街も風景も要塞で移動も兵器に近い。人種はサイボーグであり、女性も表情はガラス細工と言えなくもない。シンボルはダイヤモンド。ケルト神話や北欧神話や北米関連の人名が多数。魚類などの水生生物の数も青の世界に負けず劣らず多い。近年はインド神話系も増えてきた。
属性としての白はバウンスや特定の色の効果を無効化するなどの守備が得意。なお、緑に負けず劣らずコアブーストできるカードもある他、防御系の効果のみならず相手のブロック無視効果や攻撃にも防御にも使えるスピリットの回復効果など攻撃性能も侮れない。
- 主な系統:機獣、武装、動器、機人、氷姫、空魚など
- 主なスピリット:要塞皇オーディーン、獅機龍神ストライクヴルム・レオ、氷の覇王ミブロック・バラガン、未の十二神皇グロリアス・シープなど。
- 主な創界神:創界神アルテミス、創界神トト、創界神アテナ、創界神テスカトリポカ、創界神クリシュナ維持の創界神ヴィシュヌ創界神アマテラス(赤との二色)、など。
- 黄の世界
黄の世界は、ポップでキュートな不思議世界。
――『黄の世界/黄の夢想神』フレーバーテキスト――
光輝くメルヘンチックな世界。紫の世界とは真逆にトゥーンと云える生き物が生息する。人種は妖精や天使、女神と言った者が多く、男性の比率が限りなく0に近い。(いないわけではないが。)シンボルはトパーズ。おとぎ話関係の名称が多い。エジプト神話関連のスピリットも多く生息している。あと、ペンタンもこの世界の生まれである。女性型スピリットは萌え系に近いデザインが多いのが特徴(アニメ第一作の時点でネタにされている。)
属性としての黄色はスピリットの効果やマジックとのコンボを主軸とするのが得意であり、ライフ回復効果、アタック及びブロック不可効果は黄色属性の十八番
- 青の世界
青の世界は、巨人と獣人が相争う大海と大会の世界。
――『青の世界/青き異神』フレーバーテキスト――
大部分が海。街も水や地中海の国々に関連するものが多く、住民全員が巨人か獣人。生き物も合成獣かゴーレムといった者ばかり。シンボルはサファイア。アラブ系やメソポタミア神話、ギリシャ神話、クトゥルフ神話の名称が多い。モンゴクウやナタ・ゴレムのような中華系スピリットも多い。烈火伝からは赤属性に多かったインド神話系と仏教系が、煌臨編からは黄色属性に多かったエジプト系が増えている。
属性としての青はネクサスとの連動やデッキ破壊が得意で、赤に負けず劣らず対象を破壊する効果を持つカードが多いが、赤がBPを参照とした破壊なのに対して青はコストを参照とした。また、一時的に自身のスピリットを最高レベルとして扱うことも出来る効果を持つ。
- 主な系統:造兵、獣頭、異合、闘神、海首など
- 主なスピリット:森羅龍樹リーフ・シードラ、英雄巨人タイタス、巨人大帝アレクサンダーなど。
- 主な創界神:創界神セト、創界神ポセイドン、創界神ヘファイストス、創界神ラクシュミー、創界神スサノヲ(赤との二色)、など。
バトスピには上記の通り、6つの色および属性が存在する。しかし、それらを混ぜることだって可能であり、ソードアイズの時期に出てきた「連鎖」はまさにこれを利用した効果である。
端的に言えば攻撃性能やドローに長けた赤属性と防御、バウンス能力に秀でた白属性のカードを用いることでお互いの得意不得意を補完しあうというもの。これに限らず、スピリットやネクサスの中には異なる二色のシンボルを持つものも存在し、さすがにシンボルは6つも無いが自身を含めて、シンボルの色を変化できるものもいる。
しかし、これらにも弱点は存在する。それは、ただ組み合わせただけではコアの管理や軽減シンボルでの軽減が困難になり非常に扱いづらく、きちんとしたデッキ構成を考えなければならない。白のスピリットが持つ装甲にも引っ掛かりやすいのだ。
その為、もしも色を組み合わせる時は「白の軽減も持つ赤のスピリット」と「赤の軽減も持つ白のスピリット」のようにお互いの軽減を持つスピリットを採用しよう。近年ではアマテラスやスサノヲ、ツクヨミ等のアマハラに属する創界神達が二色運用の前提となっているため、「混色デッキを使ってみたい」という方にオススメしたい。
デッキに採用する色の数によって難易度は当然、増すが六色で運用するデッキも存在し、異なる色を組み合わせる事もバトスピの醍醐味なので是非試して欲しい。
- その他の系統
属性固有ではない背景世界の物語の根幹設定に関わる系統のみ記載。
放浪者/交渉人/星文学者/竜騎士/六楯帝/先導者/:それぞれの弾を代表するフレーバーテキストの主人公が属する系統。全てプロモーションカード。
道化:ピエロをモチーフとした系統。ロロの案内人が属する。
虚神/神将/竜騎/龍帝:異世界エジットからやって来たスピリットで、第一部『異界見聞録』における敵勢力。虚神はこの軍勢のボス格。竜騎は読んで字のごとく、龍帝に騎乗する者達である。
星魂/光導/神星:それぞれ星座/12星座/惑星をモチーフとした系統。星そのものと連動した存在。
雄将/覇皇:物語や歴史上の偉人、英雄をモチーフとした系統。覇皇はバーストを持っている。
剣刃:ブレイヴが持つ系統で、光と闇の6属性を象徴する剣はソードブレイヴと言われる。
新生:主にアルティメットやムゲン、イアン、など逆転大陸や上陸大陸の生まれの存在が属する。
調査員:アンタークと共に歴史を調査する6人の調査員が属する。
極女王:究極なる女王アンタークが持つ系統。
家臣/主君:戦国武将とその家臣を元ネタとした系統。
十干/神皇:干支をモチーフとした系統。神皇はなかでも十二支に相当し、海外版から猫、イタチの個体も存在する。
絶晶神:コアの力そのものを司る神々が属する。あの悪名高き絶対なる幻龍神アマテラス・ドラゴンもこの系統。
創界神:それぞれの異世界を統べる創界神ネクサスが所属する系統。神話に登場する神が元ネタで、名前も原典そのまま。
化神/界渡:創界神の眷属や化身たるスピリットが属する。
誕晶神:誕生石をモチーフとしたスピリットが所属する。
テレビシリーズ
最強銀河究極ゼロまではメ~テレ制作・テレビ朝日系列放送、アニメーション制作はサンライズ。ニチアサキッズタイム内で放送された。日曜朝7時にバンダイのおもちゃを題材にしたアニメを放送するのは2001年から2004年までに放送されたクラッシュギアシリーズから約3年半振りである。
『ダン』/『ブレイヴ』/『サーガブレイヴ』/『ガレット』/『ミラージュ』の5作品は世界観が共通しているため、『異界見聞録シリーズ』と呼称されているが、その他の作品は登場人物や世界観が完全に異なる。
ただしゲーム『バトルスピリッツ 輝石の覇者』ではトッパとダンが、ドラマCD『最強銀河究極ゼロ』(DVD特典のため一般発売はされていない)では『究極ゼロ』・『覇王』・『ソードアイズ』のキャラクターが、烈火魂の正月特番ではバシンが烈火魂の世界に登場という共演ケースが存在する。
一方でスタッフ陣は「激覇」以降、キャラクターデザインを除き継続されていることが多く、過去シリーズで演じた声優の再起用も多い。
数ヵ月の充電期間を経た「バトルスピリッツ烈火魂」からは放送局がテレビ東京、アニメーション制作がバンダイナムコピクチャーズに変更となり(これを機にメインスタッフも一新される)、放送時間帯も日曜朝から平日午後へ移動する。矢立肇のクレジットも存在しており、サンライズ時代の名残は一部で残っているようだ。
ダブルドライブ以降は新作アニメが途絶えたと思われていたが、2018年12月26日に『少年激覇ダン』と『ブレイヴ』のその後を描く新作『サーガブレイヴ』の制作が発表、YouTubeでWebアニメとして全3話が配信された。また、サーガブレイヴ第3話配信後には更なる続編として『赫盟のガレット』が2020年夏から同じくYouTubeで全5話が配信された。さらに、その続編として『ミラージュ』が製作されることが明らかになった。
放映環境に応じて作風にも変化があり、テレビ朝日〜テレ東時代はシリアスな作品でもそれなりにギャグが挟まれるなどの描写があったが、ネット配信に移行してからはこれまで以上にシリアスさが増している。
召喚演出は『バシン』時点ではどこからともなく現れ、スピリット同士のバトルもあっさりしていたが、『ダン』以降は虚空に現れたコアが割れてスピリットやブレイヴが召喚されるという演出が取られたり、単なるカードゲームアニメの域に止まらない躍動感のあるバトルを展開した。
人差し指と中指でカードを傾けてアタックの指示を下すという演出も、現在では人差し指でカードを突くことで自動的にカードが傾くという演出に変わった。
テレビ朝日系列放送(メ~テレ制作)
1:バトルスピリッツ 少年突破バシン | 2:バトルスピリッツ 少年激覇ダン |
---|---|
3:バトルスピリッツ ブレイヴ | 4:バトルスピリッツ 覇王 |
5:バトルスピリッツ ソードアイズ | 6:最強銀河究極ゼロ~バトルスピリッツ~ |
テレビ東京系列放送
作品カウントはテレビ朝日から継続。
YouTubeでの公開
「ゲート・オープン、界放!」
アニメ版バトスピでスピリットや魔法などの効果が実際に現れるバトルを始める際の決まり文句。作品によって異空間やVR世界への移動や3Dモデルを表示するシステムを起動するなど設定の違いはあるが、一貫して使われている。普通のカードゲーム対戦でゲーム開始時のコールとして使われている描写はほとんど無い(一応烈火魂|での描写など全く無いわけでもない)。
「ライフで受ける!」
バトルスピリッツのゲームシステム上プレイヤーが持つライフは基本的に5個であり、細かい点数計算の余地が無く単純に5回攻撃を受ければ負ける為、最悪5体のスピリットの攻撃を1ターンで受ければ即敗北する事から相当リスクのある行動になるが(この辺りの駆け引きがバトスピの骨頂)、それを踏まえて敢えて選択する(作品によっては激痛を伴う)勇気と覚悟を持ったCV付きの台詞が伴って、ファンからはアニメ版バトスピを象徴する台詞と捉えられている(他のTCGでは「(攻撃をクリーチャーでブロックせずに)通す」「ダイレクトアタック」「ノーガード」等の表現が使われている)。
漫画
アニメ作品のコミカライズがケロケロエース(バシン~覇王)、最強ジャンプ(覇王~)にて連載されていた。
また、女子高のバトスピ部の日常を描いた『バトスピ!私たちバトルスピリッツ部ですっ☆』がヤングエースにて連載された。
ドラマCD
バトルスピリッツのフレーバーテキストの世界観をドラマCD化したもので、ベースは放浪者ロロ『異界見聞録』(第1弾から第8弾までのストーリー)。
プレミアムバンダイ限定の『ギャラクシー渡辺プレゼンツ バトスピ大好きスペシャルデッキ&ドラマセット』に付属していたドラマCDで、「ロロとトリックスターの異界見聞録」(黄色の世界での冒険がベース。第1弾に付属)・「異界見聞録 完結編」(終盤での冒険が原作。第2弾に付属)の2作ある。
構築済みデッキ&ブースターパック
一番のレアリティとしてXレアが存在していたが、烈火伝よりそれを上回るXXレアが登場した。
構成数はC・U・R・M・X・XXの種類を合計したものであり、「+○」はキャンペーンカードor差し替えカードを指す。
発売年月 | 名称副題 | 構成数 | 紋章 | その他備考 | ナンバー |
---|---|---|---|---|---|
2008/9/13 | (無印) | 115 | ライフコア | 赤、紫、緑、白のみ | BS01 |
2008/12/11 | 激翔 | 115 | 翼 | 黄色参戦 | BS02 |
2009/3/6 | 覇闘 | 115 | 兜 | 青参戦 | BS03 |
2009/6/11 | 龍帝 | 118 | ドラゴンの頭 | BS04 | |
2009/8/7 | 皇騎 | 88 | 剣と盾 | 少年突破バシン放送終了 | BS05 |
2009/9/10 | 紅蓮の稲妻~BLAZING THUNDER~ | 20 | 舵輪 | SD01 | |
〃 | 白銀の機神~DIAMOND DEITY~ | 20 | 舵輪 | SD01 | |
2009/11/6 | 爆神 | 118 | 輪を持つ光 | 少年激覇ダン放送開始 | BS06 |
2009/12/10 | 轟天のヘヴンズドア~ROARING HEAVEN'S DOOR~ | 21 | 舵輪 | SD02 | |
2010/2/5 | 天醒 | 88 | 流星 | BS07 | |
2010/5/13 | 戦嵐 | 90 | 断つ刃 | BS08 | |
2010/8/6 | 超星 | 90 | 二重の輪と星 | Xレア6属性 | BS09 |
星座編
星座(系統:星魂/光導)や惑星(系統:神星)モチーフのカードが多く登場。バトルスピリッツブレイヴとタイアップしている内容となっているが、フレーバーテキストの世界観上では覇王編の後となっている。
2010/9/10 | 馬神ダンデッキ 太陽の合体ドラゴン | 18 | 大小の星 | ブレイヴ初導入 | SD03 |
2010/11/12 | 八星龍降臨 | 114+6 | 大小の星 | BS10 | |
2011/2/11 | 灼熱の太陽 | 84+6 | 輝く星 | BS11 | |
2011/5/13 | 月の咆哮 | 84+6 | 三日月と小さき光 | BS12 | |
2011/7/22 | 星空の王者 | 84+6 | 弓矢と星 | BS13 |
覇王編
世界各国の英雄/物語の登場人物(系統:雄将/覇皇)をモチーフとしたシリーズ。バトルスピリッツ覇王とタイアップしている。
2011/9/16 | 陽昇ハジメデッキ バーストヒーローズ | 40 | 光 | バースト導入 | SD06 |
2011/10/8 | 英雄龍の伝説 | 120+1 | 炎 | BS14 | |
2011/12/16 | 黄金の大地 | 90 | 火山 | BS15 | |
2012/3/9 | 爆烈の覇道 | 90 | 炎 | 100億枚突破 | BS16 |
2012/5/25 | 剣舞う世界 | 90 | 剣 | BS17 | |
2012/7/28 | 覇王大決戦 | 90+7 | 地球儀 | BS18 |
剣刃編
光と闇陣営の6属性にそれぞれ存在する系統:剣刃を持つブレイヴ『ソードブレイヴ』が登場。
効果の上限を上げる『強化』、特定属性と連動して発揮される『連鎖』がこのシリーズで導入された。
カード上部にあった英語表記と、収録弾を示す紋章が廃止された。
バトルスピリッツソードアイズとタイアップしている。
2012/9/8 | ツルギデッキ シャイニングチャージ | 18 | 強化並びにソードブレイヴ導入 | SD10 |
〃 | 白夜王ヤイバデッキ ダークラッシュ | 18 | 連鎖並びにソードブレイヴ導入 | SD11 |
2012/10/13 | 聖剣時代 | 114+8 | BS19 | |
2012/11/16 | 属性開眼デッキアメジスト/エメラルド/トパーズ/サファイア | それぞれ40 | SD13〜16 | |
2012/12/21 | 乱剣戦記 | 84+8 | 100億枚突破 | BS20 |
2013/3/8 | 光輝剣武 | 84+8 | BS21 | |
2013/3/22 | 新ツルギデッキ ダークネスファング | 40 | SD17 | |
2013/5/24 | 暗黒刃翼 | 84+8 | BS22 | |
2013/8/9 | 剣刃神話 | 84+8 | 抜刀導入 | BS23 |
アルティメットバトル編 <1>
新カード「アルティメット」が登場。覇王編を最後に廃止された収録弾紋章の代わりに、どの編で収録・再録されたのかを示す「ブロックアイコン」が記載されるようになった。
最強銀河究極ゼロとタイアップしていたが、最終回を迎えた後も数弾が発売されている。
2013/9/14 | アルティメットデッキ 灼熱のゼロ | 40 | アルティメット登場 | SD19 |
〃 | アルティメットデッキ 白銀のゼロ | 40 | SD20 | |
2013/10/26 | アルティメットバトル01 | 114+8 | BS24 | |
2013/12/14 | アルティメットデッキ 疾風のゼロ | 40 | SD22 | |
〃 | アルティメットデッキ 明けの明星のエリス | 40 | SD23 | |
2014/1/11 | アルティメットバトル02 | 83+8 | BS25 | |
2014/3/21 | アルティメットバトル03 | 83+8 | トリガーカウンター導入 | BS26 |
2014/4/26 | アクセル全開デッキ 紺碧のゼロ | 40 | SD24 | |
〃 | メガデッキ 究極フルスロットル | 40 | 初となるメガデッキ | SD25 |
2014/5/24 | アルティメットバトル04 | 83+8 | BS27 | |
2014/8/9 | アルティメットバトル05 | 83+8 | BS28 | |
2014/10/11 | アルティメットデッキ 新たなる太陽 | 40 | SD26 | |
2014/10/25 | アルティメットバトル06 | 83+8 | BS29 | |
2014/11/15 | スペシャルデッキセット 12宮Xレアの輝き | 35 | SD27 | |
2014/12/13 | アルティメットデッキ 深緑の大地 | 40 | SD28 | |
2015/1/17 | アルティメットバトル07 | 83+8 | BS30 |
烈火伝編 <2>
日本の戦国時代をモチーフとした章。ソウルコアが初めて導入された。バトルスピリッツ烈火魂とタイアップした内容となっている。
2015/4/11 | ソウルデッキ 戦国紅蓮 | 40 | ソウルコア導入 | SD29 |
2015/4/25 | 烈火伝第一章 | 122 | 新レアリティXXレアが初登場 | BS31 |
2015/7/4 | ソウルデッキ 烈風忍者 | 40 | SD31 | |
2015/7/25 | 烈火伝第二章 | 91 | BS32 | |
2015/10/17 | 烈火伝第三章 | 91 | BS33 | |
2015/11/14 | メガデッキ 魔王襲来 | 21 | 六天連鎖導入 | SD32 |
2016/1/30 | 烈火伝第四章 | 91+6 | BS34 |
十二神皇編 <3>
干支をモチーフとした章。バトルスピリッツダブルドライブとタイアップした内容になっている。
十干や神皇(十二支モチーフ)のカードが多く登場した。
2016/4/9 | バトスピスタートデッキ 十二神皇降臨 | 40 | 封印導入 | SD33 |
〃 | バトスピスタートデッキ 異魔神襲来 | 40 | 異魔神ブレイヴ導入 | SD34 |
2016/4/29 | 十二神皇編第1章 | 110+5 | BS35 | |
2016/7/30 | 十二神皇編第2章 | 85+2 | BS36 | |
2016/9/24 | 十二神皇編第3章 | 85+1 | アクセル導入 | BS37 |
2016/10/15 | バトスピダッシュデッキ 神速封印 | 40 | SD35 | |
2016/11/19 | メガデッキ 獄炎のブラム・ザンド | 40+3 | ソウルドライブ導入 | SD36 |
2016/12/17 | 十二神皇編第4章 | 132+2 | BS38 | |
2017/2/25 | 十二神皇編第5章 | 133 | BS39 |
煌臨編 <4>
キーワード能力煌臨が初登場。超煌臨編からバトルスピリッツサーガブレイヴとタイアップした内容になっていく。
2017/4/15 | バトスピスタートデッキ 煌臨スル神皇 | 40 | 新ギミック「煌臨」が初収録 | SD37 |
〃 | バトスピスタートデッキ 煌臨スル龍皇 | 40 | 新ギミック「煌臨」が初収録 | SD38 |
2017/4/29 | 伝説ノ英雄 | 115 | BS40 | |
2017/7/29 | 蒼キ海賊 | 115 | BS41 | |
2017/9/9 | バトスピダッシュデッキ 鉄壁ナル龍ト神 | 40 | SD39 | |
2017/10/28 | 革命ノ神器 | 115 | BS42 | |
2017/11/18 | メガデッキ 暁ノ忍法帳 | 40 | SD40 | |
〃 | メガデッキ 双黒ノ龍皇 | 40 | SD41 | |
2018/1/27 | 選バレシ者 | 140 | BS43 |
神煌臨編 <5>
2018/4/7 | バトスピドリームデッキ 太陽と月の絆 | 17+2 | 「創界神ネクサス」が初登場 | SD43 |
〃 | バトスピドリームデッキ 光と闇の邂逅 | 17+2 | 「創界神ネクサス」が初登場 | SD44 |
2018/4/21 | 創界神の鼓動 | 122 | Xレアのネクサスが通常ブースターに初収録 | BS45 |
2018/7/28 | 蘇る究極神 | 122 | BS46 | |
2018/10/27 | 神々の運命 | 125 | BS47 | |
2018/12/8 | メガデッキ 灼熱の神皇 | 19+4 | SD46 | |
〃 | メガデッキ 翡翠ノ神皇 | 19+4 | SD47 | |
2019/1/26 | 神の帰還 | 122 | BS48 |
超煌臨編 <6>
2019/4/13 | バトスピダッシュデッキ 開闢の剣 | 18+1 | 「神話ブレイヴ」導入 | SD48 |
2019/4/27 | 神話覚醒 | 123 | BS48 | |
2019/6/15 | アイツのデッキ | 18+3 | SD49 | |
2019/7/27 | 双刃乃神 | 123 | BS49 | |
2019/10/26 | 全知全能 | 126 | BS50 | |
2019/12/7 | メガデッキ ダブルノヴァデッキX | 20+4 | SD51 | |
2020/1/25 | 神攻勢力 | 125 | BS51 |
転醒編 <7>
新ギミック「転醒」導入。第二章からバトルスピリッツ 赫盟のガレットとタイアップ。
2020/4/11 | バトスピダッシュデッキ 創醒の書 | 16+1 | 新レアリティ「転醒レア」・「転醒Xレア」が初登場 | SD50 |
2020/4/25 | 輪廻転生 | 99+11 | BS52 | |
2020/8/29 | 神出鬼没 | 100+15 | ゼノンザードとのコラボ実施 | BS53 |
2020/10/31 | 紫電一閃 | 100+3 | BS54 | |
2020/12/12 | メガデッキ 覇王見斬 | 20+1 | SD56 | |
〃 | メガデッキ 魔王災誕 | 20+1 | SD57 | |
2021/1/30 | 天地万象 | 100+9 | BS55 |
真・転醒編 <8>
新ギミック「ミラージュ」導入。
2021/4/24 | 世界の真実 | 98+3 | 新ギミック「ミラージュ」が初登場 | BS56 |
〃 | バトスピダッシュデッキ 革命の竜騎士 | 16+1 | SD59 | |
2021/7/31 | 究極の神醒 | 98+10 | BS57 | |
2021/10/30 | 始原の鼓動 | 98+9 | BS58 | |
〃 | バトスピエントリーデッキ 紫翼の未来 | 16+1 | SD60 | |
〃 | バトスピエントリーデッキ 白銀の記憶 | 16+1 | SD61 | |
2022/1/29 | 運命の変革 | 98+9 | BS59 | |
2022/3/26 | メガデッキ 光主の共鳴 | 20+3 | SD63 |
契約編 <9>
2022年3月4日、公式Twitterによって情報公開がなされ、2022年3月13日に名称と詳細が公開された。
2022/5/28 | ファーストパートナー | 122+4 | 新レアリティ「契約Xレア」が初登場 | BS60 |
2022/6/25 | バトスピダッシュデッキ 無限の絆 | 16+1 | SD64 | |
2022/8/27 | リベレーションオブゴッド | 88+6 | BS61 | |
2022/10/29 | ライズオブライバルズ | 88+6 | BS62 |
コラボブースター/構築済みデッキ
バンダイがスポンサーを務めてきた作品とのコラボ。最初は東宝怪獣から始まった企画だが、バトスピのターゲット層的に圧倒的に仮面ライダーシリーズが多い傾向にありライダーコラボのガイドブックが出版されるほどである。意外にもアニメ系統のガンダムシリーズは遅めのコラボとなった。こうした背景にはコラボ元の作品が参戦していたカードゲームが終了してしまったという事情もあるようである。
実はバトルスピリッツが低迷した時期でコラボブースター・スターターを出したところ売り切れが出るほどの人気が出ており、バトスピの終了を回避し人気を回復したタイトルが存在している(主な例は、デジモン、仮面ライダー、ガンダム)。
コラボカードはバトスピのみの描きおろしが多く存在するため集めるだけでも買う価値はある。
バンダイがデジモンカードゲームを復活させるに伴い、競合を避けるためか、デジモンシリーズとのコラボは事実上終了している。その一方でウルトラシリーズは新たに『ウルトラマンカードゲーム』がリリースされる予定であるが、バンダイではなく円谷フィールズからのリリースになる為、コラボは継続予定。
仮面ライダーシリーズに関してはバンダイが2022年に立ち上げたTCG『ユニオンアリーナ』に参戦しており、コラボが打ち切られるかは未定。
既にブシロード社がTCGヴァイスシュバルツに参戦させている『ペルソナ3リロード』ともコラボ予定との事である。
属性について
原作のバトスピと同様にモチーフや効果にあった属性が選ばれる事も少なくないが(仮面ライダーブレイド、仮面ライダーディケイド、ウルトラマン、袖付きなど)、中には外見の色でカテゴライズされているパターンや(仮面ライダーカブトや機動戦士ガンダム00など)、明らかにその属性じゃないだろというなりのキャラクターも存在する(仮面ライダーバースなど)。
なのでこのシリーズにおいてはメカモチーフ=白属性になるという保証は無い。(仮面ライダーアクセルは一見赤属性か白属性に見えるが、風都の仮面ライダーである為、緑属性に割り当てられている。一方で仮面ライダースカルは見た目通り紫属性も兼ねているなどややこしいキャラクターもいる。)
とこのように属性のカテゴライズは通常シリーズとは少々趣きが異なる。
ウルトラマンは当初こそ青属性専用だったが、途中から赤属性(新世代ウルトラマンに多い)や白属性(M78スペースのウルトラマンに多い)が多くなった。
系統に関する扱い
ちなみに怪獣をテーマとしたコラボブースターには新規系統は登場せず、既存の系統が割り当てられているが、仮面ライダーコラボからはコラボブースター専用の新規系統が登場し始め(ただし、「仮面」の一つだけだったが、各ライダーが活躍した年号が系統になったり、敵キャラをモデルにした「仇敵」も登場し、こちらはウルトラマンのコラボ弾でも適用された)、デジモンコラボでは世代が新系統(成熟期など)として、ガンダムコラボではドル箱シリーズ故か、所属に由来した新規系統(袖付きやCB)が歴代最多で登場する破格の待遇を受ける事に。
既存の系統の割り振りの一例
※あくまでも傾向なので、系統と特徴が一致するわけではありません。
系統 | 傾向/該当カード |
---|---|
異合 | ガタノゾーア系譜、ゾイガー系、仮面ライダーオーズ、仮面ライダービルド、デ・リーパー、合体怪獣など |
怪虫 | モスラ系譜、メガギラス、カマキラスなど |
機獣 | メカゴジラ系譜など |
機人 | 特空機、イズ、ヒューマギア関連怪人&ライダー(滅亡迅雷.netを除く)など |
剣使 | 『仮面ライダーセイバー』登場ライダー |
光導 | ホロスコープス |
古竜 | ゴジラ系譜、一部の地球怪獣など |
詩姫 | 『アイカツ』シリーズ登場キャラクター |
獣頭 | 『仮面ライダーリバイス』登場ライダーなど |
呪鬼 | 『仮面ライダー響鬼』登場ライダーなど |
樹魔 | ビオランテ、マタンゴ、植物系デジモンなど |
神皇 | デーヴァ |
刃虫 | バトラ系譜、アントラーなど |
造兵 | エヴァンゲリオン、キングジョー系譜など |
四導 | 『仮面ライダー剣』登場ライダー |
主君 | 仮面ライダー鎧武 |
星竜 | スペースゴジラ、キングギドラ、マガオロチ系譜、ゼットン系譜など |
戦騎 | 『仮面ライダー龍騎』登場ライダー、ロイヤルナイツなど |
戦姫 | 女性ライダー(仮面ライダーポッピーを除く) |
想獣 | 幻獣・聖獣型デジモン |
地竜 | アグモン系譜、ゴモラ系譜など |
天霊 | 天使系デジモン(堕天形態やシャッコウモン含む) |
動玩 | 『仮面ライダーエグゼイド』登場ライダー |
動器 | ディスクアニマル、ゴジラシリーズのライドメカ |
闘神 | ウルトラマン、闇の巨人、エースキラーなど |
忍風 | バルタン星人、仮面ライダーニンニンコミックフォーム |
爆蒼 | 『仮面ライダードライブ』登場ライダー |
漂精 | テリアモン系譜(ラピッドモンまで)、ピグモン |
武装 | 『仮面ライダーフォーゼ』登場ライダーなど |
魔影 | 『仮面ライダーゴースト』登場ライダー |
無魔 | 仮面ライダーゲンムゾンビゲーマーレベルX-0、仮面ライダースカル |
冥主 | ダークライダー、擬似ライダー、怪人、闇の巨人、敵宇宙人、七大魔王、ケラモン系譜など |
滅龍 | ギルモン系譜 |
勇傑 | ウルトラ6兄弟 |
妖戒 | レナモン系譜 |
翼竜 | ラドン系譜 |
夜族 | 『仮面ライダーキバ』登場ライダー(イクサ除く)、グロンギ、ヴァンデモン系譜 |
カードのカテゴライズ
各作品に纏わるフィールドはネクサスになっている点は従来のシリーズと同様だが、それ以外のカテゴライズは事情が異なる。
ゴジラシリーズでのライドメカはスピリット扱いとなっており、コラボ元に登場する武器やイマジン、ガンダムのパイロットはブレイヴ扱いとなっている(ガルーダやズバモンといった武装に変化するメカやキャラクターもこちらにカテゴライズ)。
ただし、ライダーマシンやウルトラシリーズのライドメカはネクサス、変身アイテムや必殺技はマジック(エヴァの名シーンもこの扱いである)、変身者は創界神ネクサス扱いとなっている。
また、基本的にアルティメットは収録されないが、仮面ライダークウガ(アルティメットフォーム)やン・ダグバ・ゼバは例外的にアルティメットにカテゴライズされている。
コラボが続いていくと同じキャラクターをモデルとしたカードが収録される事があるが、カード名に番号を振ったり、称号が付く、系統や効果が変わるなどして全くの別カードとして扱われているのでそれぞれ3枚ずつデッキに入れる事ができる。
コラボパック成立以前
また、コラボブースター以前にはケロロ軍曹や天海春香がコラボするなど、他作品とのコラボがなかった訳ではない。そのうちアイマスのコラボブースターとか出るのかもしれない。
ディーバブースター
系統:詩姫のスピリットが主役。歴代のスピリット達が美少女化されて登場する。
女神達の調べ | 39 | BSC16 | |
詩姫の交響曲 | 45 | BSC18 | |
戦乱魂歌 | 57 | BSC23 | |
詩姫学園 | 64 | BSC28 | |
真夏の学園 | 64 | 真冬に発売 | BSC31 |
学園神話 | 64 | BSC33 | |
ドリームアイドルフェスティバル! | 67 | BSC35 |
余談
ラジオにもバトスピ大好き声優なるものがあり、なかなかの人気声優が揃っている。バトスピユーザーである声優もいる。
例:ショップバトルに参加し声で即バレしたフリーダムな方やアニメに何本も出演している人、カリスマにそっくりである相当な猛者などがいる。
関連イラスト
関連タグ
バーナビー・ブルックスJr.:TIGER&BUNNY2においてスポンサーとなり、バトスピのロゴが登場することに。1期では同じバンダイのカードゲームであるクルセイドがスポンサーだったのだが、ある意味でも入れ替わりとなった。
外部リンク
Battle Spirits バトルスピリッツ トレーディングカードゲーム