「我が友よ、時は来た・・・誇り高き白金の獅子!獅機龍神ストライクヴルム・レオ、召喚!!」
概要
カードテキスト
スピリット
8(4)/白/光導・神星
<1>Lv1 6000 <2>Lv2 9000 <4>Lv3 12000
Lv1・Lv2・Lv3【重装甲:紫/緑/白/黄】
このスピリットは、相手の紫/緑/白/黄のスピリット/ブレイヴ/ネクサス/マジックの効果を受けない。
Lv1・Lv2・Lv3
このスピリット以外の系統:「光導」/「星魂」を持つ自分のスピリットが疲労したとき、このスピリットは回復する。
【合体時】Lv3
系統:「光導」/「星魂」を持つ自分のスピリットすべてに白のシンボル1つを追加する。
シンボル:白
コンセプト:ヒラタリョウ
イラスト:斉藤和衛
イラスト:SUNRISE D.I.D.(最強銀河究極ゼロバトルスピリッツウエハース~疾風の王者~)
イラスト:ハング (スペシャルデッキセット【12宮Xレアの輝き】)
フレーバーテキスト:
十二宮の力を得てすべてが解放された姿は、まさに眠れる獅子の目覚め。
―星文学者リリア『八十八星夜話』獅子座―
効果解説
1つ目は、紫、緑、白、黄のスピリット、ブレイヴ、マジック、ネクサスの効果を受けない【重装甲】。最もメジャーな除去である赤を防げないのは難点だが、ブレイヴで赤の【装甲】を付加してやれば何の問題もない。ただし、アルティメットには耐性がない点は注意。
2つ目の効果は、「自身以外の系統:「光導」・「星魂」を持つ自分のスピリットが疲労したときに自身を回復する」という効果。
このカードの最大の肝とも言える効果であり、自分の「光導」・「星魂」がアタックして疲労するだけでもこのスピリットが起き上がるため、適当にこれらのスピリットを並べるだけでもかなりの回数の攻撃が可能になる。
その中でも特にストライクヴルム・レオを2体並べたときが凶悪で、
「レオAがアタック」→「レオBがアタック、Bの疲労でAが回復」→「回復したAがアタック、Aの疲労でBが回復」→*「回復したBがアタック、Bの疲労でAが回復」
・・・と延々と回復し続けるため、無限アタックが可能となる。
また、このカードを2体並べて片方に「突機竜アーケランサー」を合体させると、アーケランサーの効果を無限に使用することができ、無限にBPを上昇させることができる。このことから、BP上昇を繰り返す遅延行為を防止するため「この状況が成立した瞬間にアーケランサーが【合体】したレオのBPはMAX(無限大)として扱う」という異例の裁定が下っている。
3つ目の効果は、「合体時に自分の系統:「光導」・「星魂」を持つスピリットにシンボル1つを追加する」という効果。シンボル増加は単純かつ強力であり、前述の効果ともかなりマッチしている。ただし、これがなくても2つ目の効果だけで勝敗が決してしまうことがほとんどである。
アニメにおいて
TVシリーズバトルスピリッツ ブレイヴ最大のライバル月光のバローネが終盤使用する切り札。
後発作品では、最強銀河究極ゼロバトルスピリッツにてリクトやトーノが使用。また、「究極宮ボイド」には他の12宮と同様にこのスピリットの立像が置かれていた。
背景世界
月光神龍が太陽神龍と相討ちになり、白羊樹神セフィロ・アリエスの再生力で12宮Xレアの一柱として転生した姿である。
容姿自体はそれまでの機械龍然としたのとは裏腹に完全に四肢の獅子と化している。
リメイク
後にこのカードのブレイヴ版である獅子星鎧レオブレイヴが登場。こちらもアルティメットに対応した【装甲】である【超装甲】と疲労に纏わる回復効果を持ち、ストライクヴルム・レオを意識した効果となっている。
また、12宮の影と呼ばれるサイズダウン版の「ストライクヴルム・レオ・リバース」も登場した。
余談
- バローネが自分のキースピリットを「我が友」と呼ぶことから、ファンの間からは「レオ友」の愛称で呼ばれる。また、その外見からゾイドと揶揄されることも多い。
パロディとその後
- 『バトスピ大好き声優の生放送!』2011年9月14日放送分(※)の1コーナー『叫べ!必殺カード』では、名前が似ている『ウルトラマンレオ』のパロディで召喚口上が作られた。ちなみに歌唱は諏訪部順一氏である(ちなみにこの回でネタにされたカードは他に「イビルグライダー」がある)。
- この頃は単なるネタだったのだが、数年後に本当にウルトラシリーズとコラボしてしまい、「ウルトラ兄弟 ウルトラマンレオ」(CB22-040)がコラボブースター「ウルトラマン 受け継がれる光」に参戦。色も白属性、効果もレオ友のオマージュになっていた。
- 加えて諏訪部順一氏もウルトラギャラクシーファイトシリーズにてアブソリュートタルタロスを演じることになった。当時の氏がこれを見たら何を思うのであろうか…。
(※)この回の出演者は諏訪部順一氏、遠藤綾氏、阪口大助氏、浪川大輔氏、大浦冬華氏(現・緒乃冬華)となっている。