概要
バトルスピリッツブレイヴで初登場した赤属性の12宮Xレア。実際の商品では星座編第3弾「月の咆哮」に収録。
劇中では第31話から登場。ユース・グリンホルンがオーストラリアの古代遺跡から発見し、馬神ダンの手に渡った。ブレイヴキラーデッキを主体とする獄龍隊の台頭で太陽神龍ライジング・アポロドラゴンの活躍に陰りが見え始めていた時期に、ブレイヴしなくても強いという特性を活かして中盤の実質的なエースとして活躍した。終盤で光龍騎神サジット・アポロドラゴンがエースとなって以降もダンを支え続けた。
その効果というのが、レベル2〜3の時、相手スピリットがブロックした時相手とシンボルの数を比べ、多かった分だけ相手のライフを破壊するというものだが、この時点では相手スピリットとシンボルが互角である為、ライフを減らすことは難しい。しかし、これがレベル3となると話が変わってくる。「星魂」、「光導」を持つスピリットの数だけシンボルを増やして相手ライフを削る事が出来るのである。おまけに自身も系統が「光導」であり、ブロックされた時点で効果が発動する為、確実に相手のライフを削る事が出来てしまう。(「BPを比べて相手を破壊した時」ではないところがミソ。ちなみに激突を「装甲」などで無効化されても効果は据え置き。)
おまけにアニメ版では味方陣営くらいしかブレイヴデッキを扱ってこない(※)ので、この効果はこれでもかとぶっ刺さったのである…が、その効果があまりにも強過ぎて販促や脚本に支障が出ると見なされたのか、劇中では除去マジックやBPを下げるマジックで破壊される事も少なくなかったりする。
カードゲームでは合体させる事でより戦略の幅が伸びる。例えば、『武槍鳥スピニード・ハヤト』なら連続アタックを狙ったり、『刃狼ベオ・ウルフ』であれば相手スピリットを破壊して更に2つライフを削るという荒技も出来る。おまけにレベル2の効果が発揮しやすいというメリットもある(あくまでシンボルがあるブレイヴを合体させた場合)。
リバイバル版では新たに『真・激突』を習得、更にシンボル比較効果の対象にアルティメットが追加されてより扱いやすくなった。
弱点はコストが7と重たい事だが、「光導」サポート効果を持つスピリットやネクサスは非常に多いのでそこまで苦労はしないだろう。
(※)ブレイヴは単にシンボルを増やす手段としての側面もある。一応バローネもブレイヴ使いだが、シンボルを持たないブレイヴを中心に組んだデッキを扱うので、ドラゴニック・タウラスの餌食になってしまう。