CV:柿原徹也
概要
人類軍に所属し、「麗しのソフィア号」の操舵を担当する13歳の少年。
かつて異界魔族に自分の両親を殺された過去を持つ。当初は異界王を倒し、魔族にも憐憫の感情を見せるダンに対して反抗的な態度を取っていた。一度激昂すると周りが見えなくなる所があり、功を焦った結果「宝瓶神機アクア・エリシオン」を獄龍隊に奪われるという失態を犯した事も。
しかし、ダンや魔族でありながら魔族と人間が手を取り合う理想を掲げるデュックの息子ルガインと交流を深める内に魔族に憎しみを抱く自分のあり方に疑問を抱くようになり、両親を殺した元凶である摂政ジェレイドにトドメを刺せなかった。全ての戦いが終わった後は統一政府の管理局事務次官補として勤務しており、ルガインやザックと共に魔族と人間が共存できる社会の実現を目指している。
デッキは赤の爬獣・星竜、青中心でキースピリットは「龍星皇メテオヴルム」や「太陽神龍ライジング・アポロドラゴン」。
初期は少年激覇ダンのチャンピオンシップ時のダンに似たデッキを使っている。
カードバトラーとしての実力は初心者に毛が生えた程度の実力であり、ティーチングを兼ねたクラッキーとのバトルでは、ステップの順番を間違える程であった。24話の獄龍隊とのブレイヴキラーデッキを操るデュックとのバトルでは実戦経験の差もありデュックのライフを削ること無く完膚なきまでに倒された。それ以降はダンが組上げた12宮Xレアを軸にした新デッキの調整相手としてバトルをしている。
43話では、ライジングアポロドラゴンを組み込んだブレイヴデッキを使っている。
『バトルスピリッツサーガブレイヴ』で統一政府管理局事務次官補時代のユースが登場し、第3話で台詞があった。レオス・ギデオンがダンとのバトルの果てに「新たな未来」へと消えていった後、ギデオンの痕跡を調べるクラッキーやバローネ、イザーズ達に、ギデオン追跡を中断し「人類至上戦線カーディナル・サイン」による爪痕の後始末の方を優先することを進言し、その意見はクラッキーに受け入れられた。
また、そのさらに未来、31世紀の時代を描いた続編の『バトルスピリッツ赫盟のガレット』及び『バトルスピリッツミラージュ』では、彼の子孫である人間の女性「アルス・グリンホルン」(CV:緒乃冬華)が登場した。
アルス曰く、グリンホルン家はユース以降も代々統一政府に関わり続けてきたらしく、「バトルフィールドの外に目を向けよ」という家訓が伝わっているという。