CV喜山茂雄
概要
人類至上戦線「カーディナル・サイン」の首魁。オレンジ色の髪と顎髭が特徴の成人男性。
秘書のターナが彼に仕えている。
高いカリスマ性を持ち、部下達からは慕われている。
バローネを始めとする魔族達を劣等種と毛嫌いしている。過激な活動も辞さないが、『バトルスピリッツ』のルールのもとに決定することに反さない矜持は持っている。
弾とバローネの神々の砲台でのバトルで失われた12宮Xレアを全て手に入れ、魔術を駆使して新たなカードとして部下や魔族に与えている。
正体(※ネタバレ注意)
実は彼は、現代(魔ゐ達の時代)の人間で、さらに職業は戦場カメラマンである。
秘書のターナは、表向きはギデオンの専属通訳として行動を共にしている。
真の目的は全魔族を絶滅させて現在・未来の支配者になり、支配という秩序によって、己の理想とする争いのない世界を作る事。
かつてとある国の戦場に訪れ、そこでターナと出会い、魔族による支配が行われる未来を防ぐためにカーディナル・サインを設立した。
絶え間ない紛争や戦争の地獄を取材し続けて人間の作り出す世界に絶望しており、今は亡き異界王が「バトスピの元に全ての秩序を決める」と宣言したことに希望を抱いた。それゆえに、異界王の野望を打ち砕いた馬神弾に対しては恨みを抱いている。異界王の目的を知るべく異界見聞録を入手して古代魔術も習得し、12宮Xレアを全て集めてその力で「コアシステムが無く環境破壊で人類が自滅した未来」「600年に渡り人類が魔族に虐げられる未来」を知り、今の目標に至った。
また、計画を実行する過程でフィクサーと接触していたが、弾や異界王がフィクサーを「世界の矛盾の元凶」と嫌っていたのに対し、ギデオンはフィクサーを必要悪と評している。これは戦場ジャーナリストのギデオン自身もフィクサーが紛争の元凶と分かっているが、フィクサーの強大さが自分一人では太刀打ちできないこと・その権力自体は絶大なものであることを理解していたためであり、あえて紛争や戦争の原因であるフィクサーに接近して取り入って利用し、その力で魔族を滅ぼすことを企んでいた。
異界王も取り入って利用したフィクサーに対し、真正面から挑んで世論操作の前に敗れたダンのことを「幼かった」と評しており、ダンもそれは否定していない。
最後は弾に敗北するが12宮Xレア(ダンの手元にあった射手座、獅子座、蟹座を除く)を取り込み、第3の未来と称する時間軸を創造し、自分が支配して導くべく9枚の12宮Xレアと共にその世界に逃亡し現在から姿を消した。
ダンも12宮Xレアを取り戻すべく、その時空へ向かうことになる。
使用デッキ
系統「異合」を中心に組んだ青デッキでキーカードは「天蠍神騎スコル・スピアX」&「天蠍騎槍スコルランス」で、その他にも多数の十二宮Xレアも入れてあるがこれらすべてはギデオンの真のキースピリットである「魔星神ゾディアック・デスペリア」の効果の使用の為に、利用した。
余談
- 「バトルスピリッツ サーガブレイヴ」第3話&最新情報発表会『バトスピNight』
監督と脚本家により補足がなされた。
監督曰く、ギデオンは新たな時空を作り出しその世界に行ったとのこと。その世界が、OPラストや終盤の「破滅した世界」…。
冨岡淳広曰く、「ブレインコアはコアシステムのすごいもの」。脚本では「ブレインコア(仮)」のつもりで後からかっこいい名前をつけるつもりが、そのまま正式名称になってしまった。
また、声優の喜山氏は、バトスピのカードゲームもかなりやりこんでおり、最強銀河究極ゼロでは、ハンソ郎を演じている。