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必要悪

ひつようあく

必要悪とは、その名の通り必要的な悪である。
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「愛されるよりも恐れられた方がずっと安全である」マキャヴェリ

概要

」というものは、一般的には世を惑わす忌むべき存在というイメージが強い。
しかし、時と場合によっては「悪」というものは無くてはならない場合もある。例えば身近なものだと、タバコは健康に害なす嗜好品でありよく禁煙が呼びかけれているが、完全に禁止はされていない。そうすれば犯罪組織が密かに作るなりして返って状況が悪化してしまうといわれているためである。
また、「悪がいるからこそ自分達の正しさが証明できる」という裏返しにもなり、強大な悪の存在によって集団の結束が促される事がある。政治における過激なイデオロギーも、言ってしまえばこういう原理である。
このように、存在しなければより強大な負の要素を招いてしまう場合に必要とされる悪が「必要悪」である。

物語においては、世を正すためにあえて悪者を演じたり、課程や手段を選ばず場合によっては法や人の道から外れてでも大願を成そうとする人物や組織がこれに該当する。

※以下、記事の性質上ネタバレ注意※

代表的な必要悪キャラクター

夜ノ
ヤッターマンが築いた王国ヤッター・キングダムにおいて、圧政に苦しむ人々を救うため、「必要悪」として三悪の後継者となった面々。
  • 「ドロンボーがいる限り、この世にヤッターマンは栄えない!」
「ジュラル星人」の頭身がすごいと話題に
悪役である侵略宇宙人だが、彼らの悪行が結果的に人助けになったり研や人々との交流を経て、侵略行動に疑惑を抱くなどそこまで悪い宇宙人ではない。主な理由としては宿敵であるはずの研に助けられた恩から殺せなかった。妹のキャロンが人質にされたにもかかわらず見捨てようとした研の代わりに彼女を人質にした強盗を成敗。両親が毎日喧嘩という家庭に嫌気を差し放火に手を染めた雄一少年に「これから毎日家を焼こうぜ。」と煽り結果的に彼とその両親を改心させる。小泉ヘレンを虐待していた上報酬目当てでビルのコンサートホールに爆弾を仕掛けた義父を制裁。時代遅れとバカにされたおさむ君の父親の自殺を「手伝ってやろうか」と挑発して結果的に思いとどまらせる。飛行機を乗っ取ったハイジャックを撃退。継母と義姉にいじめられていたルミ子をパーティに招待させたうえ三郎君との素敵な出会いまでさせる。などなど。更にはボスである魔王は宇宙船が爆発しそうな時は自分よりも部下を優先的に逃がし、地球を破壊しかねない巨大隕石アイアン星から地球を守るため研に協力した。正義の味方だが人質などを見殺しにするなど容赦なく冷たい泉研とはまるで正反対である。また彼らの故郷であるジュラル星はもともと平和だったが地球人が地球の植物を植えたことにより生態系が崩れ滅びかけてしまったのでその点を考慮すると地球侵略は正当行為ともいえる。もしかしたら上記のドロンボー一味に次いで気の毒なのかもしれない…。
  • 「殺せない、私には殺せない…」
  • 「無益な殺生はやめなされ」
  • 「心だよ!感情だよ!地球の人々は守りあってる!美しいものに、泣くことさえあるんだ!」
ハカイダー
本作における主人公で、生きたいと願う者の味方。元はジーザスタウンの支配者であるグルジェフが欠陥品として処理したはずの人造人間だったが、暴力と洗脳によって人民を支配し、表面上では愛と平和を語りながらも、自分の意に沿わない人民や犯罪者を牢に入れて脳改造を施す等、とことん『正義』を権力として振りかざすグルジェフのやり方に怒り、あえて『悪』を名乗ってグルジェフ政権を打倒し、ジーザスタウンを救った。
  • 「自分の意志を持たぬのなら、生きていても仕方あるまい!」
  • 「生きたいか?自らの意思を持ち、生きるか?」(ハカイダーに対して恐怖に怯えず、面と向かった少年に対して放った発言。この後捕虜を全員逃がした。)※ディレクターズカット版でのセリフ
  • 「確かに…貴様が正義なら、俺は…悪だ!」(自分の行いを正義と自称するミカエルに対し、ハカイダーが放った台詞。)
ラオウ
北斗四兄弟の長兄。文明の崩壊した世界では「世紀末覇者拳王」を名乗り覇を唱えた。当初は己の野望のために無慈悲な殺戮を繰り返す暴君としてのイメージが強かったが、彼が乱世に君臨せんとしたその真意は、暴力に満ちた世界を正すにはそれを上回る力と恐怖による支配しかないという考え故の行動だった。事実、ラオウが一時期不在だったため荒れた街では小悪党が跳梁跋扈し「拳王がいた頃の方がマシ」と街の人々に嘆かれるほど。また、敵対していたケンシロウを助けたり、少年には優しかったり(それ故に厳しく諭す場面も度々見られた)と、良心的な一面も見せている。しかし、力による統治は一時の平和しか生まないとも自覚していたフシがあり(そのために敢えて討たれたとユリアは推測している)、最期は世紀末の救世主となった義弟ケンシロウに敗北し、愛する女性と未来を託し天に還った。その行動については、ユリアも一定の理解を示す発言をしている。
  • 「わが生涯に一辺の悔いなし!」
練習
本能字学園を武力と恐怖で支配している生徒会長。生命戦維で作られた極制服の圧倒的な力で、最終的に全国の学園を手中に治めた。しかし、その真の目的は生命戦維による人類滅亡を目論む実母・鬼龍院羅暁の野望を打ち砕くため、有能な人材を選別し彼女に挑むことだった。最終的にはかつての敵である纏流子やヌーディスト・ビーチと和解し、共に羅暁討伐に出陣する。ちなみに恐怖による支配で世直しをしようとする点では上記のラオウと共通する。
  • 「人類は服を着た豚だ!」
おまえが俺を怒らせたんだ
カギ爪の男に復讐を誓う男。「復讐」のため、ただそれだけのためにその「カギ爪の男」を追うのは、決して正しい判断ではないが・・・、結果、その「カギ爪の男」は自分自身の理想のためだけで、月を墜落させ人類を滅亡の危機に追いやるという、恐ろしい野望を知ることになる。さらに敵サイドの本拠地についた時には、月がもう目の前にまで迫ってきており、人類滅亡はもう時間の問題という状態であった。そのため、例え復讐心であっても有余は無かったため、やむをえない最終手段とも言える。
ああ播磨灘
「読むと強くなる」(アニメでは「見ると強くなる」)というコンセプトの元、入場シーンでは某プロレスラーを彷彿とさせる仮面を付けるなど、破天荒で尽く大相撲の伝統を平気で破壊する横綱だが、それは力士としての誇りを持っているためであり、近年の角界に喝を入れるためでもある。
  • 「しっかりちゃんこ食わんかい!」
  • 「四股名を返上せい!!」
  • 「ボケェェェェェッ!!」
あなたを幸せにできないこの世界なんて、私にはいらない
ネタバレになるので余り詳しくは書けないが、大切な人を救う為に自身を忌み嫌われる存在へと貶め、結果的に人類を搾取者から解放した点は後述の剣崎一真と一脈通じるものがある。しかし、その行動にはやや短絡的な一面もあり、彼女の大切な人その友人」が築き上げたものをぶち壊しにしかねない面がある。結果的に「大切な人」と決別する羽目になるなど後述の彼とは違い周囲に理解されているとは言い難い。(脚本家自身にも指摘されている)
『存在しなければより強大な負の要素を招いてしまう』という点においてはまさに代表格。悪事を働く事があるものの、結果として向かい側の店にライバル意識を燃やし、勝つことになると我が子の意見を無視するラーメン屋の主人が改心するなど人助けに繋がる事が多い。また社会的には真人間とされているが目的の為なら手段を択ばずどんな悪辣な行為をも辞さないブルル公爵やゴメス署長と対峙しては彼らを懲らしめる事にまで至っている。時としては母親や美女が絡んだ時などで無条件で人助けをすることもある。そのためかゾロリを敵対している者達、及びその関係者にはエルゼ姫やイヌタクのような良き理解者もいる。



関連タグ

悪役 ダークヒーロー

必要悪(漫画)
必要悪(アニメ)
必要悪(ゲーム)
必要悪(特撮・実写)
必要悪(実在人物・その他)
各媒体における必要悪とされるキャラクターの一覧。

諸悪の根源絶対悪…必要悪とは対照的な純粋悪。ただし、必要悪に該当する者もこうなった原因が判明するまでは同類と非難されている。

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