CV:郷里大輔(テレ朝版)、大友龍三郎(映画『だ・だ・だ・だいぼうけん』)、斉藤次郎(Eテレ版)
コブル君、まずは概要を読み上げておくれ
かいけつゾロリに登場する準レギュラーキャラで、その名の通りブルドッグを擬人化したキャラ。ブルル製菓(後にブルル食品に改名)の社長で、非常に商魂がたくましく、悪知恵を使いありとあらゆる手で金稼ぎを行う。お供にコブルを連れている。
アニメではブルル公爵と呼ばれていたが、これはテレビ朝日版のアニメのみで、映画だ・だ・だ・だいぼうけん!以降のアニメでは、原作通りブルル社長と呼ばれる様になった。
「ブルルルルルルルルル」が口癖。
準レギュラーという事もあってか、ゾロリとはシリーズ中にて何度か対決した事がある。初登場した『チョコレート城』では隠蔽工作のためにゾロリたちを殺害しようとまでしたが、『恐怖のカーレース』以降は過激さは鳴りを潜め、ドケチぶりが強調されている。
大抵は表向きの勝負で逆転負けを食らうも、後述のインチキ商法を用いて結果的にゾロリ側が泣きを見る事が多いが、アニメではブルル、コブル共々損することもある。
一度世間から信頼を失った事もあったが、ゾロリのお情けによって事なきを得た事がある。
これがわが社の商法手段なんじゃが・・・。
ブルルチョコ
特徴:3段板チョコ(上からミルク、ホワイト、ビター)
単価:100円
当たり商品:チョコレート城(準チョコ100%使用)
仕組み:真ん中のホワイトチョコに当たりと書かれている。つまり横から齧っても絶対に仕組みには気づけない。本人曰く「全部当たるが絶対にわからん」
ブルルアイスバー
特徴:アイスバー(ラムネ味)
単価:50円
当たり商品:ブルルカップアイス1年分(その実態はカップアイス3個だけで、つまようじで1日1ペロする事で、1カップ4ヶ月分。3カップで1年分になるというとんだインチキ。)、スポーツカー(ではなく張りぼてで囲まれた三輪車だった。アニメではそのあまりにも悪質なインチキに消費者も含むチビ四駆レースの観客からは大ブーイングを喰らった)
仕組み:棒を2時間しゃぶり続けると当たりの字が出る。しかもそのあと30分しゃぶり続けて「チビ四駆レースへの参加権」と表示されるというせこさ。
余談:『恐怖の大ジャンプ』ではスキー台の表面にこれが塗られている。更に余談だがゴリ丸とサル丸も来ており、表彰式にグラモもカメオ的に登場。
ブルル銀行
アニメオリジナル設定。
特徴:椅子代、番号札代、飲み水代、トイレ代など、とにかく意地悪に稼ぐ。さらにお金を引き出すにはブルルチョコの包み紙が100枚必要(=単純計算して1万円)だったり、ブルルアイスバーの包み紙が300枚必要(=1万5千円)だったりする。
結末:ブルルとコブルがヘリコプターで移動していた途中でゾロリが崖から捨てて処分した大量の偽札を被ったことで操縦が利かなくなり、そのまま銀行に衝突して破壊してしまった。
魔法の薬草
価格:百万円
アニメオリジナル設定。
大まねきねこの入れ知恵で、魔法の薬草が入手困難になった魔法使いに魔法の薬草を売っていたが、ほとんどがただの草で、魔法の薬草はほんの僅か。
その事でネリーとミリーが『ブルル達が魔法の森を封印したのではないか』と疑いをかけゾロリ達に捕らわれるが、ロジャーが『彼らは犯人ではない』と疑いを晴らしたため、事なきを得た……と思いきや、ロジャーはブルルの悪徳商売を見抜いており、売上金と薬草を没収され、百万円の罰金を課せられた挙げ句、魔法の国から追放された。
ブルルーブル美術館
タダ券があるが、それは入口から受付までの範囲で、それより先は最低でも500円のお菓子を買わないと通れない事になっている。じゃあ帰ろうと思ったら退場料1000円支払わされる。
結論:入ったら必ずお金を払う仕組みになっている。
ちなみに:展示してある美術品はグラモのせいで全て贋作。
海賊サブレ
原作のみの設定。
タイガーが恐怖の発明家オーディションの参加賞として仕入れた。ゴリ丸とサル丸もオーディションに参加。