概要
インチキ忍者学校を開いているゴリラ族の忍者。関西地区の某方言話者でもある
ゾロリたちをサル丸と共に忍者学校に誘って1人前の忍者にしてみせると言いゾロリたちを誘った。
テレビ朝日版3期のゼッコーチョー編OPに出ていたが作中では一切登場せず、犬の少年チンクと共にOP詐欺になっていた。放送当時、彼が間接的に関わる原作エピソード「まもるぜ!きょうりゅうのたまご」の執筆中で、放送終了間近で発売されたのが関係していると思われる。当該エピソードはアニメ化されなかったが、後年映画化された。
忍者学校での闇商売
タダで忍者学校に入会させ、高い忍者グッズを買わせるという詐欺のような商売をしていた。
ゾロリたちにも様々な道具を売りつけた。しかしこれらの道具はウィンタースポーツ大会の会場に逃げ込んだ際の他、ガオンの出身城へ忍び込む為にも役立てられた。
ゾロリから授業料を巻き上げようとしたが失敗。さらに、ゾロリたちが大量のピザを注文したまま逃げてしまったので代わりに自分達がお金を払う羽目になり、借金が発生してしまった。
その後、ゾロリから借金を取り立てようとするもことごとく失敗に終わる。
アニメ版『ゾロリぜったいぜつめい』ではダイレクトメールを受け、魔法の森を封印した張本人の手下になったこともある。
意外な姿
「まもるぜ!きょうりゅうのたまご」にて、ゴリ丸には妻と7人の子供がいて、稼いだお金を(ほぼ僅かながらであるが)毎月家族に送っている。(恐らくだが、これが忍者学校での悪徳商売の動機かもしれない)
離れて暮らす家族に、優しい手紙を送ったこともある。
家族は火山島に住んでいたが、相次ぐ火山活動で食べ物が段々無くなっていき、飢えに苦しんでいた。食べ物が豊富な他の島へ移住をしようにも、仕送りをしてくれるゴリ丸との音信不通になるのを危惧して移住出来ずにいた。
そんな状況下でゾロリたちと遭遇し、恐竜の島への移住を勧められ、家族の状況をゾロリ達が伝えるという条件の下、ようやく移住に至った。
子供のシャツや上記の手紙には手裏剣のイラストが描かれており、ゴリ丸の家族である事を仄めかす伏線が用意されている。先に表紙裏のラストページを見るとネタバレになってしまうが。
なお、ラストページで明かされた写真ではいつもの忍者装束ではなく、深緑色のスーツ姿で撮られていた(この写真を見て上記の7人の子供の父親の正体がゴリ丸だった事を知ったゾロリは「あいつだったのか…」と驚いていた)。
その後ゴリ丸は「きょうふのちょうとっきゅう」でゾロリと遭遇して借金を取立てようとするが、列車事故が発生。ゾロリ達に命を救われた後、家族が移住した事を聞き、借金の取り立てを取り止め、家族の元へ帰っていった。