概要
様々な事情・思惑によりオープニングと本編のイメージが異なった結果、良い意味(誉め言葉)でも悪い意味(批判)でも「詐欺だ」と言いたくなる事で、
- オープニングだけ異様に良くできているが、本編のクオリティがオープニング程ではない。
- オープニングの内容が、本編とはかけ離れたものになっている。
- 本編中では見る事が出来ないキャラ同士の組み合わせによるシーンがある。
- 主題歌の内容が、あえて作品の方向性と違うものされていたり、そもそも歌詞の内容が真逆だったり、主題歌だけ有名になってしまった。
- (OP含め)アニメの出来は悪いのに、主題歌は無駄に名曲。
- 最終回や完全クリアするまでを含めて考えても本編やゲームの中では一切登場しない(使用できない)キャラクター、アイテム、モンスター、(技や魔法による)攻撃等が登場する。
- 本編でリストラされ紹介シーンもカットされたキャラクターがオープニングの他のシーンで居残ったまま
といった場合が該当すると言われている。
1.は、「オープニングだけ」を実力派アニメーターが手がけた場合に発生している。当然、本編より出来が良くなる。
また、多用するつもりのバンクシーンだけは気合を入れて作るが、他の部分はおざなり、と言う場合も。当然、毎週使われるOPやEDはバンクシーンに分類される。
2.は、「なるたる」の様なハートフルボッコアニメ、アニメ版「ドルアーガの塔」の様に「ネタとしてわざと」オープニングと本編の内容を異なったものにしている場合等が該当する。
3.は、OP詐欺と呼べるのかと言うところもある。そもそもアニメ等のオープニング映像には、作品のセールスポイントや見どころとなるものはどういったものかを示す事が重要である為、スケジュールの遅れ、一部の海外展開作品でオープニングテーマが流れる形式のオープニングが最初から未完成というような理由で本編の映像を編集で作らざるをえない場合を除き、本編には登場しないシーンが出てくるのは当然ともいえるからである。路線変更により、本来描く予定だった展開を示唆する内容が結果的にOPでだけ描かれたケースもある。
ただし本編では最後まで敵同士だったキャラクターが共闘するといった明らかに誤解させる内容についてはOP詐欺と呼ばれても仕方ないとも言われる。
(中にはAという伏線をネタバレしないように映像Bを挿入するような手法もあるが、そういった演出などは稀である)
特撮ものにおいては新しい戦士やアイテムが時期に応じて追加されることがあるが、改編前の元の映像を残したりするために本編が消えた装備と新装備が共存するという現象が起きる。
4.は、単にタイアップしただけの主題歌だったが為に楽曲の内容が作品の良さを伝えていない場合に多い。
また「2.」との複合で「天体戦士サンレッド」「ジャスティスボーイ真」の様に本編を面白くする為にわざと行っている場合もある。
5.はクソゲーにも多いパターン。主題歌が「外注」だからこそ起きるのだろう。
6.は前述のパターンのように悪く言われることは殆どないのだが、作品の視聴者やプレイヤーの間では「結局これってなんだったの?」と話題のネタになることもある。
7.は出演しているレギュラーキャストの一部変更によって生じる現象で、俳優のスケジュールの影響もあるとみられる。
OP詐欺の理由はだいたい上記の様なものではあるが、2.に限ればスタッフがあえて狙って成功したパターンも存在する為、OP詐欺=悪と一概に決める付ける事は出来ない。大事な事は風評に惑わされず自身で確認した上で「OP詐欺だ」と言う事であろう。
代表的な作品
作品への主観的な批判にしかならないのでケース1の該当例を掲載するのはおやめください。
アニメ
ケース:2
OPの歌詞で『悪魔の力 身につけた』とあるが、アニメ版のデビルマンは元々悪魔(デーモン族)である。アニメ版での不動明は殺されてしまい、その死体をデビルマンことアモンが乗っ取って使用している。
コミック版では「憑依してきたアモンの精神を逆に乗っ取り、能力を奪った」という設定なので、こっちにはバッチリ合っているのだが…。
ケース:2
中期OPはパイロットフィルムの流用であるためキャラデザが違う。
ケース:4
主題歌は非常に暑苦しい曲調かつ旧来のスーパー系な歌詞であまり「連邦とジオンとの泥沼の宇宙戦争」を表現しきれていないが、これはスタッフが「普通にやったらスポンサーがつかないから」という判断でわざとやったものだったりする。
ケース:4
OPの歌詞で「明日を救えバルディオス」とあったが、番組が打ち切りになってしまったため地球が大洪水になってしまうという鬱エンドを迎えてしまい、明日どころか地球を救うことも出来ずに終わってしまった(ただし「救え(救えたとは言っていない)」なので詐欺ではないと言えなくもない)。また、打ち切りにならなかったらもっと酷い状況になる予定だったらしい。
ケース:5
主題歌「孤独の旅路」は正に名曲だが、やはりナック、OPも作画が荒れている(ストーリーや音楽など作画以外の面では再評価がされている)。
ケース:4
タイアップ主題歌の典型例。前期・後期ともに男女の恋愛を歌ったアイドルソングであり、内容をまったく反映していない。それでも前期OP「愛よファラウェイ」は曲調がややスリリングだったためまだ救いがあったのだが、後期OP「ほんとのキスをお返しに」は曲調まで完全にアイドルソング化し、ミスマッチ著しいことこの上なかった。
そのせいかスパロボでは長く「バーニングラブ」がBGMに使われていた。
ケース:2
OP「お料理行進曲」が曲・映像共に誰がどう見ても料理アニメ。171話から最終回331話まで全体のほぼ半分(8年のうち4年)使われたのも紛らわしさを後押ししている。
アニメ版は「コロ助の好物はコロッケ」であるためテーマに沿っているが。(ちなみに原作でのコロ助の好物はコロッケではなくケーキである)
ケース:3
前期OPにシャア・アズナブルが登場しているが、本編に彼は登場しない。これは企画段階では、シャアが再登場する予定だったことの名残り。
ケース:2、4、6
前期OPが富野監督が楽しいロボットアニメと語るように主人公のウッソが元気にジャンプしたり、ガンダム作品の中では最も明るいイメージのOPなのだが、本編ではギロチン処刑や、シュラク隊及び、友達と言えるくらいの仲間の無惨な死亡描写により、ガンダム作品の中で一番の鬱作品という惨状で、とても子供向けと言えるアニメではない。一応歌詞だけに着目すれば監督本人が書いてることもあって所々闇が見え隠れしており、嘘偽りはない。
劇中にないシーンも多く、緑色のサンドージュが出てきたり、後期OPでもオデロがV1コアファイター(Vガンダムには一度乗った)に、マーベットがV2コアファイターに乗るシーンがあったりする。
ケース:2、6
前期OPサビ部分で宇宙でウイングガンダムとトールギスが交戦するシーンが印象的。
だが、そもそもウイングガンダムが宇宙で戦闘を行っていない上、ウイングとトールギスの戦闘すらもたった一度きりしかなかったりする。また、トールギスはしれっと本編未登場のショートライフル(ROBOT魂では「幻のライフル」として付属)でウイングを追撃している。とどめにOP最後のような改修前のガンダム5機が集合するシーン、こちらも意外な形での一度きりである。
なお、後期OPの方は一転して本編に忠実だが、強いて言うならツインバスターライフルは交戦早々エピオンに取り上げられてしまうため、OPのようなツインバスターライフルを抱えながらの宇宙戦闘は行っていない。
ケース:6
OPの中でメインキャラクターである西部丸馬がバリアントワイバーンを、風間美利がブラストグリフォンを、そして飛田猫丸がハンティングリンクスという名称のPIビーダマンを使用しており、これら三機種のビーダマンは『全日本TOPビーダー選手権編』で登場するのだが、アニメ版はその一つ前の『全日本ビーダー選手権編』で完結したため、原作を知っている視聴者はともかくアニメが初見の視聴者にとっては事実上のOP詐欺になってしまっている。
ケース:2、4
OP「ロマンス」はヴィジュアル系バンドPENICILLINが歌うラブソングで、オリコンチャートで上位に入り続けた名曲だが、本編はそのような恋愛要素皆無のカオスアニメである。
ケース:2
OP「君色思い」は国民的アイドルグループになる直前のSMAPが歌うラブソング(後に歌手と曲調を変更される)だが、本編は変身ヒロインアニメ(日常パートはギャグシーン満載)である。なお、当作品自体が原作は純粋なギャグ漫画なのにアニメは主人公のチャチャが3つのアイテムの力でマジカルプリンセスに変身して魔族と戦うという方針転換を行い、原作の読者達に作風詐欺を行った。
ケース:6
OPのサビの部分で、闇遊戯が海馬とのデュエルでブラック・マジシャンを召喚して戦わせるシーンがあるが、映画版の方はともかくTV本編の方ではブラック・マジシャンの出番そのものが存在しない(強いて言えば、『ダーク・ウィザード』表記になってるカードを主人公である武藤遊戯が手にしているシーンが最初で最後の出番である)。更に言うと、戦わせるシーンの方も、『ブラック・マジシャンが身体をドリルのように錐もみ回転させて突撃し、敵を貫く』とテレ東版以降の攻撃手段である『杖や片手を突き出して攻撃魔法を発動する』とは似ても似つかぬ攻撃技である。
ケース:2、3、6
二期OPまではまだ本編に忠実だったのだが、三期OPからおかしな事に。
カガリ・ユラ・アスハの下着姿が出て来るが当然本編には関係ない。また、シン・アスカとステラ・ルーシェの組み合わせがデスティニーガンダムをバックに出てくるが、デスティニーの初登場はステラの戦死後なので本編では有り得ない組み合わせとなっている。
デスティニーとストライクフリーダムガンダムが死闘を繰り広げるような構図を見せながらも、結局はオーブ戦でのインフィニットジャスティスガンダムの介入により尻切れトンボに終わった一度きりしかなく、最終決戦でデスティニーが刃を交えたのもインフィニットジャスティスの方だった。また、四期OPではシンとレイ・ザ・バレルが対立するのではないかと煽るような構図も見せているが、最後までシンは最終決戦で敗北するまで自分の考えで動くこともなくレイの傀儡のままであった。
そもそも主人公だったはずのシン以外のキャラの機体が三期以降OPのタイトルバックを飾るという逆OP詐欺をかましたシリーズでもあった。
しかし、カガリの下着姿に関しては約20年後に公開された劇場版終盤での活躍のせいでアスランの妄想だったのでは?で片付いてしまう案件が発生しており謎の説得力が出てしまった。
ケース:2
本編はハートフルボッコアニメなのに対して、非常にほのぼのアニメっぽい印象をあたえるオープニングになっている。ミミズジュースェ…。
なお「ケース4」に関しては「自殺してしまった友人へ送った歌」なので該当しない。
ケース:2
業務用ではなくオンラインゲーム版を原作とするアニメの方。第一期では学園モノのオープニングに、第二期では野球モノなオープニングになっている。
ケース:2
最終回Aパートにて種明かしされているが、オープニングと本編はその全てが違うと言って過言ではない。無論、作中で説明されている以上、狙って行われたものである。
ケース:2
バトル系なオープニングに対して、本編は変態だらけ(誉めてます)。
ケース:2、4
サバゲーをネタにした日常系っぽいオープニングだが、本編は鬱展開あり。なぜ楽しくサバゲーするだけで終わらせられなかったのか。
ケース:2
爽やかなサバゲーアニメっぽい歌詞、曲調、映像のOPだが、本編はゲスな主人公の鬼畜っぷりと予想の斜め上を行く超展開満載のカオスアニメである。しかも、歌っているのが主人公の中の人というのが余計OP詐欺感を増幅させている。
ケース:2
OPは歌詞、曲調、映像全ての面で爽やかな部活アニメを連想させるが、本編は様々なアニメ・特撮のパロディ満載で、超展開も連発するカオスアニメである。
ケース:2,4
俺のフロシャイムがこんなに本気出すわけがない
ケース:2,4
本編が世界征服を目論む秘密結社アガスティアのメンバーによる悪役視点がメインなのに対し、OPは映像、歌詞、曲調全てにおいて彼らが正統派ヒーローであるかのような内容である。
ケース:2
本編は帝国貴族による平民への暴虐、流血及び殺害シーン等ダークな場面が多いハートフルボッコだが、OPは歌詞と曲調は終始ハイテンポな爽やかさで、映像も最後のサビ以外は緊張感が無く、疾走感あふれる爽やかな映像である。
ケース:2
本編は江戸時代にタイムスリップした6人のヒロインが変身して妖魔と戦うバトルヒロインアニメだが、OPは夢に向かって突き進む人にエールを送る爽やかな応援ソングである。
ケース:2
本編はメイド達が血生臭い抗争を繰り広げる任侠ものだが、OPはサビ前までは本編のシリアスな雰囲気を連想させる映像の中メインキャラクター達が業界用語満載の接客をラップで披露し、サビ以降はメインキャラクター達が爽やかな歌詞の中ダンスを披露するという、中盤までの映像を除けば本来のメイドカフェアニメにふさわしい爽やかな曲である。
ケース:2,4
オープニングではかなり軽快に動き、魔法少女プリマエンジェルが活躍し、可愛らしい曲調とまるで本格的な魔法少女アニメかのようだが、蓋を開ければいつものPie in the skyだった。
顔以外ほとんど動かず、主人公は魔法少女を見てる側、EDは突っ込みどころ満載。質の悪いことに、毎シーズンこの仕様である。
ケース:2,3
サトシのリザードンが格好良く対レシラムの助っ人に現れるシーンが描かれたが、終わってみれば本編にそんな展開は一切なくそんなことはなかった。レギュラー復帰の必要性も特に無かった。
ケース:2
ハートフル魔法少女ものっぽいオープニングだけど、本編はハートフルボッコアニメ。
なお「ケース4」に関しては「第10話まで視聴すると歌詞の意味が分かるようになっている」という意味でなら該当しない。
ケース:2,4
事前公開された公式サイトの作品紹介やオープニングは、のんびりほのぼのとした日常系アニメの印象を多分に感じさせるものだったが、実際はゾンビが徘徊する学校で立て籠もり生活をするポスト・アポカリプス的サバイバルホラー作品であり、日常系と思い込んで見始めた初見視聴者達を絶句させた。1話が放送され作品の方向性が露見してからは、公式サイトやオープニングの映像も本来の作風が分かる仕様に変更されており、意図して行われたOP詐欺と評して差し支えないと思われる。
ケース:2
オープニングはかっこいいシリアスバトル系だが、実際はモテない主人公がモテるために努力するギャグアニメ。
ケース:2
オープニングはシリアスなバトルアニメだが、本編は一応バトル要素はあるが基本ギャグアニメ。
ケース:2
オープニングはハイクオリティなキャラたちが動いているが、本編中では一応動いているシーンはあるもののほとんどのシーンはフラッシュアニメ。(ただし、何話かは全編動いている回がある)
ケース:(一応)2
OPは可憐で美しい百合アニメ、本編は腹筋を抉るギャグの奔流というとんでもない爆弾。しかし原作自体が表紙詐欺マンガの為、オープニングがOP詐欺的なものになるのは原作のコンセプトを忠実に踏襲した結果と言える。
ケース:2
1stOP(第1話~142話までの3年2ヶ月間)「さらば」はキンモクセイが歌うバラードで、歌詞、映像共にOPよりもEDにふさわしい曲である。しかも、本編はしんみりした場面がほぼ無い日常系ドタバタコメディーである。
ケース:4
OPは青春群像劇を予想させる映像、落ち着いた曲調、想いを伝えられず離れ離れになってしまった片思いの相手への気持ちを表現したと思われる歌詞の隠れた名曲だが、本編はアンズパート以外はギャグシーンが大半を占めている。しかも、歌っているのはアンズの中の人というのがOP詐欺を際立たせている。なお、この曲は監督の「ヒナまつりなのに良い曲だというボケをやりたい。」という鶴の一声で製作されたという逸話がある。
ケース:2
奇数回は映像、曲調共にミステリアスなバラード(特に映像は総監督の押井守ワールド全開)、偶数回は歌手の実際のライブ映像とアニメのキャラクター達をコラボさせたロックを起用していたが、ストーリーは最終回を除きミステリーおよびシリアス要素ほぼ皆無のカオスアニメである。
ケース:3
終盤にセーラー服姿の夕月が怯える珠子を庇って、校庭のど真ん中に悪徳生徒会長のような仕草で玉座に腰掛ける珠彦と傍らに忠実な副会長のような雰囲気で立つ策を春嵐拳という謎の武術で竜巻を起こして吹き飛ばすという学園コメディアニメのようなシーンがあるが、本編はギャグシーンも適度にあるが、基本的には鬱度が高いハートフルボッコアニメである。また、珠彦、夕月、珠子の描写も本編と該当シーンでは大きくかけ離れている。
ケース:2
湘南乃風のオープニングテーマで本格的ダイビング物が始まりそうなオープニング映像だが、その内容は文字通りのOP詐欺と言えるだろう。
ケース:2
1stOP「ドラマチック」2ndOP「ふがいないや」共に歌詞は恋愛アニメにふさわしい内容だが、映像はどちらも不気味でシュールなクレイアニメが延々と流れ続け、曲および作品の雰囲気を台無しにしている。
ケース:2
2期のOPは初めての恋心に戸惑う女性の心情を表現した歌詞で、いちごと樫野はずっとシリアスな雰囲気を出しているが、本編では二人がお互いを意識する描写はほとんど描かれなかった。また、サビ冒頭の英語部分をスイーツ精霊8名が4組のコンビに分かれ、全身黒のボディスーツにサングラスという本編では着用することのない衣装で踊りながら収録用マイクに向かって歌うというシュールな演出もされていた。
ケース:3
DEEN版テレビアニメの後期オープニングで、主人公と既に退場済みのキャラが対決する映像がある。このシチュエーションが実際に本編としてアニメ化されるのは、後年のufotable版テレビアニメにおいてである。
ケース:3
サビの部分以降はアルスノトリア達5人組とカンタベリ修道騎士団が対峙する描写が続くが、本編ではアシュラムの日常パートと騎士団のシリアスパートを完全に分けているため、ヒロイン達は本編で一度も騎士団と対峙するシーンが無い。だが、10話の最終盤で何度か騎士団と対峙したことを匂わせる会話がある。
ケース:3
1度めのサビでレイ、クレア、三王子が協力してウォータースライムを倒すシーンがあるが、本編では一斉攻撃をしておらず、レイがしばらく応戦した後触手に捕まり、その直後触手から解放されたクレアと第二王子が協力してウォータースライムを倒した。なお、第一王子と第三王子は生徒の避難誘導をしていたため参戦していない。また、アニメ本編では該当部分のようにレイとクレアが背中合わせで同時に魔法を放つ描写も無かった。
ケース:3
サビの部分でザガンとバルバロスが互いの魔術をぶつけ合って対決するシーンがあるが、本編で対決した際はザガンがバルバロスが放つ魔術を即座に上書きして消去し続けたため、ザガンが魔術をぶつける描写は無かった。また、対決の場所もOPでは草木一つ生えていない荒野だが、本編では鍾乳洞のような場所である。更にその後ザガンが巨大な白い魔物を雷の魔術で瞬殺する描写があるが、本編で黒い魔物(召喚術を途中で放り出していた状態で出現したため不完全な姿)が現れた際、ザガンは脳内で分析した後『勝てるわけがない、人間がどうこうできる相手じゃない…』と戦意喪失し、それでも周囲の人物達を守るために万策尽きながらも気丈に振舞っていた際、魔物がザガンの右手の紋章を見て跪き「我が主よ、何なりとご命令を。」と言い出し、多少戸惑った後「今すぐ帰れ!!ここはお前のいるべき場所ではない!!」と命令して追い返し窮地を脱している。
ケース:6
一期のOPにて登場人物の一人である三沢大地が水の龍と火の龍を従えているシーンがあり、水の龍の方は「ウォーター・ドラゴン」という名前のモンスターで作中でも三沢が使用しているのだが、火の龍は作中で三沢がデュエルで使用する等で登場するどころかOCG化すらもしておらず、詳細も公式HP曰く『ハルマゲドンという名称のモンスターカード』以外は一切不明である。
ケース:5
バーチャルYouTuberアニメ作品。オープニング曲は前半はキズナアイ、後半は出演してるメインVtuberたちが歌っており楽曲そのものの評価はいいのだが、肝心の本編はキズナアイが出てない、初心者お断りのごとく出演Vtuberたちの説明が一部を除いて一切ない。身内ネタばかりで置いてけぼりを食らうという低評価必至な出来である。
ケース:6
テレ朝版三期のOPにゴリ丸、Eテレ版三期のOPにミャン王女などが登場している(いずれも最終シーズン)が、いずれも作中に一切登場しなかった。なお、テレ朝版一期のOPに作中には登場しなかったネリーなどが登場しているが、すぐに始まった次のシーズンになって登場しているので、こちらはOP詐欺と言えるか微妙な所。
ケース:3
妹達編がメインの前期OPでは主人公の御坂美琴が白井黒子と組んでアイテムと交戦するシーンがあるが、劇中ではそんなシーンは登場しない。
原作の妹達編が元々自分が原因で生んでしまった妹達の犠牲増加を自分が責任をもって止めるために御坂一人でアイテムと戦う展開なので、キャストの佐藤利奈も「OPのような展開はなく原作通り御坂は一人で戦い続ける」と早々から明かしているため、詐欺というより一種のサービスシーンと言った方が正しいか。
ただし、御坂と黒子が共闘するモーション自体は妹達編の事件解決後の時系列であるSilent Party編で伏線回収された。
ケース:6
1期OPで優木せつ菜が電撃組時代やゲーム版でも馴染み深い放課後スクールアイドルの姿で映るシーンがあり、アニメ化告知でもキャラ紹介ではこの姿だったが、劇中では正体がバレるのが非常に早かったためか校内でも虹ヶ咲学園制服を着ており、1~2期通して終ぞこの姿で登場することはなかった。
ケース:2、4、6
明るく突き抜けるような爽やかさで統一された、いかにも王道のホビアニといった曲調の主題歌である。最初こそはそれに見合ったギャグ多めの疾走感ある作風ではあるが、中盤以降で非常にダークかつ過酷な作中世界とそれに対峙する登場人物の深い葛藤が終始描かれるようになる。映像にもその描写はほんの一瞬しか映っておらずそれもまだまだ甘すぎるといったところ。
歌詞について見ても「伝説の夢 あこがれて」を例に挙げるとシュウやシロンといった主人公たちはそもそも別に自らが伝説になることに憧れておらず、むしろ伝説として扱われることによりただただ振り回される側である…などといった本編の複雑なハードさを想起させられない、いかにも希望に満ち溢れた内容となっている。
また、前期OPに登場するシロンの別形態・バーサクモードや、後期OPの終盤で登場する四大レジェンズとサーガの衣装は本編中どこにも登場しない。
ケース:3
アニメ1期OP「廻廻奇譚」の曲のラストシーンにて吉野順平という少年が主人公である虎杖悠仁をはじめとした呪術高専メンバーと同じ制服を着て、一緒に過ごし、笑っている。しかし、本編で順平は真人の誘いに乗ってしまい、自身を虐め苦しめた学生や教師に復讐しようとした。それを止めようとする虎杖と交戦し、「呪術高専に来いよ」という虎杖の説得により戦いを止め、その手を取ろうとするがそこに真人が介入、彼の無為転変により殺されてしまった。要するに、OPのラストシーンは「あったかもしれない世界」を描いたものだと思われる。
ケース:3
カナタ・リヴィントンの86が霧の中で坂本雄大のR8、大谷洋介のAMG GTとバトルしたり、赤羽海人のフェラーリ488GTBを抜こうとするシーンが見られるがMFG第1戦 小田原パイクスピークでは大石代吾のウラカンに追いつけず9位で終わっているのでこのバトルは実現していない。また、沢渡のA110とベッケンバウアーのケイマンがバトルをするシーンがあるが沢渡は17歳の彼女の誕生日を祝うため第1戦を欠場し、第2戦 芦ノ湖GTから出場しているためこれも実現していない。
ケース:2、3
オープニングの中で、キン肉スグルがキング・ザ・100トン、ゴーレムマン、キン肉マンビッグボディ、キン肉マンソルジャー、キン肉マンマリポーサと戦うシーンが入るが、そんな展開は一切入っていない。また、キン肉マンチームには、テリーマン、ロビンマスク、ブロッケンJr.、バッファローマンが入っているが、このうち、バッファローマンとブロッケンJr.に関しては、別のチームと合流している。そして、キン肉マンとテリーマンのカットで止まるのだが、肝心のテリーの活躍はキング・ザ・100トンとの試合のみだったりする。オマケに、曲名は『ズダダン!キン肉マン』なのに『ダダダン!キン肉マン』となっている。まぁ、だってゆでだから・・・
特撮
ケース:4
主題歌の2番で「倒せ火を吐く大怪獣」と歌われているが、実際には「火を吐く大怪獣」は最終決戦編のパンドンまで登場しておらず、この点に限っては終盤ギリギリまでOP詐欺だったとも言える。そもそも『セブン』では主な敵キャラは宇宙人であり、他のウルトラシリーズに比べても怪獣の登場は著しく少ないのである。
ケース:6
OPに登場する影絵のレッドキングやバルタン星人、ガラモン等の人気怪獣は劇中に一切登場しない。一応シーゴラスは出す予定があったが、別キャラに差し替えられた。
ケース:3
MACが全滅した後も最終回までOPで健在だったMACステーションやMACメカ。
ケース:3
殉職した後も最終回までOPで健在だった城野エミ隊員。
ケース:6
OPでファイブレッドとファイブブルーがホバークラフトに乗っている(レッドが操縦して、ブルーがレッドの肩に手を置き相乗りする)シーンがあるが、ホバークラフトをファイブマンが操縦するシーンどころか、ファイブマンが所有している場面は一切存在しない(『本当は作中で出すつもりだったけど大人の事情でお蔵入りになった』という説もあるらしい)。
ケース:2,4
歌詞に「愛を知らない悲しい暴魔」とあるが実際に暴魔百族は残忍な組織だが中には改心して善良なものも作中で入るので少し詐欺といえよう。
ケース:4
ひたすら格好いいスーパーヒーローとしてジェットマンを歌い上げているが「熱い正義の魂」などといった歌詞は特に番組初期~中盤の内容を見ると皮肉にしか聞こえない。もっとも戦隊が一つにまとまった中盤以降は、物語も一応歌詞に似合う内容になっていったのも事実である。
ケース:2
OPは大人の男性が深く傷ついている彼女へ贈るメッセージがテーマと思われるしんみりとしたバラード(フルコーラスでも番組名が一切入ってない)だが、本編はグロテスクなエイリアンとの生々しいバトルが中心で、メインキャラクター同士にOPのような深い恋愛関係はない。
ケース:3
ハイパーショウやドラムガンナーが登場するようになってからも、ブルーストライカーではなく改造前形態のストライカーが登場していた。ブルーストライカーのOP登場はスターフォートレスと同時。
ケース:4
OPは正統派のかっこいいヒーローソングとなっているが、本編はメインライターの浦沢義雄が手掛ける不条理ギャグや、戦隊シリーズのセルフパロディが詰め込まれたカオスな内容が主であり、OPとのギャップが激しい。
ケース:2
後期OPには意味深なシーンが多いが、本編とは特に関係ない。これは想定されていたバッドエンディングだったのではないかと言われている。
ケース:2
前期OPが歴代平成ライダーでも浮きすぎている本編とは全く無関係のミュージカル風映像。あまりに不評だったためか後期はヒーロー然とした正統派OPにテコ入れされたが謎の3Dロゴは顕在。
ケース:3
後期OPに全ライダー集合のシーンがあるが大半が登場しない。『路線変更が原因』と推測されるが真相は不明。
ゲーム
ケース:2
下ネタおよびパロディーの山、主人公がゲス、ペットに対する暴力や昼ドラのような展開(男性キャラを巡ってキャットファイト、夜のお店で合コンを開く)等々、看板と実態が異なるカオスアニメ。そもそもキャラクターグッズが主のメディアミックであるため、このアニメに対し他の女児向けアニメと同じような展開を期待していた者は衝撃を受け、女児向け銀魂と表現された。
ケース:6
主人公側の登場人物(プレイヤーキャラクター)であるジーニアス・セイジが剣玉による素早い連続攻撃を行っているのだが、実際の彼は攻撃魔法専門で戦う魔法使いタイプのキャラクターで、そのような接近戦は到底できないタイプである。
- 魔界天使ジブリールシリーズ
ケース:2
萌えアニメ(あるいは純愛アニメ)と思わせるオープニングだが、本作はれっきとしたアダルトゲームであるため、触手やレイプの描写、過激的な性行為、悪堕ち(闇堕ち)、快楽堕ち(メス堕ち)、NTRのような人を選ぶ展開の描写も多い。ただし、初代および第6作のみ例外。
ケース:6
前述のジーニアスと同じく主人公サイドの登場人物兼プレイヤーキャラクターの一人であるジェイド・カーティスがモンスターに対して『槍を投げつける攻撃』をしているが、確かにゲーム内でのジェイドは攻撃魔法と槍を扱うキャラクターであるものの、OPのような『槍を投げつけるような攻撃手段』は存在しない。
ケース:6
OPで「音の力を使った槍攻撃」が登場し、戦争における一般兵士たちが使っているためごく普通の攻撃ではあるのだが、本編に最後まで登場しないものである。原因は「音の力を内包する槍」という組み合わせの武器が登場しないこと。
ケース:6
『Live&Reloaded』モードにて、OPでは軍の兵士たちに敬礼され出迎えられる軍服に身を包んだコンカーが登場するシーンがあるものの、このモードではコンカーの出番は一切存在しない。
ケース:6
OPの中で直江兼続が自分に向かって飛んでくる数多くの砲弾や矢を結界を展開して停止させるという技を見せている。これは直江兼続がデビュー作である戦国無双2で使用できる特殊技の一つなのだが、残念なことに無双OROCHIでの直江兼続はこの特殊技を使用することができない。
ケース:やや2、4
シリーズの中で初めてアニメーションが取り入れられ、同時はまだ知名度が低かった仲間由紀恵がタイアップで主題歌「負けない愛がきっとある」を歌っている。OP映像では主役のエックス、ゼロと交流するレプリフォースの面々や新人イレギュラーハンターの姿が描かれ、ラストシーンではあたかも「頼れる仲間たち」のように並び立っているのだが、彼らは全員、ゲーム本編でエックスたちと敵対、交戦した末に死亡する(但し、背後に見える黒幕のみ次回作でも何事もなかったかのように再登場した)。
また、歌詞に関しても本作のヒロインであるアイリスの心境を歌っていると言えば分からなくもないが、彼女自身もゼロと分かり合うことなく敵対して死別してしまうので、本編は「負けない愛」や「運命に逆らう強さ」とはかけ離れた(むしろ、愛が敗北して悲劇的な運命に逆らえなかった)ストーリーだったと言える。因みにエックスは主役であるにもかかわらず、登場しているムービーシーンはこのOPとEDのみで明らかに影が薄い。
ケース:6
シリーズ末期作でシリーズに止めを刺したとも言える作品。
OPでは、新ヒーロー アクセルが動くシーンなどがあるのだが、実は本編のムービーシーンを繋ぎ合わせているだけ。更に本作の重要キャラそうに見えるアルスとシーダは、序盤でアクセルに倒されて以降出番はない。
それと毎度のことなのだが本作でも黒幕が映ってしまっておりネタバレになっている。
時代劇
ケース:3
伝法時隼人、井坂十蔵、くれないお蝶、いさり火お紺、不知火お吉、内藤勘解由の6人が集合しているカットがあるが、本編において6人全員出演している回は1回もなかった。
刑事ドラマ
ケース:3
西部署の玄関の階段を降りる大門軍団のシーンで、木暮課長と松田刑事と鳩村刑事が共存している。
鳩村が本編中に初登場した時は木暮は休演中。木暮が本編に復帰するのは松田の殉職回の翌回から。
アクションドラマ
ケース:7
OPからリストラされながらも、最後のカットにちゃっかり映っていたミチやミキ。
ケース:7
本編でドラゴンがいなくなったため、翌週以降OPから登場場面がカットされながらも、最後のカットにはちゃっかり映っていた。
関連タグ
- ED詐欺:対になる概念にして記事
- 金田伊功 大張正己
- ハートフルボッコアニメ
- ED詐欺:こちらはエンディングに付けられる物。ただし視聴者は既に本編を視聴済みなので詐欺としては成立しない。
- 表紙詐欺:こちらはマンガやラノベ、同人誌等の書籍形式の作品に付けられる物。意味合いはほとんど同じ。
- パッケージ詐欺:こちらは箱や容器に入った、いわゆるパッケージ形式の作品や商品に付けられる物で、中には「ふざけんな!金返せ!」と思わずにはいられない悪質な物もある。
- 星のデデデ:OP詐欺の作中作。
- フロムマジック:詐欺多発例