ピクシブ百科事典

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「完全平和を作るためには条件がある…一つは『全ての兵器を排除すること』…もう一つは『人々から、戦う意思を取り除くこと』だ!」

機体データ

型式番号OZ-13MS
頭頂高17.4m
重量8.5t
装甲材質ガンダニュウム合金
パイロットヒイロ・ユイ(34~37話)→ゼクス・マーキス/ミリアルド・ピースクラフト(37~49話)

アビリティレベル

ファイティングアビリティレベル160
ウエポンズアビリティレベル140
スピードアビリティレベル160
パワードアビリティレベル150
アーマードアビリティレベル140

概要

ガンダムエピオン


OZ総帥の任を解かれ、ルクセンブルクにて幽閉されていたトレーズ・クシュリナーダが極秘に完成させたモビルスーツ。エピオンとはギリシャ語で「次の」「次世代の」の意。
この機体はトレーズの精神を体現した機体であり、彼の抱く騎士道精神そのものをモビルスーツ化したものでもある。

武装はジェネレーター直結型ビームソードと専用シールド及びシールドに内蔵されたヒートロッドのみ。一方で近代兵器の走りである銃器関係は一切装備していない

また、コクピットにはウイングガンダムゼロと同様、その使用には多大な精神負担を伴い、最悪廃人化や死亡の恐れすらある特殊インターフェイス・ゼロシステムに類似したエピオンシステムが搭載されている(なお起動時のデータヘルメットには「SYSTEM-EPYON」と表示されていた。厳密にはトレーズ独自のゼロシステムと考えるべきか)。パイロットは直接指示やモニターなどが投影される専用のヘルメットを着用して操縦する(なくても操縦自体は可能だが、最低限のモニターやコンソールしか設置していないうえにエピオンのシステム制限が生じるため、ヘルメットは必須である)。

このように、およそ兵器としては欠点しかないような機体だが、当のトレーズ本人がこの機体を「エピオンは兵器ではない」と発言している。トレーズはガンダムのパイロットであるヒイロ・ユイ達の戦いから例え負け続ける絶望の中でも戦い続ける姿に自分が求める兵士の在り方を感じ、勝利を求めるのではなく戦い続ける事をエピオンの目的としたのだ(エピオンがガンダムなのもその為)。ゆえに自爆装置は備えておらず(「騎士(パイロット)は自ら死ぬことを許されない」という思想を持つトレーズがエピオンに自爆装置を搭載することはまず考えられない)、起動時に自爆装置関連のシステムを解除している。ヒイロが搭乗した時にもトレーズはヒイロに「エピオンで勝利してはならない(勝利を目的として戦ってはならない)」と告げている。

この機体に搭載されたエピオンシステムも、搭乗者への戦いへの問い掛けのひとつのようなものである。ただし、システムに触れたヒイロは最初こそ「ゼロと同じ」と感想を述べたものの、後にゼクスの乗るウイングゼロと交戦後「自分にエピオンは合わない(ゼクスなら合うだろう)」と取った発言をしたため実際にはゼロシステムとは少し異なるようだ。ヒイロの思想が結果的にトレーズのものと合わなかった、とも言えなくもない。

しかし、機体性能は15年前で既に完成されていたウイングガンダムゼロを更に上回り(なんとウエポンズアビリティ以外全てゼロと同等以上)、アフター・コロニーのモビルスーツとしてはウイングゼロと並んで他のガンダムや量産機の追随を許さないほどの圧倒的性能を誇え、劇中では人間の限界を遥かに超えた反応速度を持つMDすらも反応できない超高速戦闘であらゆる敵に対して一瞬で懐に入り込むことが可能。
エピオンと同等の性能を持つウイングゼロの基本スペックがフレームの時点でトールギス数機分の性能を持つというものだから、その機動性の凄まじさが分かる(トールギスの基本性能にエピオンの一部の性能を加え強化したトールギスⅢでもエネルギー消耗覚悟のリミッターを外してようやくエピオン同等以上になるということからも把握ができる)。
しかも当機開発に至って、各媒体においては「トレーズが『5機のガンダムを』研究して造った」としか書かれておらず、ウイングゼロのデータが入っていると確定する記述がない。さらにトレーズ派で明確に機体を直接確保出来たのはゼクスが極秘裏に軍に修復を依頼したウイングしかない。しかし一時的にOZがウイングゼロを所持していたこともあり、それらの運用データを極秘裏に取り寄せそれを元として開発した可能性こそあるものの、文脈通りに従えばほぼ無の状態からウイングゼロとほぼ同型機を造り上げたトレーズの工学者としてのチートぶりが窺える(小説版においてはゼロシステムはウイングゼロのゼロシステムを元にしているとなっているが、こちらもデータの入手経路は不明である)。
オペレーション・メテオを本編開始時点で既にOZ上層部が把握していたことから、本編開始前から5機のガンダムのデータもトレーズの元に既に渡っていた可能性もある。
『敗者たちの栄光』では若干設定が変わり、トレーズが独自に入手したウイングガンダムプロトゼロ試作零号機の設計図とゼロシステムの起動ユニットを元にオペレーション・メテオ以前から開発が始まっていたことになっている( 『FrozenTeardrop』でもそのことについて触れられており、エピオンの原型とされる『ワイバーン』も登場している)。
ちなみに本編序盤でヒイロが撃墜した輸送機が運んでいたガンダニュウム合金は本機に使用されるものだったとされる。

可変機構も有しており、ウイングガンダムウイングガンダムゼロのバードモードに相当するワイバーンモードへ変形する事が可能だがメインスラスターを防ぐ形になるため高速飛行になるわけではなくエネルギーの消耗を抑えるための変形という設定(一応腰部のMS形態において使う高機動のメインスラスターと違う燃費効率のよいサブスラスターは存在する)(なお、EW関連の展開が増えたためワイバーンモードという呼称は近年広まったもので、リアルタイムの書籍ではバード形態(もしくはMA形態)扱いだった)。
可変ギミックは背中から両足を前方に回す(いわゆる海老反りのような形)という簡素な物(機動戦士Ζガンダムに登場するハンブラビとほぼ同一)。
脚部つま先が双頭の竜のようなシルエットを成し、機体後方に装備されるヒートロッドが竜の尾を模したシルエットになる。一応この状態でもヒートロッドを赤熱化させることはできるが、エピオンは元々ドッグファイトなどを想定している訳ではなく、むしろ戦闘用ではなくエネルギー効率を重視した長距離の移動を想定している。
また、この形態ではその変形機構故に下から見ると顔が隠れていないのが確認出来る。

ちなみに小説版では変形機構自体が存在しておらず、「ガンダム」の名もついていないことから「ガンダムタイプのようでガンダムタイプではない機体」とされ、ゼクスは本機を「トールギスと同様の決闘用モビルスーツ」と評している。

なお、同時期にはガンダムアクエリアスと呼ばれる支援機が同じトレーズ派によって開発されており(作中未登場、開発されたとされるが稼働データが存在しない)これと連携することでMDを用いる敵部隊と戦うことを想定していた。

ちなみにネット記事では全長を17.5mと誤記されがちであるが、当時から参考文献では17.4mが正しい表記である。

武装

ビームソード

OZ-13MS【GUNDAM  EPYON】


大出力のビームサーベル。出力ゆえの刀身のサイズからビームサーベルではなくビームソードと呼ばれる。

本体のジェネレータと有線で直結しているため桁外れの出力を持ち、機体の千倍以上のサイズを持つ宇宙要塞バルジを一撃で一刀両断するほどの威力を持つ。出力自体は調節が可能で短剣状態からバルジの中央司令部まで届く程の巨大なサイズまで伸ばすことが可能。敗者たちの栄光においても足元の巨大なリーブラの破片に対してビームを発生させただけで真っ二つに切り分けるほど。形状も自在に変化させることができ、ビームを湾曲させて複数の敵を切り裂くといった芸当も可能とされる。作中トップクラスの出力を持つウイングゼロのビームサーベルとも互角以上に渡り合える。

配線を取り外した状態でも使用可能だが、手首のコネクタから供給される形となるため出力が低下する。その点はワイヤレスでも十分な出力を出せるバスターライフルに軍配が上がる。また右側サイドスカートにジェネレーターを直結している関係上、右利きでないとフルな性能を発揮できない。そのためか、後述のEW版エピオンは利き手がどちらにでも対応出来るようジェネレーターが左側サイドスカートにも付け替え可能な形状となっている。

ヒートロッド

ガンダムエピオン


シールドに収納された近接戦闘用装備。宇宙世紀のそれとは違い高圧電流を流す機能はなく、連結されたV字型の刃とともに高熱で敵を溶断する。簡易的なヒートソードとしても使用可能。
超高速機動を行いながら多数のビルゴやリーオー、トーラスを一瞬で殲滅する程。
最終決戦時にはツインバスターライフルを弾き飛ばしてウイングガンダムゼロを接近戦に引き込んだ。

後にゼクスの搭乗機となるトールギスⅢも同様の武装を搭載している。

TV版のヒートロッドは伸縮機能がないため常に伸びた状態だが、トールギスⅢのものは改良されて伸縮機能が付いている。これにより非使用時はシールドに格納することができる。後年になって発売された書籍では、TV版エピオンにも格納状態の画稿が描き下された。
EW版のエピオンのヒートロッドにもこの伸縮機能が付いているため、普段は盾に格納している。

エピオンシールド

左腕部に装備されている小型のシールド。
上述のヒートロッドの連結及び伸縮格納機能を持つ。
ガンダニュウム製とビームコーティングにより、実弾、ビーム双方に対して凄まじい防御力を誇る。

エピオンクロー

両腕部に装備されたクロー。劇中未使用。
配置から察するにウイングガンダムのライディングクローを参考にしたものと思われる。
ワイバーン形態時にはライディングギアとして機能するほか、MS形態時では徒手格闘の攻撃としても転用可能な隠し武器でもある。
劇中未使用故、これで攻撃できるゲーム作品は極めて稀である。

劇中での活躍

OZが内部分裂を起こした際、ロームフェラ派とトレーズ派の戦争に、トレーズ派の傭兵として参加していたヒイロが、激戦地ルクセンブルクでの戦闘中にトレーズから本機を託されたのが初登場。
エピオンに搭乗したヒイロはウイングガンダムでは数に押され窮地に立たされたモビルドールの軍勢を圧倒的な性能で殲滅。
しかし、ゼロシステムに翻弄され、モビルドールだけでなく、トレーズ派のモビルスーツまでも見境無く破壊した。

ヒイロはこの後サンクキングダム防衛戦にもこの機体で参加し、モビルドールを悉く破壊するが、結局王国は皇女であるリリーナの王国解体宣言によって再び崩壊する。
この戦闘の最中、ゼクス・マーキスの駆るウイングガンダムゼロと交戦し、その後両者は乗機を交換する。

ゼクスがパイロットとなった後はゼクスと共に転々とし、カーンズに誘われてホワイトファングへその身を移す。

宇宙へ上がった後は宇宙要塞バルジ攻防戦などをはじめ、司令官ながら最前線を戦い続ける。
バルジ攻防戦では、その圧倒的な性能でバルジ発射を阻止しようとしたカトルデュオの前に現れ、バルジの司令官に「必要ないのだ、宇宙にとって貴様達は!」と吐き捨て、一撃で文字通りバルジを一刀両断に切り裂いた。ゲーム等ではこのシーンを再現した演出が使われることもある。

ガンダムパイロットや地球圏統一国家との戦争では、モビルドールゼロシステムを応用した巧みな戦術で操り、ガンダムパイロットを圧倒するなど、ゼクスの能力も相俟ってその性能を遺憾なく発揮している。

最終的には崩壊する宇宙戦艦リーブラでヒイロのウイングガンダムゼロと一騎打ちを行う。
一進一退を繰り返し、両者完全に互角の戦いをするが、最終的にエピオンは腕を切り落とされ敗北する。
そして地球に降下するリーブラのエンジンを破壊しようとするも、武器が何もない状態で自爆を行おうとしたヒイロの前に現れ、ゼクスが完全平和に必要な第三の条件を述べた後、ビームソードでエンジンを破壊し、爆発に巻き込まれ、ゼクスと共に消息を絶った(ちなみにこの戦闘中にウイングゼロがエピオンに搭載されていないはずのバルカンのようなもので攻撃される)※。

コミックボンボンのコミカライズではそもそもリーブラは6機のガンダムのエネルギーをバスターライフルで発射して破壊しているため、エピオンは腕を損じただけで破壊されていない。
しかし、その後どうなったかは描かれていない。

※「MSエンサイクロペディア」では、『開発当初、特に武装は用意されなかったが、ホワイトファングに合流後、牽制用のバルカンが設置された』と記述されている。

関連動画



EndlessWaltz版

ガンダムエピオン
エピオン



コミック『新機動戦記ガンダムW EndlessWaltz 敗者たちの栄光』用に、カトキハジメ氏がデザインリファインを行なった機体。
他のガンダムと同様、設定上はTV版と同一の機体となっている。

他のEW版ガンダムと違い、大幅なシルエットの変更や機能の変更は行われていないものの、細部のディテールが異なっている。
また、武装の項目にあるように、新しくヒートロッドに伸縮機能が付いたものがデザインとして採用されている。

シュトゥルム・ウント・ドラング

トレーズがホワイトファング入りしたゼクスの為に極秘裏に送った装備。デザインが背部のエピオンウイングを小型化した形状であり、左右の前腕に装着される(この時エピオンシールドは腰の後ろに装着されたままになり尻尾の様な状態になる)。前作品ネオドイツ代表ガンダムの必殺技名と丸被りしている点はツッコんではいけない。
この装備には「ディフェンサー・モード」と「ツヴァイヘンダー・モード」の2つの形態がある。メリクリウスのプラネットディフェンサーの応用で翼そのものが広範囲に展開する「ディフェンサー・モード」は最大出力のツインバスターライフルを何発も完全に防ぐ事が出来る。それを使う姿はシュピーゲル同様シュトルム・ウント・ドラングであり、ビームをはじく様はまさに嵐を纏った状態である。またビームソード基部の左右に装着しそのまま展開することで巨大な幅広のビーム刃を形成する攻撃形態「ツヴァイヘンダー・モード」は、通常時のビームソード(宇宙要塞バルジを一刀両断できる)以上の出力を誇り、劇中では片側を失っていたため使用されなかったはなかったが、後に設定画で描かれ全長100m以上の超巨大ビームソードが確認できる。
なお装着したまま変形可能で、この状態でもディフェンサー・モードを使用できる。

ガンダムエピオンパイ

新機動戦記ガンダムW Frozen Teardropに登場。一見、『パイ』はギリシャ文字の『π』と思いがちだが、中国語の『』(桃白白のパイと言ったほうが解りやすいか)である。
プリベンター火星支局北極冠基地に滞在する老師・張が、ガンダムエピオンのデータを基に自ら完成させた2号機。

デザインや可変機構、ゼロシステムの有無などはオリジナルとほぼ変わらないが、カラーリングが名前の通りトールギスⅡを彷彿とさせる純白と青、武装がシェンロンガンダムと同じくドラゴンハングとビームトライデントに変更されてるといった相違点がある(変形するとドラゴンハングが両脚部の間に付くので、三つ首竜の様な形となる)。ドラゴンハングにマシンキャノンとビームキャノンを装備しているためオールラウンダーな機体となった。なお、シールドはオリジナルと同じである。
ちなみにコックピットはウイングゼロに準じているため、専用ヘルメットを用いることなく操縦可能となっている。

初登場ではノーマルのエピオンと交戦、ゼロシステム全開の相手に対して、ゼロシステムを使わずに圧倒するという驚異的な戦闘力を発揮、後にエピオンパイもゼロシステムを発動すると、相手は為す術ももなく瞬殺された

ガンダムエピオン初号機

新機動戦記ガンダムW Frozen Teardropに登場。
本記事で解説されている新機動戦記ガンダムWに登場したガンダムエピオンと同じ機体ではあるのだが、作中の時代では他にも新造されたエピオンが存在するため便宜上こう呼ばれている。

リーブラでの戦いの後、ゼクスの旧来の友であるエルヴ・オネゲル少佐の元に預けられた。だが、彼がノイエンハイム・コンツェルンの手の者に暗殺されてしまい、その後は火星に発足した『ラナグリン共和国』に発見・回収され、修理を兼ねて改修を施されている。
現在はゼクス・マーキス(かつてのミリアルドとは全くの別人で名前だけ借りている)の搭乗機体となり、ラナグリン共和国の指揮官機として君臨している。
切り落とされた左腕は新たに新造された銀色の腕に換装されており、また爪先(変形後の機首部分)にビーム砲が追加されたことで射撃戦にも対応出来る様になっているなど、近接一辺倒だった改修前よりも汎用性が高くなっている。ただしオプションであるシュトゥルム・ウント・ドラングはリーブラ戦で失われているため、装備されなかった。

他外部作品では

作品のラスボス的な扱いである為、Gジェネレーション シリーズを始め、スーパーロボット大戦シリーズやガンダムVSシリーズなど多くの外部作品に登場している。「射撃武器を持たないが格闘戦では圧倒的に強い」といった性能を持たされることが多いが、逆に言えば「相手に近づかなければ攻撃出来ない」というわかりやすい弱点がある。その為、大ボスとして登場した場合は射程外からの遠距離攻撃を徹底すれば完封できるし、対戦ゲームに登場しても相手に接近すること自体が困難だったりと、設定に反して弱キャラ扱いされる事が多い。「勝者になってはいけない機体」の触れ込みは伊達でないというのか。ただし、近年のスーパーロボット大戦シリーズではヒートロッドの射程が伸びたり、移動後使用可能で射程・威力共に優れたMAP兵器「ビームソード最大出力」が追加されるなどして強化されている。射程の概念がそもそもないロストヒーローズでは他ゲームでの最弱ガンダムというイメージが変わるほどの強敵である。
しかし、全武器の射程が1だったり、即刻解体してトールギスⅢ開発資金にされたり、ミリアルドに乗り捨てられ何故かドロシーが搭乗していたり、ずっと倉庫でEVA零号機等と一緒に留守番していたり(スパロボ)、そもそも癖が強すぎて誰も使えない(ガンダムVSシリーズ)エピオンのを見たトレーズは何を思うのだろうか。ちなみに当のトレーズが駆るトールギスⅡはガンダムVSシリーズでは強キャラとか言われている。

Gジェネシリーズでは『F』から参戦。
どの作品でも高いスペックを誇り、威力が高いビームソードと離れた間合いでも攻撃できるヒートロッドを併せ持つ強力な可変格闘機。
しかし、作品によってはゼロシステムに足を引っ張られている印象がある。
『F』ではヒートロッドの射程が3まで届くおかげで、純格闘機にしては比較的使いやすいユニット。
更にゼロシステムのおかげで射撃・格闘の両方の値に+20加算されるので、格闘値の低いパイロットを乗せても普通に戦える。格闘値が高いパイロットが乗れば、母艦の指揮範囲外でなければ攻撃が外れる事はまずないだろう。そこ、射撃値の加算は無意味とか言わない。
難点は変形しないと空を飛べないこと。バード形態ではヒートロッドが使えない(射程1のタックルのみとなる)。
また、武装の威力がそれほど高くなく、最大出力のハイパービームソードは使いにくいMAP兵器にされてしまっている。
『NEO』では変形が出来なくなったが、代わりにMS形態のままでも重力下での飛行が可能となった。
相変わらず基本性能が高くヒートロッドが中距離武装なので、対ビルゴ戦では非常に使える。
ただし、今度はゼロシステムのせいで、パイロットのMPが毎ターン減少してしまう点には注意。
『ウォーズ』では格闘の属性が細分化されているため、各武装は属性に応じて使い分ける必要が出てきた。
FでMAP兵器だった「ハイパービームソード」は通常兵器に変わり、射程1~3、威力5500と非常に強力な武装として実装された。更にOP「RAISERシステム」を装備すれば威力を7150まで底上げさせる事が出来る。
ただしゼロシステムのせいで大抵の場合テンション「弱気」で出撃させられることが多く、折角の強力な格闘武装も弱気のせいで威力が活かしきれないケースに悩まされる。
どうにかしてパイロットのテンションを上げる様に心がけよう。
ちなみに機体デザインは赤を基調としている筈なのに、何故か赤い機体に含まれない(アビリティ「赤い彗星」が適用されない)。
更に『OW』以降はEW版エピオンも登場。ウイング系はEW版になると武装の性能が大きく変わる傾向があるがエピオンは武装に全く変化がなく、性能はTV版よりも全体的に上昇するため、純粋にTV版の上位互換機となっている。

ガンダムEXVSシリーズでは「射撃武器を持たない」「長時間の格闘コンボで大ダメージを与える事が可能だが、単発ダメージは非常に低い」という独特すぎる仕様の為、登場当初こそはネタ機体扱いされたものの、バージョンアップの際に強化が施され、やがて少しでも隙を見せれば一気に切り崩される強襲機として恐れられ始めた。
初登場したNEXTでは、右下の武装欄にはモビルアシストとして攻撃力は無いがその代わりに射撃無効化バリアを展開してサポートしてくれるビルゴⅡの召喚可能回数のみ。
再登場したエクストリームバーサスフルブーストではゲームの仕様変更の結果武装パネルが存在しないという異質な機体となっている(他の機体はビームライフルの残弾などが表示されるパネルが右下に存在する)。
つまり他のMSを呼び出すアシスト攻撃すら存在しない純粋な格闘機体。
(ゴッドガンダムマスターガンダムですら射撃やアシストがある)
さらに格闘攻撃を他の格闘攻撃orホーミングダッシュ(高速接近移動)でキャンセルできるというラッシュ格闘と呼ばれる専用の仕様が搭載されている。そのため他の機体と違い、一度格闘攻撃がヒットすると、ブーストゲージが尽きても自分が横槍を入れられるか相手がダウンするまで格闘を叩き込むことができる。
また、ヒートロッドは同作のムチ系武装の中では最強クラスの武装。攻めの起点に迎撃・ダウン取った相手への起き攻めで追い討ちとエピオンの主力武装の一つ。懐でこれを振り回されたら止められない。
強力な格闘コンボと強力な牽制になるヒートロッドを武器に、敵陣に切り込み戦線を切り崩していく機体になっている。
反面、射撃攻撃を一切搭載していないため、ヒートロッドすら届かない間合いの外では完全に無力になることが弱点。相手に対して射撃で牽制しつつ戦うという基本戦術すら苦しい戦いを強いられてしまう。
しかし一度食らいつけば、その爆発力と近接戦闘能力で低コスト機体はおろか、同レベルの格闘機すらうまくいけば封殺できてしまう
あまりにも癖が強く、苦しい立ち回りを強いられる(パートナーの負担も大きい)がゆえにこれを使い込むプレイヤーはあまり多くない。しかしその反面で潔いほどの騎士道精神あふれる機体性能に魅入られてこれを使い込むプレイヤーも存在する。
MBONでは後覚醒技に誘導切り効果のあるゼロシステムが追加され、EXVS2ではゼロシステムが格闘CSに移動したため武装パネルが表示されるようになった。XBではアシストのビルゴⅡが防御武装として復活し、特殊射撃の出力切替が削除された。

ガンダムビルドファイターズにおいて脚部にドラゴンガンダムのドラゴンクロー(および内蔵された火炎放射器)を移植した「ドラグエピオン」が登場。
ネームドキャラが使用した訳ではないが、致命的な弱点を克服しただけあってスタービルドストライクガンダムを大いに苦しめる善戦を展開した。

立体物

いかんせんEWのインパクトからゼクス=トールギスⅢのイメージが強くなってしまったせいで、ゼロ年代は立体物に特に恵まれなかったが、2010年代に入ると徐々に改善され始めている。
ガンプラ・アクションフィギュア共に1/144以外は変形は全て手首を外す以外差し替え無しの方式を取っている。付属武器に関しては劇中のものが一通り再現されているが、シュトゥルム・ウント・ドラングを再現した立体物は2022年現在でも存在していない。

ガンプラ

1/144、HG1/100、BB戦士Gビークル、Gジェネシリーズにてラインナップ。
1/144は変形する際リアスカートを外す必要がある。
HG1/100はダクト部分とエピオンクローと爪先の一部が金メッキ成形になっている。
BB戦士Gビークルは、MS形態⇔MA形態⇔シューティングモードへの変形ギミックが盛り込まれている他、ミニサイズのガンダムエピオンとトールギスが同梱している。
Gジェネシリーズでは、劇中同様の装備とギミックが再現されている。

それ以外での展開はないが、EW版エピオンがMGで発売されている。
2021年にはガンダムベース限定商品で、スペシャルコーティング版のMG EW版エピオンが発売された。

アクションフィギュア

2003年にMS IN ACTIONで発売。

2012年年末にROBOT魂で発売。ワイバーン形態用にパースを効かせた前腕が付属し、ビームソードのエフェクトも大小の選択式。
2022年にはプレミアムバンダイ限定でMETAL ROBOT魂も発売。二期OP最後のシーンを再現する同ブランドのウイングゼロと連動の手首パーツが付属する。

ちなみに、リアルタイムでは勇者シリーズ放送真っ只中だったのもあって、ホビー誌ではエピオンに対し「(主に翼の形が)勇者ロボっぽい」という感想を持った編集者も少なくなかったようで、実際誌内では専属モデラーがエピオンのガンプラを勇者ロボ化した作例も存在した。

関連イラスト

えぴおん!
EPYON



関連項目

新機動戦記ガンダムW
ヒイロ・ユイ ゼクス・マーキス ミリアルド・ピースクラフト トレーズ・クシュリナーダ ホワイトファング ラスボス
ウイングガンダムゼロ トールギスⅢ

ワイバースト魔動王グランゾート):ライバル機であることと二首竜に変形するギミックが類似。最終的に破壊されていない点も同じ。

GNフラッグ:エピオン同様、主要武器に本体のジェネレーターとケーブルで直結したビームサーベルを持ち、接近戦用武装しか持たないラスボス機。ただしエピオン(TV版)はビームソードが右利き用に特化しているのに対し、こちらは逆に乗り手もあって左利き用にカスタマイズされている。

ガンダムヴァサーゴ:色合い等が良く似た機体。こちらも、その改修機が事実上のラスボスとなっている。武装等を含めアルトロンガンダムウイングガンダム系列を掛け合わせたようなデザインをしている。なお、スーパーロボット大戦α外伝ではヒイロとカトルがエピオンと本機を見間違える場面がある。

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