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ウイングガンダムゼロ

ういんぐがんだむぜろ

XXXG-00W0 ウイングガンダムゼロ(Wing Gundam ZERO)は、テレビアニメ『新機動戦記ガンダムW』に登場する機動兵器。
目次 [非表示]

「ウイングゼロが見せた未来から俺が選んだのは…これだ」

データ


アビリティレベル

※リーオーをオールレベル100として換算

ファイティングアビリティレベル150
ウエポンズアビリティレベル150
スピードアビリティレベル160
パワーアビリティレベル140
アーマードアビリティレベル140

概要

A.C.(アフターコロニー)の世界における全てのガンダムタイプモビルスーツの原型機。

TV本編での呼称はウイングゼロゼロなど。


A.C.史上初の戦闘用MSトールギスを開発した6人の科学者達のうちハワードを除く5人が、コストと実用性を度外視し、高性能のみを追求し設計した機体である。

ガンダニュウム合金を本格的に採用した初のMSであり、フレームのみで推力、機動性、運動性、飛行能力など全ての基本性能は当時最強のMSと謳われたトールギスを遥かに凌駕しトールギス数機分の基本性能からくる機動性を持つ程。

しかしトールギスの時点で機体に追従できるパイロットが皆無だったが、その問題となる機動性などを更に凶悪にされた上に制御系に「ゼロシステム」を組み込みパイロットを機体に追従させる形を取る。

さらに主武装に過剰な攻撃力を持ったツインバスターライフルを採用、非常に危険性の高い機体として開発される事となった。

しかし、当時は実際に製造可能な技術水準に達していなかったため、科学者達は設計データを6人で分け、それぞれが所持する形で封印した。

また、当時彼らが所属していた地球圏統一連合が急速な軍事化を推し進め、彼らの故郷である各コロニー自治政府に圧力を強めていたという背景もあった。


科学者達はゼロのデータと共に連合を出奔。科学者6人中5人は、それぞれのコロニーの反連合勢力と結託し、ゼロのデチューン版と言うべき5機のガンダム(ウイングデスサイズヘビーアームズサンドロックシェンロン)を開発した。要するに5機のガンダムのプロトタイプ

開発された5機のガンダムは、地球上での活動を重視したのに対してウイングゼロは主に宇宙戦闘に特化した機体として設計されているが、大気圏内での運用においてもまったくの無調整で問題なく、MS形態で大気圏内でも超高速飛行による戦闘も可能でエピオンと同等レベルにある。(全速で空中を逃亡するトーラスMAにMS形態のまま地表から背面のサブスラスターのみで一瞬で追いつてしまう程

その思想は後のウイングガンダムにも継承されており、また地上での戦闘も対応できるよう再設計されている。


その後、OZに取り込まれつつあるコロニー群の中で、OZに支配され取り入ろうとするコロニー住民たちに父親を殺害され憎悪に狂ったカトル・ラバーバ・ウィナーH教授の研究所にあったこの機体データを入手して、ウィナー家の財力で遂に機体は完成、実戦に投入される。

その後OZに奪われた事もあったり、持ち主を転々とし、最終的にヒイロ・ユイの搭乗機となる。様々なパイロットの手に渡ったが、この機体のゼロシステムを制御できたのは最後までヒイロだけだった。上記のセリフの通り、ヒイロとウイングゼロのゼロシステムとの方向性が一致した結果といえるだろう(エピオンのシステムとは明らかに相性が悪かったためなおさら)。


ウイングガンダムゼロ(TV版)

WING GUNDAM ZEROウイングガンダムゼロ

TVシリーズに登場した際のデザイン。デザインは大河原邦男

2枚の開閉式カバーを持つ背面2基のウイングスラスターを始め、全身各所に多数の加減速・姿勢制御用スラスターを配置し、トールギス以上の推力、機動性、運動性、飛行能力を発揮し、劇中でガンダムエピオンと互角の空中戦闘を行った。


ネオバードモード

ロック.オン完了  攻撃開始

「ネオバードモード」と呼ばれる戦闘機形態に変形することで、単独での大気圏突入や長距離の高速巡航を可能としている。なぜ原型機であるにもかかわらず「ネオ」と称されているのかは不明だが、一説によると実際に建造されたウイングゼロにはウイングガンダムの可変システムを参考に再設計されているため新生という意味でネオと付けたといわれている(ただし原型機の時点で可変機能はあったため後付けというわけではない)。


変形方法は背部のウイングのカバーを平行に展開させ、頭部・下半身を180度回転、両膝・肩アーマーを折り畳み、足首収納と同時にゼロバーニアを露出、フロントスカートとサイドアーマーを副翼の如く立たせた後ウイングシールドとツインバスターライフルを背部ジョイントにマウントして変形を完了する。展開されたウイングカバーは本作のタイトルであるウイングの「W」の字を模っているように見えなくもない。

上述したように元々宇宙戦闘を主眼に置いて開発された機体ではあるが、腕部がランディングギアになるのでバードモードのままでも着陸ができる(特別編の映像で確認ができる)。


この変形方式は後に開発されたウイングガンダムにもバードモードとしてフィードバックされたが、こちらは若干過程が省略されている。ウイングゼロと違い地上戦闘をメインに開発されたため新たにランディングギアなどの新機構が加えられ、より鳥らしいシルエットとなっている。


武装

ツインバスターライフル

2挺のバスターライフルを平行連結した大型ビームライフル。

1挺だけでもウイングガンダムのバスターライフルの2倍以上の威力を誇り、最大出力ではスペースコロニーやそれ以上に巨大な資源衛星を一撃で破壊可能。また、ウイングガンダムは最大出力では3発限定のカートリッジ方式だったのに対し、こちらは機体から直接エネルギー供給されるため機体のエネルギーが続く限り発射可能。EW時空の敗栄本編においても最大出力5発以上発射がされている(EW版の劇中描写や他の設定と矛盾する一部資料の設定では、機体本体のエネルギー総内蔵量はコロニー破壊3回分、機体への反動が大きく3発連射で自壊するなどもある)。

これは本体の過剰なエネルギーキャパシティに加え、大容量のエネルギーコンデンサを本体とライフル内に搭載されているためであり、理論上はエネルギー切れもしくは機体損傷するまで連射可能とされる。

2挺に分割する事で別方向への同時射撃や、出力を調整する事で低出力で通常のビームライフルのように連射する事も可能な柔軟性も持つ。

ネオバード形態時はグリップを収納し分割した状態でシールド側面に設置され、そのままでの発射も可能。


シールド

通称『ウイングシールド』。

ネオバードモードの機首になるだけでなく、打撃用の武器に転じることも可能。その際に機首が伸縮し対象物に大きなダメージを与えることができる。この伸縮機構には排熱機能の役割もある。立体物では初期の1/144を除きこのギミックが再現されている。

後の設定ではシールド側面(バスターライフル接続箇所付近)にウイングバルカン(後述)が設置されていることとなり、漫画版でもそれが使われる画面が存在する。


ビームサーベル

接近戦用の斬撃武装。

『ガンダム』タイプのサーベルとしては珍しく、ビーム刃の色はグリーン。

形状は一般の量産機が装備するサーベルと大差ないがビーム表面に形成される電離層により水分子とビームが分離され水中でも使用可能。出力も他のガンダム以上に高く、エピオンビームソードと接近戦で渡り合える程。

通常時は開閉式の肩アーマーに収納されている。


マシンキャノン

両肩に内蔵された4銃身式機関砲。発砲時は肩口の装甲が回転し銃身が露出する。しかし劇中では後のEW版やプロトゼロ同様に装甲が蓋のように開いて発射している作画ミスがあった。

基本的に牽制や近接防御が主用途だが、標準的なチタニュウム合金製MSは無論、数秒の速射でビルゴさえも破壊可能。


ウイングバルカン

ウイングバインダー基部に搭載されているはずだった機関砲。

武器の設置場所から見てもネオバード時専用の武装であるが劇中で使用している場面は特にない。当時の立体物でもバインダー基部にバルカンのモールドが再現されているものもあった。

しかし最近発売されたゼロの立体物では前述の通りシールド側に場所が変更されており、かつてウイングバルカンがあるはずだった場所はウイングカバー可動用ヒンジに置き換えられ存在そのものがなかったかのようにされている。EW版に至ってはビームサーベルのマウントに取って代わられた。


関連動画


ウイングガンダムプロトゼロ

ウイングガンダムプロトゼロ(EW版)飞翼零式

漫画『新機動戦記ガンダムW EndlessWaltz 敗者たちの栄光』にて登場した機体。

詳細は当該項目を参照。


ウイングガンダムゼロ(EndlessWaltz版)

ウイング ガンダム ゼロ(カスタム)ウイングガンダムゼロカスタム


OVA『新機動戦記ガンダムW EndlessWaltz』用としてカトキハジメが新たにデザインした機体。

デザインが違うのみでTV版と同一機という設定だが、前述のプロトゼロがゼクス・マーキスに渡った時に損傷していたのをハワードが改修した結果、この様な姿になった。

敗者の栄光版ではシールドが装備されており、ネオバードへの変形が可能。ただし立体物ではシールドの形状が一定していない。

EndlessWaltz版ではシールドを装備していない(紛失している)関係上、ネオバードへの変形を行わないが、MS形態での大気圏突入機能は残されている。


通称ウイングガンダムゼロカスタム(プラモデル商品名に由来する)。

略して「ウイングゼロカスタム」「ゼロカスタム」「ゼロカス」。

ロボットに生物的な羽を付けるという発想は当時の視聴者を驚かせ、Sガンダム(Ex-Sガンダム)やマスターガンダムと共にカトキデザインの傑作との呼び声が高い。

かつてはEW版の人気のためTV版が目立たなくなったが、近年では玩具の立体化、ゲーム出演など改善されている。


外部出演

スーパーロボット大戦シリーズ

スーパーロボット大戦では主にEndlessWaltz版での参戦が多い。

(単独作品に限れば、DがTV版名義、

COMPACT・COMPACT3ARWLXはEndlessWaltz版、64では通常ではTV版、条件を満たすとEndlessWaltz版を入手)

これに関してファンからは「OVAの立場の方が他作品と絡め安い。」「単にこっちの方が人気あったから。」といった様々な憶測が上がっている。

それゆえ、第2次スーパーロボット大戦Z反体制側が主人公サイドの新規作品の数々の中に久々にTV版が参戦したことでちょっとした話題となる。

また、当作品では名前の繋がり「ウイングゼロ→W0(ダブリュー=二つのオー)→00」や設定上の相性からツインドライブ機(ダブルオー)と事実上の兄弟機というとんでもない設定が追加される。

トランザムバーストによる共有情報のゼロシステムによる高速処理、或いはゼロシステムによる戦術予測のトランザムバーストによる拡散を意図していたが、ゼロシステムが暴走した時にそのネガティブなイメージを拡散して大惨事になりかねない(殺害手順の具体例付き処刑宣告であり、範囲内の全員を錯乱させかねない)こと、ソレスタルビーイングの目的がコロニーの解放というW0側の目的にそぐわないこと、「そもそもこんなもん扱えるやついるわけねーだろ」という懸念から五博士が0ガンダム作成以前の時期に既にできていたウィングゼロの方の設計図を奪取して離反し分断したらしい、それ故にリボンズは上記の事実を知らなかった。

第3次Zでは参戦作品の都合で他のW勢共々デザインがEW版に切り替わる。

特に説明もなくいきなり見た目が変わっているが多元世界絡みで見た目が変化したのか修正力的なものが働いているようで仲間からは『なんか見た目が変わったような気がするけど気の所為かも』位にしか思われなかった。

TV版と同じ機体のはずだが見た目が何故か違うというある意味原作通りの扱いでの参戦は当然ながらスパロボ初である。


ゲーム面では火力こそ各種スーパーロボットにこそ劣るものの、ツインバスターライフルが長距離武装とMAP兵器版の2種類使用可能。作品によってはMAP兵器ローリングバスターライフルも使用可能となっており複数のMAP兵器の使い分けで敵を殲滅する。


なお。多くのスパロボではEW版に乗り換える(もしくは改造される)イベントが入るパターンが多く、前述の第2次とD以外はTV版が最後まで活躍できる作品は意外とレアケースとなっている。


ガンダムvsガンダムシリーズ


初参戦は無印ガンダムvsガンダムより。コストは3000。

メイン射撃はバスターライフルによる足の止まらない照射という独自仕様。

普通のビームライフルと比べると発生が少し遅く、出た後の誘導は皆無。連射もしにくいがその分、ダウンの取りやすさ・弾速と威力に優れる。

また、特殊射撃でツインバスターライフルによる爆風付きビームを照射することも可能。


メインの仕様が独特ゆえ慣れが必要だが、使いこなせればその弾速を活かした着地狩りでダウン連発させ相手をかき乱しつつダメージを与える攻守共に優れた万能機である。


EXTREME V.S.シリーズ

フルブーストで久しぶりにTVシリーズ版が参戦。EW版と同じくコストは3000。

一応、格闘寄り機体という触れ込みだが実際は露骨な押し付け武装こそ無いがトップクラスの機動力・旋回性能を有する基本スペック重視な万能機。

今作のメインは通常時は単発ビームに変わっている為、ガンダムvsガンダムの時とは戦闘スタイルが大幅に変化している。ウイングゼロ伝統の足の止まらない照射は射CSを使用すると次弾最初1発が移動ゲロビに切り替わる仕様で受け継がれている。またこのゲロビには格闘へのキャンセルルートが存在し、着地狩り以外にもゲロビを布石にコンボにつなげるという攻め手も可能。


ゼロシステム一定時間自身に誘導無効効果を付加する自己強化武装として実装。時間は短いがステップやBDのたびに相手の攻撃が逸れるので、未来予知したといわんばかりの回避が可能。奇襲・咄嗟の回避に使える強力な武装。

2種類のメイン射撃の使い分け、そこから格闘に継げてダメージ取り、ローリングバスターライフルで接地面制圧と優れた使い手が使用すると隙の無い猛攻を繰り出す高バランス万能機。


その分、他の3000コスト機体に比べ耐久値が低めに設定されており、武装のリロード速度も悪いので考えなしに使用すればすぐに弾切れを起こす。オールラウンダーな万能機ゆえに使用者の腕がそのまま反映されるので実力の誤魔化しが効かないので注意。


マキオンから特殊射撃にツインバスターライフル【照射】が追加され、クロブから後覚醒技としてツインバスターライフル【最大出力】が追加された。


エクバ2の時代にリフレッシュ修正を受け、変形時に急速突撃や変形解除からの狙撃等々の変形アクションが追加、環境上位機体らが下方後にはトップに躍り出る…がクロブ移行時に下方修正を受けてしまうのであった。


ガンダムバーサスではパイロット乗せ換えが実装されたことで、デュオやトロワ、五飛、カトル、ミリアルドを乗せることが可能となった。なお、カトルは後述の黒カトル仕様となっている。


カトル搭乗

ケータイサイト「ガンダムVS.モバイル」の有料会員のみ使えるエクストラ機体及び家庭版EXVSFBのダウンロードコンテンツのコンパチ機体。コストは2500。

「この世界は狂っているんだ…だから僕は!」「ゼロが言うんだ…みんな殺せって…」との物騒な台詞の数々で分かるようにゼロシステムで暴走状態の姿での参戦である。

ゲーム面では移動照射が不可能・格闘性能が低下といったコスト低下の弊害を受ける代わりにメイン射撃の弾数増加・ローリングバスターライフルが威力とリロード速度が強化されている。

低めの基本性能を強力な武装と変形で補い、隙をついてローリングバスターライフルで敵を巻き込む射撃寄り可変機となっている。

なお、サンドロック系統機の参戦は続編からなのでカトルのガンダムVSシリーズ初参戦はこっちの機体になる。彼を病みキャラにするつもりかバンナム…


ガンダムバーサスでは前述の通りパイロット乗せ換えが実装されたことで、カトル搭乗Ver.自体は参戦しない。ウイングゼロにカトルを乗せることで再現可能だが、武装はヒイロ機と同じとなっている。


Gジェネレーションシリーズ

「NEO」「SEED」「スピリッツ」「ジェネシス」と、「ギャザービート」「アドバンス」以外に登場。

「ZERO」には没データとして存在している。


開発順序が本編の開発順序と逆になっており、ウイングガンダムやエピオンから開発できるが、作品によってはEW版のウイングガンダムやプロトゼロからも作れる。発展先はウイングゼロ(EW)。


ゼロシステムでパイロットに能力補正がかかる反面、性格が上書きされて「普通」のテンションが無くなってしまうのが欠点。また、特殊攻撃を持たず、すべての攻撃が実弾かBEAMなため、特定属性の強化を乗せやすい。


立体物

ガンプラ

1/144、HG1/100、HGEX1/60、HGAC1/144、元祖SDガンダム、SDガンダムBB戦士の6種が存在し、TV版ウイングガンダム同様いかんせんEW版の立体化の方が恵まれているのもあり、2014年のHGACまでは長らく1995年当時に発売されたラインナップしか存在しないという有様だった(似たようなデザインのウイングガンダムプロトゼロは2013年にMG化している)。


HG1/100とHGEXは差し替えなしの完全変形を実現しているが、脚部の複雑な変形の影響で足首の可動軸がボールジョイント接続ではなく軸可動となっている。しかも軸可動自体が変形優先の可動に準じているため接地面で大いに不安があるという問題を抱えていた。一方1/144は足首の変形こそ再現されているがバーニアの位置が踵に固定されたままであり、MSモードでそれが目立ってしまう欠点が生じている。ただしウイングバインダーは差し替えでの展開であるためほかのモデルと比べて見た目が良い。

HGEXはゴッドガンダム同様マニピュレーターが全て可動指になっている仕様で、胸部サーチアイ部分に発光機能が付いている。またプロポーションも設定画準拠で評価は高い。肩部マシンキャノンが設定通り回転して出現するのはHGEXのみである(ほかは差し替えもしくはオミット)。


19年ぶりのTV版ゼロのガンプラであるHGACはプロポーションは設定画準拠で、耐摩耗素材KPSを使用している事で武装の保持や可動軸の摩耗耐性が大幅に上昇している。また、青色の部分がウイングガンダムやゼロカスタム同様濃紺に変更された(これはシャイニングガンダムと真逆の現象である)。

変形に関しては脚部のみ差し替えでの変形となり、ウイングバーニアの接続部のバランスを大いに見直したことでそれまで寸胴気味だったネオバード形態も大分スタイリッシュになった。一方、強度確保のためとはいえ背部ウイングに丸見えのヒンジが追加された点は賛否両論あり、一部モデラーはこのヒンジを埋める改造をしている。

なお、このウイングゼロはウイングガンダムと違って肩のポリキャップのストッパーがなく陥没しやすいという欠陥がある。そのため、ポリキャップのタグを切ったものを仕切り替わりに挟むと陥没しづらくなる。


元祖SDガンダム、SDガンダムBB戦士は小柄であるが劇中同様MS⇔ネオバード形態への変形が可能となっている。

2021年9月にはSDガンダムEXスタンダードでも発売された。変形機構とツインバスターライフルの分離はオミットされているが、これまで同様規格がHGシリーズと連動している。


可動式フィギュア

バリエーションが少ないのは可動式フィギュアにおいても似たような状況でこちらも長らくMS IN ACTIONぐらいしか存在しなかったが、2012年にROBOT魂化。


ROBOT魂はゼロのデザインも現代風にスタイリッシュなアレンジがなされ、こちらもウイングにヒンジが存在するがHGACに比べて小型化しており大分目立たなくはなっている。ネオバード形態への変形はこちらも脚部を差し替える仕様。差し替えだがマシンキャノンも展開する。ただしビームサーベルラック部分の肩アーマー開閉ギミックは省略されている。


2021年METAL ROBOT魂での発売が決定。メジャーだったEW版より先に商品化されるという異例の事態となった。最初は11月を予定していたが12月に延期となった。プレミアムバンダイ限定の同ブランドのガンダムエピオンに付属する専用手首と連動している。


バリエーション

TV版とEW版それぞれでバリエーション機のデザインの有無がある。

TV版

ウイングガンダムゼロ炎

ガンダムビルドファイターズ炎」及び「ガンダムビルドファイターズ炎トライ」に登場したTV仕様のウイングゼロの改造ガンプラ。

かなりの改修が施されたことから原型を留めているのは関節部とツインバスターライフルぐらいしかなく、外装はむしろEW版に寄せてきている。

」とつく通り機体色は赤と炎クリスタルのクリアオレンジ主体となっており、ウイングバインダーがそのまま大型ソードハイパーカレトヴルッフになるギミックを持つ。


ウイングガンダムスカイゼロ

ガンダムブレイカーバトローグに登場したTV仕様のウイングゼロの改造ガンプラ。

ゼロシステム=頭への負担のイメージからかフォウ・ムラサメ(劇場版Ζ版)のAIデータが使われている。

見た目は全く変わらず一見単なる色替えモデルだが、元々ステルス機に近い特徴を持っていたウイングゼロの装甲の軽量化により防御を犠牲にした分機動性能を上昇させ、ステルス用塗料を使って隠密性もさらに高めている。それでも、上にMSを一機載せられるくらいの剛性はあり、劇中ではネオバード形態のまま陸戦型ガンダム市街地戦仕様が上に乗り、本家では(主にパイロットの性格上)あり得ないサブフライトシステムとしての役割も果たしている。

色は原型機からブルー→スカイブルー(ミントグリーンに近い)、ホワイト→パステルブルー、イエロー→オレンジ、レッド→ブラック、グレー(関節部)→ネイビーブルーに置き換えられており、機体カラーに赤は一切使用されていない(ガンプラの完成例で茶色っぽく見える部分はただの黒である)。


EW版

ウイングガンダムセラフィム

「新機動戦記ガンダムWエンドレスワルツ最強プレイングブック」に掲載されていたオリジナルストーリー「新機動戦記ガンダムW ~ティエルの衝動~」に登場。

パイロットはティエル・ノンブルー

詳細はリンク先を参照


ガンダムルシフェル

「新機動戦記ガンダムW ~ティエルの衝動~」に登場。

ウイングガンダムセラフィムの量産直前に開発されたゼロシステムの試験機。

パイロットはカール・ノンブルー

詳細はリンク先を参照


ルルーシュ専用ウイングガンダムゼロ

正式名称はウイングガンダムゼロリベリオン

機体のカラーリングはカトキハジメ氏によって設定された。

スーパーロボット大戦DDにて登場。

詳細は上記の名前のリンクから


関連項目

新機動戦記ガンダムW

ウイングガンダム ヒイロ・ユイ ツインバスターライフル ゼロシステム ガンダム開発者(新機動戦記ガンダムW) トールギス 黒カトル プロトタイプ

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