やり方
①ウイングガンダムゼロに乗り込む。
②ツインバスターライフルを取り、大きく腕を開いて完全に水平になるまで腕を持ち上げる。
③引き金を引きながら、横に回転する。
概要
もう少し詳しく説明すると、二丁のバスターライフル左右一直線に構えて照射することで、自機を中心に左右方向に「高威力かつ巨大なビームの線」を形成し、その状態で自機を360度回転させることで自機を中心に射線上の対象をなぎ払うというもの。
ハイマットフルバーストと違い、攻撃範囲が「自機を中心とした水平方向周囲360度」と非常に広い。手で持って運用できるがゆえに広い射角を持つバスターライフルの長所を活かした攻撃である。巨大なビームサーベルを形成して広範囲をなぎ払うライザーソードもこれと似た考え方の武装である。
バスターライフル一丁の出力がすでにMSを一撃で破壊できる威力であるため、これを行うことで自機周囲のMSを一掃することができる。TV版OPでもウイングガンダムゼロがこれを行うシーンが有った。
この技は広範囲の敵を薙ぎ払うことが出来るので、スーパーロボット大戦シリーズなどのゲームでは強力な範囲技として使用されることが多い。
ただし、作中で最初にこれを行ったのは、主人公のヒイロ・ユイではなく、ゼロシステムに憎しみの心を捕らわれ暴走したカトル・ラバーバ・ウィナーである。後にヒイロもTV版の続編である「EndlessWaltz」内でウイングゼロカスタムを駆り、似たような技を披露している。
家庭版EXTREME VS.フルブーストのウィングゼロのバーストアタック「俺は…俺は死なない!」は、ヒイロのウィングゼロはビームサーベルで斬り上げた後、原作でリーブラの破片を撃ち抜いた体勢(親記事参照)からツインバスターライフルの強力な照射ビームで撃ち抜くのだが、DL版つまりカトルのウィングゼロは最大火力のローリングバスターライフルで周囲を薙ぎ払う「ローリングバスターライフル【最大出力】」(通常より長時間かつ、高速で回転照射する)になっている。
また、ヒイロのウイングゼロは射撃チャージを行うことでこのローリングバスターライフルの性能が向上するのだが、カトルのウイングゼロは射撃チャージがない代わりにローリングバスターライフルの性能が射撃チャージを行ったヒイロのそれと同等の性能となっている。
これは基本的にヒイロ機のデチューン版であるカトルのウイングゼロがヒイロのウイングゼロに唯一性能で勝っている部分である。
ガンダム無双シリーズでは水平ではなく、空中から斜め下方向にツインバスターライフルを構えてローリングするバージョンも使用している(北斗有情鴻翔波が似ているのはこちら)。
他にもローリングしながら機体を傾けより広範囲を攻撃するバージョンもある。
余談だが、高威力広範囲攻撃であるが故に周囲の機体をあっさり破壊してしまい、後半は一機で回っているだけになることがたまにある。