概要
スーパーロボット大戦Tと同日発表されたスマートフォン用スパロボ最新作。令和初のスパロボシリーズ作品。
一見すると本家スパロボ(2D・敵味方交互のターン制)のスマートフォン進出に見えるが、独自のシステムが多く、むしろGCやOE、SCといった実験作の多い3Dスパロボ寄りの作品と言える。
なお、本作の発表はスーパーロボット大戦X-Ωの終了を意味しておらず、某VRMMOモノのようにゲーム性の違う両作品を並行して展開していく。
今作で遂に「デビルマン」という正真正銘のロボットが出ない作品が参戦する事となった。一応その作品もアニメ版や本編外の派生作品でロボットとの共演が描かれてはいる。さらに、2024年11月には(日本の作品のリメイクとはいえ)シリーズ初となる海外製作作品である「VoltesVLegacy」が参戦が発表された(海外作品は過去に「HEROMAN」と「重神機パンドーラ」の2作が参戦しているが、そのどちらも日本と海外の合作という形式の作品である)。
またガンダムシリーズにおける
『地球連邦軍の負の象徴が総登場する』という恐ろしい事態も発生している。
その他にはスパロボでも史上初と言える
『強化されたマジンガーZとマジンカイザーが二者択一される事なく共存する』自体も起こっている。
主な仕様
ガチャ
ガチャ制であるが、ガチャからは強化パーツが排出され、機体とパイロットは無課金でもシナリオをクリアすれば揃う。
余談だが、ピックアップガチャは通常4周で天井だが石換算で2800個必要となる。このゲームを毎日プレイして定例イベントで全ての無償石を獲得していればログインボーナス込みで大体毎月800個強ほどの無償石が手に入るので単純計算で一天井=無償石3ヶ月半分となる。
強化パーツ
各機体にはメインスロット・サブスロット・必殺技スロット(0.5周年で追加)と呼ばれる装備枠が存在しており、そこに強化パーツを装備する事で機体を強化する。また、強化素材を使って強化パーツを強化していく事で更にパワーアップする事もできる。
強化パーツには通常パーツ、必殺技パーツ、支援パーツの3種類ありR・SR・SSR・SSR+の4ランクが存在するが、ガチャで入手できるのは必殺技パーツと支援パーツで通常パーツは主にマップクリア時の報酬として入手する。また、通常パーツと必殺技パーツにはイベント報酬やクエスト報酬として入手するものもある。
ガチャや報酬からは通常パーツと必殺技パーツはR・SR・SSRの3つのランクのパーツが、支援パーツはSSRのみが入手でき、最高ランクのSSR+は特殊な強化素材を使って必殺技パーツ又は支援パーツを昇格させなければ入手できない(通常パーツにはSSR+が存在しない)。
必殺技パーツをそのパーツに指定された機体のメインスロット又は必殺技スロットに装備させるとユニットが必殺技を使うことができるようになる。また、支援パーツをサブスロットに装備させると使用可能な精神コマンドが追加される。なお、必殺技スロットにはその機体が必殺技を使用可能になる強化パーツのみ装備可能となる。
本作はパイロットが同じであれば乗り換え後の機体にも改造が引き継がれる仕様であるが、加えて乗り換え後の機体の改造も乗り換え前の機体に引き継がれるようになっている。一方で必殺技は戦闘アニメを流用する関係で同じ機体が強化された場合にSSR以上の必殺技に限り乗り換え前のものを乗り換え後でも共有する事ができるが、バルバトス第6形態や紅蓮聖天八極式のように外見的に大きく変更が加えられている場合は不可。別の機体に乗り換えた場合は共有できない(この仕様のためにアレクサンダ・リベルテやインパルスガンダム(ルナマリア機)のように設定が原作から変更されている機体が存在する)。ただし、外見上の変更がほとんど無いのに必殺技パーツを共有できないケースや、完全な別機体であっても一つの必殺技パーツを共有できるケースもある。
ゲーム配信開始時に「初期実装のユニットには全ユニットにSSR必殺技パーツを実装する」と公約しており、複数ユニットで共有という型や合体攻撃等の変則的な型ではあるが2024年1月に達成された(単独でのSSR必殺技パーツ未実装は2024年7月時点で残り5機である)。その一方で必殺技パーツの数に格差がある事もまた事実であり、昇格の導入で以前より格差が縮まったとはいえ、一部のユニットの使い辛さに繋がっている。
スキルオーブ
パイロットのパラメーターを大きく上昇させると同時にスキルを覚えさせるアイテムで、特殊スキルオーブと汎用スキルオーブがあり、特殊スキルオーブの方が効果が高い。また、装備可能なスキルオーブの数には上限がある。このゲームの最重要ポイントであり、おそらくは最大の問題点。製作者サイドも「当初の想定が甘過ぎた」と謝罪文を何度も出しながらも少しずつではあるが改善されてはいる。
入手すると、任意のタイミングでスキルLVを上昇させる事ができるようになり、スキルLVを上げるとそのパイロットの搭乗機体タイプに応じた順番でパイロットのパラメーターが上昇するが、スキルLVが5の倍数になるとパイロットのパラメーターではなくスキルの効果が上する。なお、複数の機体に乗るパイロットの場合はオーブ毎にパラメーターが上昇する順番が異なる。
特殊スキルオーブにはイベントで入手可能なオーブ(青オーブ)とSSR必殺技パーツを入手時に付属して入手可能なオーブ(黄オーブ)がありそれぞれに問題を抱えている。なお、黄オーブは2022年7月で廃止され、代わりに【+】オーブと【X】オーブが導入されたが黄オーブで統一する(【+】オーブは従来の黄オーブを引き継いだもの、【X】オーブは合体攻撃等の複数のユニットが装備可能な必殺技に付属したオーブで、装備可能なパイロット全員が使用可能となっている)。
青オーブの問題点は単純でイベント終了後にオーブを入手する手段が限られるというもので、特にクロッシング・パイロットや期間限定イベントで入手可能なオーブは入手可能期間を逃すと再入手が非常に困難なものになる。しかもパーツによっては入手に期間限定のSSRパーツが必要になる場合がある。また、2つ目以降の青オーブの能力補正は同LVの黄オーブの半分となる。
黄オーブの問題はある意味ではもっと単純で
オーブの色と必要個数
スキルLV | 1 | 2~6 | 7~10 | 11~15 | 16~18 | 19~20 |
黄 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
青 | 0 | 1 | 1 | (1) | (1) | (1) |
赤 | 0 | 1 | 2 | 2 | 2 | 2 |
上記の表のように、スキルLV上げる為には莫大な数のスキルオーブが必要にもかかわらず入手手段がガシャとイベントミッション報酬に限られるという点である(一応、第1と第2の黄オーブは「スキルオーブのかけら」、第3黄オーブは「共闘戦交換券」というゲーム内アイテムと交換可能)。さらに装備可能なSSR必殺技の数に格差がある以上、必殺技パーツの実装が少ないユニットが戦力として使いにくくなるという問題を起こしている。特に問題となったのは期間限定参戦パイロットのスキルオーブで、ただでさえガシャ運が必要にもかかわらず青オーブの入手条件に関係しており、しかも期間限定故に新たなオーブが実装される事が絶望的なので苦労して育てたパイロットがイベント終了後に使い物にならなくなるという事例が多く見られた。これに関しては運営側も問題点を認識しており、2023年8月に「版権元の許可が下りた作品は恒常参戦に切り替え、その際に新SSR必殺技とスキルオーブを導入する」と発表された。
この問題点を解決するために導入されたのが汎用スキルオーブなのだが、導入が発表されてから実装まで2年を必要とした。ただし、これも入手するには不要になった黄オーブ又は主に後述の対決戦で入手可能なブランクオーブを変化させる必要がある
また、2024年3月に新たに【Z】オーブおよび【ZX】オーブ(赤オーブ)とLv10以上専用スキルオーブが導入された。赤オーブは2024年4月以降に実装された第3以降のSSR必殺技に付属しており、黄オーブと同等の能力上昇を得られるが必要となるオーブの数が黄オーブと比べて格段に少なくなっている。ただし、原則としてガシャ以外での入手が出来ない。
Lv10以上専用スキルオーブは名前の通りLv10以上の黄オーブの代用となるオーブで、主にログインボーナスやアイテムパックでの入手となる。
精神コマンド
パイロット育成で覚える精神コマンド+支援パーツ装備時のみ使える精神コマンドの中から最大で3個を選択する仕様。
また、一部の必殺技パーツはシナリオ中に特定の条件を満たす事で精神コマンドが発動する。かつて存在した問題点に、シナリオミッションの精神コマンド禁止は必殺技パーツの効果で発動するものも含まれるという点があり、最終的に3.5周年の際にシナリオミッションが全て差し替えになるという解決法が採られた。
アビリティチップ
1周年を期に何の予告もなく実装された追加要素。装着する事でユニットを強化する事ができる。
入手するには迎撃戦で入手可能なブランクチップ・不要なSSR必殺技パーツ・支援パーツのいずれかを分解必要がある。また、他のチップに合成したりしてチップをさらに強化する事も可能。
当初はパーツを外す際に手数料としてはDクリスタルを必要としたが、2021年6月から迎撃戦期間中は手数料無料となり、2022年9月以降は手数料が撤廃された。
注意するべき点としては、同じ効果のアビリティを複数付けた場合、最も効果の高いもの以外は無効になる点が挙げられる。
ゲーム難易度
難易度は比較的高く、きちんと機体改造を積ませないと雑魚にすら苦戦する(裏を返せば、周回を鬼のようにこなせばある程度までは行ける)。特に問題となったのは強制出撃のユニットには機体改造やパイロット強化が反映されない仕様であるにもかかわらず敵に囲まれた強制出撃ユニットを守らなければならないシナリオが多かった事で、サービス開始当初より強制出撃のユニットに機体改造が反映される仕様への変更が発表されていた。
2周年時のアップデートにて暫定措置として難易度が高いシナリオでは味方の強制出撃のユニットもその分強化される仕様に変更された事で、どうしてクリアできない場合はそれらのユニットに頼る戦略が可能となった。そして、当初の発表より大分時間を要したが3.5周年時のアップデートにて(シナリオの都合上、機体が強化されていると不都合が生じる場合を除いて)強制出撃のユニットにも強化が反映されるように(機体改造が反映されないシナリオでは出撃時にその旨がアナウンスされる)なった。
未解決の問題点
配信直後にAmazon Web Servicesのクラウドサービス『AWS』の大規模障害と重なってしまい大規模メンテをすることになってしまった。
さらに、2021年9月のアップデートにてAndroid版でゲーム内情報を表示できなくなる不具合が発生。これはAndroid側の不具合によるもので、2021年12月のアップデートにて解決したものの、このアップデート以降Androidの一部の端末とバージョンの組み合わせではログインできなくなる不具合が発生しており、発生から1年以上を経過した2023年5月時点でも端末を変更する事以外の対処法が存在していない。なお、余談ではあるがアイドルマスターやソードアートオンライン等他のバンダイナムコのコンテンツでも同時期に類似の不具合が発生している。
加えて、継続的な課金に依存してしまうソーシャルゲームに対して売り切りの従来のスパロボに基づいたシステムでは相性が悪かったこともあり、当初のイベントのアイテムを得られる上位ランクに入るにはソーシャルゲームに慣れている者から見ても法外と言わざるを得ないレベルの課金を強いられることやオートの効率が悪く長時間拘束される、ただでさえ参戦機体の数が少なく、さらに機体の強化が一部に偏っているせいで従来のスパロボのような好きな機体を活躍させずづらく、それを打開するための必要課金額が膨大すぎて迂闊に手を出せない、ストーリー構成は逸脱にも拘らず配信開始から3年目以降に入った段階でも一部の作品が未だにファーストシーズンすら終わっていないなど話の進みが遅いと不満が多く(3章part2にて初期からの参戦作品のファーストシーズンのシナリオは全て終了した)、開発スタッフからもゲーム内のメッセージや動画配信を通してこれまで培った素材とノウハウが使えないせいで試行錯誤に苦慮していることを始め幾度も謝罪することもあった程だったが、徐々にノウハウを蓄積させ3周年前後を迎える頃には未だに課題は多いものの大分遊びやすくなっている。
参戦作品
- 公式サイトでの並び順に準拠
- スーパーロボット大戦T(2019年8月21日時点での最新作)に参戦していない作品は備考に最終参戦作品を記載
(凡例)
★:完全新規参戦 Ω:スパクロより昇格 ◇:HD機以前より復帰(CC・スパクロ除く) ◆:HD機(NEO〜X)より復帰 □:2019年以降の作品(T,30)に参戦 機:機体のみ参戦 ◎:アップデート後の追加参戦 V:音声初参戦 期:期間限定参戦 (期):後に恒常化した期間限定参戦 予:参戦予定
正式参戦作品
期間限定参戦作品及び参戦予定作品
公式の参戦クレジットに無い参戦作品
参戦作品 | 参戦名義 | |
---|---|---|
◆ | 機動戦士ガンダム00セカンドシーズン◎ | 機動戦士ガンダム00名義 |
□ | 機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第2期◎ | 鉄血のオルフェンズ名義 |
◆ | 機動戦艦ナデシコ◎ | 劇場版名義 |
★(期) | グリッドマンユニバース◎ | SSSS.GRIDMAN名義(※4) |
ダイナミック企画オリジナル◎ | (※7) | |
◇ | スーパーロボット大戦Original Generation | バンプレストオリジナル |
◆ | スーパーロボット大戦Zシリーズ◎ | スパロボOG名義(※7) |
Ω | スーパーロボット大戦X-Ω◎ | バンプレストオリジナル |
□ | スーパーロボット大戦30◎ | バンプレストオリジナル |
※1:CVはOVA版準拠となっている
※2:マジンカイザー名義だが、ジェットスクランダーの存在やDr.ヘル軍団の初侵攻など、マジンガーZの一部を再現している
※3:当初は敵として参戦だったが、約1年後にプレイヤーユニットとして参戦した
※4:『SSSS.』名義の参戦だが、版権クレジットは『ユニバース』のものとなっている
※5:2024年8月中旬までは『フルメタルパニック!シリーズ』名義
※6:シリーズ初の海外作品
※7:『スーパーロボット大戦Z』シリーズは本来『OG』シリーズの世界線に含まれないが「ガンレオン」とパイロットの「ランド・トラビス」&「メール・ビーター」が『OG』名義で参戦。また、『真(チェンジ!!) ゲッターロボ』の延長線で、オリジナルユニット「ゲッターノワール」、『マジンカイザー』の延長線で「マジンエンペラーG」が登場する
従来作との相違点
- ターンの概念がなく、素早さの値で敵味方関係なく行動順が決まるタイプである。
- 素早さは基本的には機体のサイズが大きいユニットほど遅く、サイズが小さいユニットほど早い。しかしそれゆえに設定に反して遅いユニット(超絶機動の真ゲッター1など)や他の味方ユニットと進撃速度が合わせられないユニット(設定上は変形すれば超速度も出せるはずのダイターン3など)もいる弊害がある。この辺りは後に素早さが見直されたり、装備によって素早さが上昇する様に調整もされている。
- 経験値によるレベルアップの概念が無い。
- 機体改造やパイロット養成には、何種類もの素材が必要になる。素材は、通常ステージとは別にある練習ステージをクリアすることで得られる(通常ステージでもたまに貰えるが雀の涙程度でしかない)。
- それまでのスパロボと異なり機体をフル改造したりパーツのレベルをMAXまで上げても総合的なステータスは大きく上がらず、まともに使えるようになるにはパイロットにオーブを投入していかなければならない。敵機体の強さもあって基本的に無双は難しい。
- 素材収集ステージを何度もやらねばならないため、その救済措置として放置状態でも自動的にステージ攻略をしてくれる「オートプレイ」や「周回チケット」(現在は周回チケットに代わり、ステージ丸ごとスキップできる〈習得アイテムやキャラの出撃回数などはそのまま足されてゆく〉スキップチケットに変更)が用意されている。
- 撃墜数によるメリットや、被撃墜によるペナルティは薄い(ステージ毎の獲得アイテムに関連する程度)。
- 精神コマンドの使用がかなり制限されている。また、複数のパイロットが搭乗する機体でも、使用できるのはメインパイロットのみである。
- 修理・補給を行うユニットが存在しない。精神コマンドを使うしかない。
- 味方の戦艦ユニットが戦闘に参加しない(ただのアイコンであり、敵から攻撃されることも無い)。ただしブラックサレナの武装でグラビティブラストを放つなど、演出には参加することはある。また、敵の戦艦ユニットは登場する。
- 戦闘時に、各原作のテーマ曲が流れない。(期間限定を除く)
- 交戦前に、(攻撃が命中した場合の)互いの受けるダメージ量を確認できる。当初の仕様ではクリティカルヒットは存在しないため、それによる数値の変動は無い。
- 現在は一部の機体のみユニットパーツの効果で擬似的にクリティカルを発生される事が可能だが、表示される予測ダメージ量には反映されない。
- 出撃機体は対決戦を除き4機のみ。ただし、強制出撃の機体は別。強制出撃指定がかかっている機体に自分が育成した機体を選出すると、スペックが反映される(ただし一部シナリオでは出撃機体が出撃出来ず、強制出撃機と同一でもムダという事例もある)
- 3.5周年時のアップデートにて、一部の例外を除いたほぼ全ての強制出撃のユニットに対して、出撃枠に選出しなくても自分が育てたスペックが反映される仕様に変更。
- 敵の増援が出現する場合は別ステージとして扱われる。そのため、状況によっては味方が窮地に陥っているのに「勝利」の表示が出る場合もある。
- 一部の敵ユニットはバリアを持っており、まず弱点属性の攻撃でそれを解除させてからでないとまともにダメージが通らない。さらにバリアは解除させてもターン経過で回復してしまう。
- サブコンテンツ「対決戦」では条件付きながら自分でも使う事ができる。
ワールドの概念
当初はワールド1からワールド4までが解放、2019年12月にワールド5が、2021年3月にワールド6が解放。
第2弾PVによれば、ワールド3までは過去のシリーズ作品をイメージした世界となっている。また、後に追加されたワールド6は、生配信で寺田P(当時)から過去作をイメージした世界であると明かされた。
スパロボでは世界観の違い故に複数の並行世界をまたにかけた設定になっている場合が多いが、本作は最初から「ワールド」と呼ばれる複数の世界が舞台となっている。
プロローグを終えると「ワールド」が一斉に解禁され、どこからでも始めることができる。一つのワールドのノーマルシナリオをクリアすると、エクストラシナリオが解禁される。別に無理矢理クリアしなくても、同時並行で別のワールドの話を進めることも可能。
ワールドを全てクリアすることで、ようやく全キャラが集い本編シナリオが開始される。
ワールドの中に複数の並行世界が含まれるケースもあり、3周年を迎えた2022年8月22日の時点で6つのワールドと11の並行世界が確認されている。また、ショートシナリオイベントはワールドから独立した世界となっている。
なお、チュートリアルマップにてワールド10までの存在が示唆されているのだが、2022年8月の配信における寺田SSVの発言によると「新規ワールドの追加は既存のワールドに振り分ける事が難しい作品が参戦したタイミングで行う。11個も世界があれば新規参戦作品をいずれかのワールドに振り分ける事が出来るので、当面(少なくとも本編第2章終了時のタイミングでは)ワールド7を追加する事はない」との事。また、同配信内にて「現段階で参戦していないが特定のワールドに存在している事になっている作品があり、今後のストーリー展開でその作品が追加参戦する場合もある」とも語っている。
各世界の所属作品の展開は概ね原作通り(特に鉄血のオルフェンズ、ヴァルヴレイヴ、アルドノア、クロムクロといった2010年代の初参戦作品)であり、故に自軍部隊でも多数の戦死者が出てはいるが、いつものifでしっかり生還する者達もいる。ちなみに、いずれも別世界の出身者達によって救われており、やがて原作では成功する筈の敵組織の作戦が失敗して多くの名も無き人々が助かったり、早々に戦いから離れる筈の者達が原作とは大きく状況が変わってしまった所為で更なる戦いに身を投じる事になるなど、異なる世界で生きる者同士の接触が良くも悪くも強い影響を及ぼしている(逆もまた然りで、本来死亡するはずの敵軍の人物が生存したり、別世界に介入したりといったケースもある)。
ストーリーが進むつれて、原作の物語前半に該当するイベントを終えて後半のイベントへ移行する作品も増えていき、それに準拠して主要キャラクター達の容姿も変化するのだが、それについては加齢による成長では無く、見聞を広めたり他作品のキャラからトレーニングを受けたりして己を鍛え上げた影響で雰囲気が変化した事になっている。
(※記述の膨大化・冗長化に伴い、内容の一部を個別記事への移設しました)
ワールド1【第1世界】
ダイナミックプロ作品が中心(一作品を除いてスーパー系である)。DC戦争時代の初期のスパロボをイメージしている。
マジンカイザーは本編開始前(つまり登場人物をOVAのままにTV版の再現)の状態から参戦した。
世界観はインターネットが存在しないなど70~80年代(ショウが70年代のアニメの呼称だった「テレビまんが」を死語扱いしていたことから聖戦士ダンバイン放送年も鑑みておそらく80年代前半だと思われる)意識したものとなっている。
甲児「俺たちからすりゃ、十分ここ(ワールド2)も未来都市なんだがな」
ショウ「昭和だもんな、俺たちの時代」(第1章Part2より抜粋)
ワールド2【第2世界・その他】
80・90年代のロボットアニメが中心。αシリーズをイメージしている。
世界観は『V』の宇宙世紀世界に近い。また宇宙世紀間の戦争史の他に、異星人勢力、宇宙からの異種族が人類に脅威を与えているなど端的に言えばαシリーズの世界観にも通じる点もある。
物語の時系列も原作とは大きく異なる形で展開(※『逆襲のシャア』と『ガンダムUC』の物語が同時に進行し、フル・フロンタルの初登場が『ガンダムUC』の原作におけるEP5終盤に相当するシナリオになっている。そして、『ガオガイガー』終了後の事件である『ベターマン』の物語がパスダーとの決戦前から開始される等)されており、全ワールドの中で改変点が最も多く見られる。
その他、メインシナリオ本編で確認されたものだけでも、この世界から少なくとも「ウェブダイバーの世界」と「バーンブレイバーンの世界」、「グレンダイザーUの世界」の3つ(あるいはそれらを複数個含んだ世界)との接触が確認されている。
- 超電磁マシーンボルテスV
- 機動戦士Zガンダム/機動戦士ガンダムΖΖ/機動戦士ガンダム逆襲のシャア/機動戦士ガンダムUC
- 真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日
- 勇者王ガオガイガー/ベターマン
- ヱヴァンゲリヲン新劇場版
- 電脳冒険記ウェブダイバー◉
- 勇気爆発バーンブレイバーン◉
- グレンダイザーU◉
ワールド3【第3・第4世界】
21世紀のロボットアニメが中心(全て2000年代のリアル系で続編が存在する)。Zシリーズをイメージしている。主に再編集版や劇場版をベースにTVシリーズの要素を付け加えるという『Zシリーズ』での『Ζガンダム』の様な扱いになっており、特にコードギアスはそれに外伝作品との共演を付け加えることによって『Zシリーズ』との差別化を図っている。
第3、第4のいずれの世界も地球外生命体の存在は確認されているものの接触を果たしていないため、(いずれ事件が起こると確定しているものの)異星人の侵略を許していない唯一のワールドでもある。
- 機動戦士ガンダムSEEDシリーズ
- 機動戦士ガンダム00シリーズ
- フルメタル・パニック!シリーズ
- コードギアスシリーズ
ワールド4【第5・第6世界】
サンライズ作品のみで構成された本作独自の世界。一方で、完全新規参戦の作品が最も多く、さらに10年代作品の目玉であるヴァルヴレイヴと鉄血のオルフェンズと80年代作品の王道であるボトムズとレイズナーが組み合わさった構成から、かつて若者向けに制作されていた『J』以降の任天堂携帯機シリーズの系譜を継いだ世界観と言える。
。
ワールド5【第7・第8世界】
メインとなるのは地球と火星が戦争を続けている世界。いずれも、(派生作を含めて)火星と関わりがある作品で構成されており、ミサトは【第7世界】と仮称。なお、この世界に『マジンガーZ』『グレートマジンガー』のキャラは存在しない。
一部は「TV番組の完結編である劇場版(OVA)」から参戦しているが、その2作品は別の並行世界(【第8世界】)出身であり、ヒロイン同様に異世界人ということになる。
【第7世界】は新規参戦の『アルドノア・ゼロ』をベースとしているため、基本的にオリジナルの世界観であるが、【第8世界】の世界観は参戦作品はかつて共に参戦していた『W』の第二部や『ACE3』の主人公側の地球などに近い。
ワールド6【第9・第10世界】
復活枠及び異世界を舞台としたファンタジー系の作品が多く含まれる。『NEO』をイメージしており、参戦回数が少なく任天堂の携帯機及び据え置き機における単発作品に登場していたことや特異な世界観と参戦作品で構成される等、『NEO』以外に『X』も受け継がせたワールドと言える。ファンタジー系が大きく関わっている第9世界は前述の通りだが、第10世界の侵略などの理由で荒廃した世界観は『64』や『D』に近い。ワールド1同様にガンダムシリーズが関与していない。
なお、第9世界は「LIVE A LIVEの世界」との接触が確認されているが、偶発的な出来事なのか、あるいは8つの世界を滅ぼさんとする者の力なのかは不明。
MARTの世界【第11世界】
本作オリジナルキャラであるMARTの出身地となる世界。DT以外の人型巨大ロボットは存在しない、比較的現実世界の令和時代に近い世の中の模様。
南極で異星人の戦艦「エルツァード」が発見され、内部からディーダリオンが見つかった。
現在、ディドやメグは故郷であるこの世界に戻る事が出来なくなっている。
ショートシナリオイベント
ストーリーが用意された短期集中シナリオ。クリアする事でユニット及びその必殺技パーツを入手する事ができる。基本的に7話前後で構成され、前半の3話でユニットが参戦し後半の4話はチャレンジマップになっている。
恒常シナリオに関しては、イベント終了後もユニットが入手できるシナリオまでならプレイする事ができる。
当初はイベント扱いだったが、2022年9月のアップデートでワールドに準じた扱いに変更された。
期間限定参戦イベント
期間限定参戦の作品に関わるイベントで、後に恒常化される可能性がある。基本的にショートシナリオイベントは本編と無関係な世界なのだが「ウェブダイバー」のイベント以降(より厳密には「レイズナー」のクロッシングパイロットが最初)は参戦作の本編登場前の出来事や本編シナリオの裏側で起きた出来事が描かれケースが見られるようになった。
※は本編シナリオと繋がっている事を示す。
- 激突、王と王の戦い
- 2021年9に配信、2024年6月に復刻恒常化。勇者シリーズとスーパー戦隊シリーズの夢のコラボ。この時点での両シリーズの最新作(勇者側は外伝だが)であり共通点も多い『勇者王ガオガイガー』と『機界戦隊ゼンカイジャー』が共演した。恒常化に際してゼンリョクゼンカイオーが演出のみであるが参戦したのだが、ゼンリョクゼンカイオーの戦闘アニメーションの製作が難航した事が恒常化が遅れた原因となった(許可自体はかなり早い段階で下りていたとの事)。
- クロス・ブレイド(巨兵邂逅)
- 2022年11月に配信、2023年11月に復刻恒常化。『ブレイクブレイド』完結記念として参戦、同じく火薬文明が失われた後の世界を描いた『NewStoryofAuraBattlerDUNBINE』とコラボを果たす。なお、このイベントは双方の原作に挿入しても矛盾が起きないように監修されている。
- 静かなる刻を共に感じて※
- 憑・依
- 2023年3月に配信、2023年11月に復刻恒常化。映画『グリッドマンユニバース』公開記念として参戦。『第4次スーパーロボット大戦S』(スーパーロボット編地上ルート)の第28.5話に相当するエピソードだが、第4次スーパーロボット大戦の本編とは矛盾する描写もあるため、並行世界の出来事と解釈するのがいいだろう。ダークブレインを追ってきたグリッドマンがマサキ・アンドーと合体して立ち向かう。
- 私のように熱く叫び、戦うのだ!※
- 2024年4月配信、2024年11月恒常化。本編第3章part11とpart12の間に起きた事件で、『勇気爆発バーンブレイバーン』の登場人物達が『DD』の第2世界に飛ばされ、そこで主人公達と出会う。余談だが、参戦が発表されたのは『バーンブレイバーン』第11話放送直後であり(『DD』では既に『ゼンカイジャー』という先例があるものの原作放送中でのスパロボ参戦はレアな事例である)、スケジュールの都合で期間限定参戦という形で先行して参戦する事になったとの事。そのため期間限定とはいうものの当初から恒常化が発表されていた。
- ブリキ大王、我とあり※
ゲッターノワールイベント
2020年9月から展開の期間限定イベント。
スパロボ発のゲッターロボ作品であるゲッターノワール関連のシナリオでダイナミックプロ関連の作品が集まった独自のワールドが展開されている。
2022年12月現在は第5弾の真ゲッタータラク編が配信。2023年8月に一括で復刻恒常化した。
- ゲッターノワール 黒き流人
- ゲッターノワール 二つの選択肢
- ゲッターノワール 三つの心
- ゲッターの申し子
- 蒼黒の真ゲッターロボ
恒常新規参戦イベント
2021年末に導入予告後、2023年7月から展開。
既存ワールドに組み込みにくい新規作品を参戦させるためのショートシナリオ。
スパロボOGスカウトイベント
2021年5月から展開。
バンプレストオリジナルユニットを参戦させるためのショートシナリオ。
- イングラムの回顧録
- 2021年5月配信。スーパーロボット大戦OGのリュウセイ編をイングラム視点で描いたシナリオ。とある事故でリュウセイの性格が『新』の物になってしまうが…
- DARK KNIGHT
- 2021年12月配信。スパロボOGMDのスピンオフシナリオ。時期としてはED直後にあたり、アクセルと鋳人との決着がつけられる。
- 荒野のザ・ヒート
- 2022年3月配信。スーパーロボット大戦Zのサイドストーリー。時期としてはZの25話と26話の間の出来事にあたり、ランドがZEUTHから一時的に離脱してから再び合流するまでのエピソードが描かれる。
- ラスト・オブ・バニシングトルーパー
- 2022年4月配信。第2次OGのスピンオフシナリオ。時期としては22話から24話の間の出来事にあたり、設定上の存在だったヒュッケバインMk-Ⅱ3号機のその後が明かされる。
- 天下無敵のスーパーロボット
- 2022年6月配信。OGMDの後日談でありOG完結編(仮)の前日談。時期としてはDARK KNIGHTよりも後にあたり、SRXチームに謎の落下物の回収任務が命じられるが、そこでゴラー・ゴレム隊のアイン・バルシェムと遭遇する事になり…
- 悪を断つ剣
- 2022年9月配信。OG外伝の後日談であり無限のフロンティアEXEEDのサイドストーリー。アクセルがエンドレスフロンティアへ転送された事件をその場に居合わせたゼンガーの視点で描く。
- 黒鉄島の守護神
- 2022年9月配信。スーパーロボット大戦OG番外編。無限のフロンティアシリーズをモチーフにした世界でレーツェルが宿敵アーチボルトと戦う。
- 甦る凶鳥
- 2024年10月配信。ラスト・オブ・バニシングトルーパーの続編。ヒュッケバインの再建造計画中のマオ・インダストリーにメキボスからゾヴォーク本国に不穏な動きが見られると忠告する連絡が入る。
サブコンテンツ
機体改造ステージ・パイロット強化ステージ
配信開始当初からあるサブコンテンツ。
それぞれ1日3回までという制限があるが、機体やパイロットを強化するためのアイテムをより効率的に入手する事ができるシナリオ。回数はアイテムを消費する事で増やす事ができる。
スカウトイベント
特にイベントが無く、クリアするだけで新ユニットを仲間にできるステージ。ヴァンアインとパックマンロボ(期間限定)が該当する。
制圧戦
配信開始当初からあるサブコンテンツ。
リアル時間で4時間毎に入手する事ができる専用のポイントを消費して原則3ヶ月の期間中に10のエリアを攻略していく、各エリアはいくつかのステージに分かれており、後半のエリア程ステージ数が多くなる。ステージに挑戦する際にはポイントを2消費し、もし攻略に失敗しても消費したポイントは返却されない。
エリアをクリア又は離脱したら獲得したスコアを基にランクが決定され、ランクに応じたポイントを入手する。ポイントは交換所でユニットや必殺技パーツ、その他強化用アイテムと交換できる。
「第3回制圧戦~THE GREAT BATTLE」から、エリア10をクリアしたプレイヤーのみが挑戦できるEXエリアが追加された。
迎撃戦
2020年12月以降、毎月第2週目の月曜日(2023年9月以降は第2月曜日に変更)から一週間開催されるスコアアタックイベント。参加するための条件は機体20機以上入手かつメインシナリオ第1章part1までクリア済みである事。運営からの位置付けは中級者から上級者向けサブコンテンツ。
現在のルールは、5つのエリアを任意の順番で挑戦し、所定ターン数の間に次々と現れる敵を倒していく、それぞれ特定の条件を満たすとボーナスptが加算される、出撃させたユニットは別のエリアに出撃させる事ができない、というもの(もともとはエリア1から順にクリアしていくというルールだった)。
第1回イベントでは現在挑戦中のエリアをプレイするか最初からやり直すかしか選ぶ事ができず、やり直しをしたらスコアがリセットされるというルールだったが、不評だったため第2回イベントにてこれまでのハイスコアが記録される仕様に変更、さらに第3回イベントでクリア済みのシナリオからやり直す事ができるルールに変更となり、2021年10月から現行のルールとなる。
ボーナスポイントは以下の通り
名称 | 説明 |
オーバーダメージ | 敵を撃墜したときのダメージが残りHPを一定値以上超過するとボーナスを加算 |
オーバー命中率ボーナス | 敵を撃破した時、自軍ユニットの命中率が計算上100%を上回った時、10%毎にボーナスが加算される(上限値有り)精神コマンドを使用した場合は本来の命中率と100%の中でボーナスが高くなる方が適用される |
オーバー回避率ボーナス | 敵を撃破した時敵ユニットの命中率が計算上0%を下回ると10%毎にボーナスが加算される(上限値あり)。精神コマンドを使用した場合や反撃不能の場合は本来の命中率と0%の中でボーナスが高くなる方が適用される |
気力MAXボーナス | 敵を撃破したとき、撃破したパイロットの気力が上限値である150に到達するとボーナスが加算、気力上限を150から上げるスキルを持っている場合は上昇後の気力上限値にならないとボーナスが発生しないその分ボーナスが多く加算される。第22回を最後に廃止 |
気力150ボーナス | パイロットの気力が150以上の状態で敵を撃墜するとボーナスが加算 |
連続撃破ボーナス | 敵を連続して一撃で撃墜したときにボーナスが加算 |
同時撃破ボーナス | マップ兵器で複数の敵を撃墜するとボーナスが加算 |
生存機体ボーナス(撃墜ペナルティ) | 規定ターン終了時に生存していた機体が多いほどボーナスが加算される(第36回からは撃墜ペナルティに改名、撃墜された機体が多いほど減点される) |
HP回復ボーナス | 戦闘中にHPを回復させるとボーナスが加算される、HPが最大値だと加算されない |
属性ボーナス | 指定された属性の武器や必殺技で敵を撃墜するとボーナスが加算 |
共闘戦
2022年8月から開催のレイドバトルイベントで期間はメインシナリオ又はショートシナリオイベント追加直後から15日間。運営からの位置付けは初級者や復帰者向けサブコンテンツ。他のサブコンテンツと違い、短いながらもシナリオが用意されている。
三~四体のレイドボスから任意の相手とレベルを選んで戦う形式で、戦闘は発見者の他にレベルに応じて最大7~15人の救援を受ける事ができる。また、レベル1はソロプレイでも倒せるがレベル3は救援を受ける事が前提の難易度になっている(とはいえ、充分に成長させればソロ撃破も可能)。
レイドボスに一定割合以上のダメージを与えると報酬を獲得する事ができる他、特定のユニットパーツを入手する事で一定確率で追加報酬を手に入れる事ができる。
対決戦
2022年3月から不定期(原則として月の最終月曜日から9日間)開催の8on8のPVPイベント。戦闘は完全オートで行われ、事前に設定した順番で精神コマンドを使用する。
対戦に勝つと入手できるptと前回の対決戦の成績でS1~D4までのランク分けがされる。
イベントは前半戦と後半戦に分かれており、それぞれ異なったルールが採用さる。ユニットの純粋な強さよりもルールへの適応力が重視される。
また、通常プレイだけでなくスキップにも対応しており、スキップを選択するとログによる表示で戦闘が進行する(ただしβ版では問題点の洗い出しのためスキップ未対応)。
β版ではオート戦闘のアルゴリズムの関係で一部ユニットが猛威を奮う一方で、敵そっちのけで味方をMAP兵器で攻撃するユニットがいたりと、開発が把握していない不具合と調整ミスが大量に発見された。
結果、2022年8月に正式開催されるまで5ヶ月に渡るアルゴリズムの再調整が行われた。また、2023年2月はオートバトルのアルゴリズム変更に伴う調整のため中止、2023年3月は不具合対応のため期間短縮となった。
遠征
2022年10月に実装された放置型コンテンツ。出撃後、リアルタイムで23時間(初期は24時間)経過するとランダムでスキルオーブの経験値が上昇する。ただし、いくつかのルールが存在する。
- パイロットが一ヶ月で遠征できるのは2回まで、一度の遠征で入手できる経験値は100で固定。
- レベルが上昇するのはスキルオーブのかけら100個と交換できるオーブ、つまり第1SSR必殺技と第2SSR必殺技に付属した黄オーブのみが対象となる。当然、青オーブや赤オーブは対象外だし第3SSR必殺技以降に付属した黄オーブも対象外となる。
- ただし、【X】オーブに関しては誰か一人でも抽選の対象となる条件を満たしていれば同一組み合わせで一度に限り既に第2SSR必殺技が実装されているパイロットを含めた装備可能パイロット全員で抽選の対象となる。
- 限定ガシャで入手可能なSSR必殺技に付属した黄オーブは一部例外を除き条件を満たしていても恒常化から3ヶ月経過するまで対象外となる。
- 遠征で上昇させる事ができるレベルには上限値があり2022年末現在ではレベル10まで。また、遠征に出発した時点でレベルが2未満のオーブは抽選の対象外となる。
バンプレストオリジナル
デザイン:大張正己
ロボットというより巨大ヒーローに近い。
ディーダリオンの謎のカギを握る少年。
デザインはヤスダスズヒト。
デザイン:明貴美加
MART(南極氷床下調査隊)が改修した異星人の人型兵器。
通称メグ。
メラフディンのパイロットでディドの理解者。
ディドは比較的無口ゆえ、彼女が人間サイドの主人公と言っても過言ではない。
ショートヘアのピンクの髪に青いカチューシャがトレードマークの少女。
デザインはヤスダスズヒト。
デザイン:寺岡賢司
MARTが開発した「ドミナントトルーパー」(DP)と呼ばれる機動兵器。
以下のサブヒロインたちはそれぞれの専用機(カスタムメイドの量産機)を有している。
ワールド1で登場するメグの僚友でグラフディン(青色)のパイロット。
眼鏡。デザインはヤスダスズヒト。
ワールド2で登場するクールな女性兵士でグラフディン(茶色)のパイロット。
元空軍所属。
デザインは鈴木勘太。
ワールド3で登場するギャルっぽい外見の女性でグラフディン(紫色)のパイロット。
外見に反して寡黙なエンジニア気質。
デザインは『X-Ω』の渡邉亘。
ワールド4で登場するセクシーな美少女でグラフディン(黄色)のパイロット。
元アイドル。
デザインは河野さち子。
ワールド5に登場するシステムエンジニアの少女。
グラフディン(緑)のパイロット。
紫髪で、外見が実年齢よりかなり幼い。
デザインは超肉。
ベネット・コリーヴレッカン CV:嶋村侑
ワールド6に登場する、元看護師。
緑髪の大人っぽい女性で、グラフディン(白)のパイロット。長女で責任感が強い。
デザインはなかま亜咲。
世界を繋ぐゲートの中の住人。
デザインは渡邊亘。
ディドの前に立ちはだかる謎の巨人。
デザインは山根理宏。
アンギルオンと行動を共にする青い巨人。
デザインは山根理宏。
本作のプレイヤー部隊の名称。
オリジナル敵勢力によって結成されたと思われる負の混成部隊。
各ワールドの敵性勢力のメンバー達で構成されており、一度はプレイヤー部隊に倒された者達がほとんど。
制圧戦に登場
回 | パイロット | 機体 |
1 | キョウスケ・ナンブ | アルトアイゼン |
2 | マサキ・アンドー | サイバスター |
3 | コウタ・アズマ | コンパチブルカイザー |
4 | シュウ・シラカワ | グランゾン |
5 | リュウセイ・ダテ | R-1 |
6 | エクセレン・ブロウニング | ヴァイスリッター |
7 | スカウトシナリオ | スカウトシナリオ |
8 | イルムガルト・カザハラ | グルンガスト |
9 | エッジ・セインクラウス | ヒュッケバイン30 |
10 | ショートシナリオ | ショートシナリオ |
11 | アラド・バランガ | ビルトビルガー |
12 | ゼオラ・シュバイツァー | ビルトファルケン |
13 | フォルカ・アルバーク | ヤルダバオト |
14 | ラトゥーニ・スゥボータ | フェアリオンS |
15 | ヴィレッタ・バディム | R-GUNパワード |
16 | ショートシナリオ | ショートシナリオ |
17 | クスハ・ミズハ | 龍虎王 |
18 | シュウ・シラカワ(2回目) | ネオ・グランゾン |
19 | アズ・セインクラウス | ヒュッケバイン30th |
20 | ショートシナリオ | ショートシナリオ |
過去作のオリジナルキャラたち。第7・10・16・20回はショートシナリオイベントを参照。
「制圧戦」ステージをクリアして得たポイントをアイテムショップの交換所で使う事で使用可能になる。また、一部の必殺技パーツも交換所で手に入れる必要がある。
ショートシナリオイベントに登場
イングラム・プリスケンwithR-GUN
リュウセイ・ダテwithSRX
ゼンガー・ゾンボルトwithダイゼンガー
過去作のオリジナルキャラたち。
スカウトイベントをクリアする事で使用可能になる他、R1とSRの必殺技パーツがガシャから排出される。
後に「制圧戦」にも登場した機体や先行して「制圧戦」に登場した機体もあり、ヴァンアイン(第7回)・ヒュッケバインMk-Ⅱ(第10回)・アウセンザイター(第16回)、フルアームド・ヒュッケバイン(第20回)の4機が当てはまる(2024年9月現在)。
支援ユニット
過去作のオリジナルキャラ。
支援パーツとしての参戦。ミツバは3周年記念として期間限定無料配付された後にガシャに追加された。
クロッシング・パイロット
短期集中で開催される版権枠を超えた乗り換え企画。諸事情による中断の後に仕様変更されRとして復活。詳細は当該記事へ。
- 第1弾はアムロ・レイがマジンガーZに搭乗。
- 第2弾はルルーシュ・ランペルージが専用のウイングガンダムゼロリベリオンに搭乗。
- 第3弾はマサキがビルバインに搭乗。
- 第4弾は相良宗介らミスリルメンバーがボルテスVに搭乗
- 第5弾アルバトロ・ナル・エイジ・アスカが搭乗するレーザードライフル装備スコープドッグ。
- R第1弾は式波・アスカ・ラングレーらエヴァンゲリオンチームが真ゲッター1に搭乗してゲッター陽電子砲を撃つ
第3次スーパーロボット大戦ANOTHER
短期集中で開催される第3次スーパーロボット大戦のフルリメイク企画、1回につき3~4話配信予定。参戦作品の設定が第3次とDDで異なる場合はDDでの参戦作品に変更される(例:ゲッターロボ TV版→真ゲッター )。配信は本編ストーリーが更新されない(=ショートシナリオイベントが開催される)月に行われる。
- 第1弾は2024年9月に開催。機動戦士ガンダム0083よりガンダム試作1号機が参戦。
- 第2弾は2024年10月に開催。機動戦士ガンダム0080よりフルアーマー状態のアレックスがシリーズ初参戦。
期間限定ステージ
ストーリーは特に無い、戦闘のみの特設ステージ(『Zの鼓動』『強攻の一手』『生死を定める者たち』『メビウスの宇宙』etc...)。
イベントミッションを達成したり、クリアで得られるポイントを一定数貯めるとアイテムを入手できる。
2代目プロデューサーオオチ氏のコメントによると「新規参戦ユニットの実装に関するスケジュールの都合とユーザーアンケートの結果の両方からメインシナリオの展開を優先させる判断をしている」との事。
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