概要
『スーパーロボット大戦DD』で開催されていた期間限定イベント。
版権の枠を超え、別作品の機体に別作品のキャラクターたちが乗り換えるという企画。
イベントは全3話6ステージ(使用できるのは強制出撃機のみ)で、全クリすることでイベント外においても正式に乗り換えが可能となる。クリア後は特設ステージが解放され、後述する専用限界突破資材を求めて追い剥…もとい戦闘を行える。
勿論、乗り換えた場合には元の主人公機と同時に出撃させることはできない(ボルテスVの場合はマオとクルツも同様)。
逆に甲児をマジンカイザーで、アムロをZで出撃させるなどは可能であり、やろうと思えばトリプルマジンガー+カイザーというパーティーも組める。
各イベント
- 第1弾でアムロがマジンガーZに乗り換え
- 第2弾でルルーシュが専用のウイングガンダムゼロリベリオンに搭乗
- 第3弾でマサキがビルバイン(ディスカッター装備)に乗り換え
- 第4弾で宗介・マオ・クルツ・テッサ・カリーニンがボルテスVに乗り換え
- 第5弾でエイジが専用のスコープドッグ(ブルーカラー、レーザードライフル装備)に乗り換え
ちなみに第1弾と3弾の乗り換えの理由は元のパイロット(甲児、ショウ)の負傷による乗り換え。
乗せ換えた際には、装備できる必殺技パーツも載せ替え専用となる。クロパイ専用の必殺技パーツは、イベント開催中の特設ステージで敵がドロップする専用の素材を使用しない限り、限界突破が出来ないので注意。
企画打ち切りからの復活
しかし残念ながら、本イベントは2021年3月の第5回を最後に無期限凍結されてしまった。
理由は本企画が初代プロデューサー赤井雅俊氏の手腕あってこそであり、彼がドラゴンボール関連の部署へ栄転してしまい続けることが不可能となったためである。
色々とユーザーの不興を買った赤井Pであるが、ソシャゲのプロデューサーが恨みの矛先になるのはもはや当たり前のことであるし、真実を隠すが嘘は言わない寺田Pの言葉であるため、栄転なのは間違いないだろう。本当に残念である。
2022年8月2日に生配信されたアプリ版生スパロボチャンネルにて、寺田スーパーバイザーが、
元々が期間を決めていた企画だった
氏のSNSでも「クロッシングはどうなった」と言われていた
日時は未定だが新しく開始する
と話した。
2023年7月16日配信のアプリ版生スパロボチャンネルにて版元の許諾が取れたため制作を開始すると寺田SBが報告した。
そうして発表されたものは
「式波・アスカ・ラングレーin真ゲッター1(ゲッター陽電子砲付き)」
という混ぜるな危険なシロモノだった!
ゲンドウのジジィ!俺にわかるように説明しろ!!
まあ要点だけを纏めると、DDを含めてこれまで散々擦られてきた「スーパーロボットのエネルギーを陽電子砲に注ぎ込むシチュエーションを、いっそのこと他のロボットでやりたい」と打診した所、ゲッターさんの版権元が了承してくれた、という事情らしい。
クロッシング・パイロットR
という訳で2023年11月27日からリニューアル開催。詳細は上記リンク先へ。
ところでRじゃない方はどうなるの?
今後、関係各所との調整が済んだイベントから順次復刻イベントを開催する。ただし、「最初に開催した時に復刻イベントを開催しない契約になっていた作品があり、その作品が関係するイベントは復刻できない」との事である。また、イベントミッションの条件に関しては現在の環境に応じて変更になる予定である。
R後の復刻
- 2024年1月19日~2月2日の期間で第一弾が復刻
- 2024年2月9日~2月23日の期間で第二弾が復刻
関連タグ
個別
関連作品・キャラクター
- Gジェネレーション:こちらであればガンダムシリーズ限定だが、MFやアナザーガンダムのMSに宇宙世紀パイロットを乗せたり、あるいは逆にガンダムファイターや他のアナザーガンダムパイロットを他のシリーズのMSに乗せたりできる。こちらとの重複を避けるのもあるのか、上記の通り現状でガンダムシリーズ同士でのクロッシングは行われていない。
- 新幹線変形ロボ_シンカリオン_THE_ANIMATION:公式が本気でやったという稀有な例。実際に碇シンジと初音ミクがシンカリオンに登場している。
- 新幹線変形ロボ_シンカリオンZ_THE_ANIMATION:上記作品の続編。こちらではシンジが続投し、更にはハローキティやメーテルも登場する事になった。
- グリッドマン(SSSS.GRIDMAN):DDの期間限定参戦イベントにて、プライマルアクセプターを装着したマサキが、魔装機神の持つ精霊憑依する力を通してグリッドマンに変身した。演者が共通である事に由来したものだが、こういった中の人ネタが会話中の小ネタではなくシナリオの根幹となっているのは画期的であった。