概要
通称『バルマー帝国』。国家中枢は銀河中心部のバルマー星系に置かれており、多数の星系を領土とする星間帝国。さらなる版図を得るべく、銀河系の各所に軍隊を送り込んだ。
発展してきた中で精神的な文化を重んじるようになり、強い念動力の持ち主が国家の重職につく事も多い。
また「霊帝」と呼ばれる存在がおり、国家の意思決定は霊帝に委ねられている。
※ただし第3次スーパーロボット大戦αにて、彼方此方でバッフクランやゼントラーディ、プロトデビルン等のトンデモ勢力に戦争ふっかけた結果国力が衰退してしまい、バルマー本星にまでバッフクランの大軍団に攻めこまれかけた。
OGシリーズでは先遣隊や一部の部隊がネビーイームやセプタギンを送り込んで来ているが、本隊はまだ地球には来ていない。OG2に登場したインスペクターのウェンドロ・ボルクェーデの言によれば、インスペクター及びゲストの母体である星間連合ゾヴォークとも戦争状態にあるらしく、やっていることはαシリーズと変わらないようである。なお、OG1では一先ず地球人同士の抗争を停滞させる所まで成功し、決戦の地ネビーイームに辿りついたものの、それまでに戦ってきた敵陣営のバルマー人の一部を除く正体が実は攫われる等して改造された地球人だった事が判明する。
αシリーズの顛末から見れば侵略大好き、敗北するまで無計画に戦争を拡大する愚かな帝国でしかないのだがシリーズ化で設定が上手く畳めずに逆に大風呂敷に広がって行き初期の黒幕的な強大な存在、ラスボス的存在が単なる中ボス、通過点になってしまう。設定のインフレと言うものを考えさせられる組織でもある。