『さらば、スーパーロボット大戦α』
『地球人類を終焉の銀河へと導く、最後の警鐘<ゴング>が鳴り響く!!』
概要
正式なタイトルは「第3次スーパーロボット大戦α-終焉の銀河へ-」。スパロボシリーズでは珍しいサブタイトルがついている。
放映終了から参戦要望の多かったガンダムSEEDに、久々のイデオン、そしてバーチャロンのサプライズ参戦で大変な話題となった1作。
主題歌の「GONG」も今なお人気が高いうえ、ゲーム本編でも重要な位置にある。
ストーリー
封印戦争(前作)が終結して幾月が経ったある日、アステロイドベルトに突如して正体不明の建造物が現れる。
その建造物――ゲート――から現れたのは、かつてバルマー戦役においてSTMCを道連れに自沈したはずのヱクセリヲンだった。
これに呼応して地球圏は三度戦乱に包まれる……。
参戦作品
★はスパロボ初参戦作品。また、αシリーズ初参戦および復帰の作品には「α」を付けている。
真ゲッターロボ(原作漫画版)
★電脳戦機バーチャロン マーズ
解説
マクロス7は据置型ゲーム機および声付きのスパロボ、ひいては王道シリーズに初参戦となる。
イデオンはF完結編から久々の参戦となる。そのときは今一つだった敵勢力の強大さが十二分に再現されている。
GCにてスパロボデビューしたファイナルダンクーガが今回で2度目の登場となり、それに合わせてα外伝での弱体化を払拭する強化を受けている。ムゲ・ゾルバトス帝国もかなり出番が多い。
オリジナルキャラ&メカ
主人公と搭乗機
4人の主人公から1人選択する。今回はスーパー系・リアル系の区別はされていない(機体性能は白黒つけられている)。
主人公の中では珍しい生粋の一般人。物語が進むにつれ成長する王道キャラ。格闘攻撃は段違いの威力。
もはやαシリーズではお馴染みとなったコンビ。MAP兵器を所有して扱い易く、2人分の精神が使用できるのも大きい。
クォヴレー・ゴードン / ベルグバウ→ディス・アストラナガン
敵勢力であるゼ・バルマリィ帝国の兵士だったが、イングラム・プリスケンにより重い業を背負わされる。戦闘用人造人間である為か、本人のスペックが高く、また愛機も反則級の強さを誇るのも相まって、本作最強と謳われる。バンプレストオリジナル屈指のフラグクラッシャー。
おっぱい用員。連邦の特殊部隊の生き残りで、仇討ちの為に奔走するが……。撹乱線が得意なようで、戦闘時の演出にそれが垣間見える。
セレーナのパートナー。戦闘時に彼女と同乗してサポートするロボット。彼女のボケに対するツッコミ役といったところ。
過去作からの客演
全主人公共通
トウマ編のみ
セレーナ編のみ
クォヴレー編のみ
余談
- ガンダムSEEDは、『第2次α』発売後に行われたアンケート「次に出して欲しい作品」で断トツとなった為、本作で参戦を果たした。その影響により、本作の初週売り上げ本数は過去のシリーズ最高を記録している。
- 但し、それによってシナリオを大幅に改編する必要に迫られ(本来は第1次、第2次で地球絡みの問題を解決させて、宇宙を舞台に絞ったシナリオだった)、それに苦労したとされる。
- 電脳戦機バーチャロンシリーズのスパロボ初参戦作品であるが、バーチャロンシリーズ正史に組み込まれたスパロボKと異なり、バーチャロン側からの本作に対する言及は一切ない。
- メタ的な理由はひとまず置いておくとして、作中的な理由としては本作は後の作品と違いタングラムもバーチャロン側の観測者・ファイユーヴも登場していないからだと思われる(後者は怪しいが)。
- 前作『第2次α』の終盤において、ハマーン・カーンと休戦協定を結ぶかどうかの選択肢があったが、以下の点から本作では休戦しないルートが正史となっている。なお、ハマーンの愛機であるキュベレイは隠し機体として登場している。
- 参戦してないけど名残はある作品
ブレンパワード | オルファンが名前を暈されて作中の会話に登場 |
---|---|
機動戦士クロスボーン・ガンダム | アラドとイルイを助けたのがあの人 |
機動戦士ガンダムSEEDASTRAY | 破嵐万丈にキラを託したのが彼 |
銀河旋風ブライガー | 破嵐万丈の口からそれらしき存在が語られた |
スーパーロボット大戦MX | ある人物から衝撃的な事実を告げられる |
関連タグ
機動戦士ガンダムSEED 勇者王ガオガイガーFINAL バーチャロン
トップをねらえ! 伝説巨神イデオン マクロス7 勇者ライディーン
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- スーパーロボット大戦α外伝
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 第3次スーパーロボット大戦α
外部リンク
電脳戦機バーチャロン masterpiece 公式サイト InsideTheGate CHRONICLE 32.…バーチャロンシリーズにおけるスパロボシリーズの立ち位置について触れられている。