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銀河大戦

ぎんがたいせん

この記事では「第3次スーパーロボット大戦α」において勃発した戦争を記載する。
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もしかして→宇宙からのメッセージ銀河大戦

概要編集

新西暦189年、封印戦争から僅か1か月後にアステロイド・ベルトにクロスゲートの出現を皮切りに、2年間続いた星間戦争で以下の変化が起こった。


・バルマー戦役終盤、雷王星宙域で宇宙怪獣を巻き込んで自沈したはずのヱクセリヲンがクロスゲートの中から出現。同艦に座乗していたタシロ・タツミ提督とその部下である副長も、バルマー戦役当時と変わらぬ姿で生還。


ボアザン星人キャンベル星人ムゲ・ゾルバドス帝国バーム星人暗黒ホラー軍団(バーム・ゼーラは残存勢力が吸収されている)が新たな星間連合を組み地球へ再侵攻する。キャンベル星人は封印戦争では姿を見せなかったものの、ボアザンと同様にゼ・バルマリィ帝国からの独立を果たしており、新たに女帝ジャネラの一派が台頭している。


・地下勢力のミケーネ帝国恐竜帝国邪魔大王国の残存勢力が竜魔帝王に率いられ、再度の地球制圧行動を取る。


・バルマー戦役後、地球圏から撤退していたゼ・バルマリィ帝国が星間連合とは別に地球へ再侵攻を開始。その際にクロスゲートの防衛に当たっていたSRXチームを、ほぼ壊滅状態に至らせるほどの大打撃を与える。


・地球でコーディネイターナチュラルが対立し戦争へ突入。それに伴い、コーディネイターの国防軍であるザフトが連邦軍と交戦を開始。尚、コーディネイターの存在は今回の戦争が勃発するまで秘匿されていた。


・異星の機械種族であるゾンダーの本隊・機界31原種が地球の機界昇華を目論む。


・別銀河の異星人(バッフ・クラン)との星間戦争が勃発。それに巻き込まれた地球人の移民船団が第6文明人の遺産(イデオンソロシップ)を伴い地球圏へ来訪。


・謎の種族(プロトデビルン)が先に地球を発った超長距離移民船団を襲撃し、更に地球圏にも襲来。


・プロトデビルンの襲撃を受けた超長距離移民船団の1団・マクロス7船団が地球圏へ来訪。


・クロスゲートの中から3機の人型機動兵器(バーチャロイド)が出現。彼らは「新西暦」とは異なる「電脳暦」と称される暦を使う異世界から来訪し、αナンバーズに身柄を保護される。


・アラスカの地球連邦軍基地にて、大量破壊兵器・サイクロプスを用いたザフト殲滅作戦が実行。同基地に逗留していたαナンバーズも巻き込まれ、脱出には成功するものの、彼らの中で現在の連邦軍のあり方について疑念が発生する。


中立国であるオーブ連合首長国を、ブルーコスモス麾下の連邦軍部隊が襲撃。防衛のためにαナンバーズが介入するも、これが政治的に問題となる行動となってしまう。


ソール11遊星主がパスキューマシンを用いて三重連太陽系を復活させようとした為、他の銀河が消滅の危機に。


・上述の3つの出来事を理由に、αナンバーズが太陽系から追放される。ただし、この処遇にはソール11遊星主の打倒と、ブルーコスモスの魔手からαナンバーズを遠ざけるなどの意味合いがあった。


・ソール11遊星主打倒後に生じた異空間に、αナンバーズが閉じ込められる事態が発生。そこにゼ・バルマリィ帝国の部隊が出現し危機に陥るも、地球から救援に駆け付けたSRXチームと新たなSRX・バンプレイオスの活躍で通常空間に帰還。敵指揮官ハザル・ゴッツォの撃破に成功する。


・バルマー戦役にてネルフと旧ロンド・ベルに倒された使徒が復活。更にバルマー戦役では姿を見せなかった欠番の使徒も襲来。


・バロータ星系にあるプロトデビルンの本星にて、首魁のゲペルニッチが覚醒。あわやスピリチアを吸い尽くすブラックホールとなりかけたが、サウンドフォースの銀河を震わせるほどの歌の力によって事態は収拾。地球人類とプロトデビルンは和解を果たした。


・ブルーコスモス麾下の連邦軍部隊がニュートロンジャマーキャンセラーによって使用可能となった核弾頭ミサイルを用いて、ザフトの重要拠点『ヤキン・ドゥーエ』へ侵攻。それへの報復としてザフトは大型ガンマ線レーザー砲・ジェネシスを使用するが、地球圏に帰還したαナンバーズの介入によりブルーコスモスは盟主のムルタ・アズラエルが死亡し、組織が事実上壊滅。更にプラントの最高評議会議長パトリック・ザラが部下の造反により死亡。アズラエルとパトリックを煽り世界を滅亡させようとしたラウ・ル・クルーゼもまた、αナンバーズに討たれジェネシスも破壊された。


・秘密結社ゼーレと旧ネルフ司令・碇ゲンドウエヴァ量産機を用いて人類補完計画を再始動し、一時的に地球上の人類の大半がLCLに還元される事態に。


宇宙怪獣の活動が活発化。それに伴い地球を含めた多くの惑星へ大量の隕石雨が落下。この隕石雨と宇宙怪獣の活動によって、バルマー星を含めた22の居住可能惑星が滅亡している。


以上の出来事が起こり、文字通り銀河全域が戦場になる凄まじい戦争であった。


最終的には宇宙怪獣殲滅作戦である『カルネアデス計画』が成功した際に出現した真の霊帝・ケイサル・エフェスが倒され、遂にこの大規模戦争が終結した。


なお、封印戦争において地球侵攻計画が失敗した木星帝国のその後は語られていない……(少なくとも原作では)木星帝国の基地があることが明言されている木星の衛星群が機界31原種に融合され消滅、ザ・パワーの力によりZマスターとして完全復活を果たした機界31原種による機界昇華と木星圏壊滅規模の危機に幾度も見舞われた上、最終的にバスターマシン3号に用いられた結果木星が完全消滅しているので「神の雷計画」どころではなくなったのは間違いないだろう……。


逆に、オルファンに関しては名前を暈されて作中の会話内に登場しており、封印戦争後は地球に留まっていることが示唆されている。

また、アポカリュプシス発生に備え、地球を脱出する際の箱舟としての機能も有していた可能性が考察されている。



異なる結末編集

通常ルート最終話「終焉の銀河」の場合編集

天の川銀河から遠く離れた宇宙の片隅での決戦で、αナンバーズに敗れてなお足掻くケイサル・エフェスに対して、イルイに憑依しているナシム・ガンエデンの魂は説得を試みる。

しかし、悪霊達の王に変わり果てた最後の同胞はそれを拒絶し、ヱルトリウムを攻撃し縮退炉の暴走を誘発してブラックホールを発生、αナンバーズを道連れにして第2のアポカリュプシスを発生させようとする。

それを阻止しようとする主人公とαナンバーズを救うために、ナシムは最後の力を発揮。

その直後、イデオンコスモ達を締め出して突撃し、正と負の無限力が相殺して霊帝もろとも消滅する。

無限の力同士のぶつかり合いに巻き込まれてしまったαナンバーズだが、彼らが行き着いた先は地球であった。

イデと負の無現力の対消滅によってケイサル・エフェスを滅ぼしたナシムは、同時に置き去りになっていたαナンバーズをイルイと共にSRXチームを目印に地球へ送り届け、母なる地球の守り神の最後の使命を果たしたのだ。



ハードルート最終話「今遥か遠い彼方…」の場合編集

遥か未来の世界……守るべき者達、再会を誓った者達のいない1万2000年後の世界での決戦で、次元を超えて援軍に現れたイルイ=ナシム・ガンエデンと共にケイサル・エフェスを打倒したαナンバーズ。

そんな彼等の前で、突然イデオンがコスモ達を締め出して自律行動を始める。

何の躊躇も無く、星をも断つ光刃をαナンバーズとイルイに振り下ろすイデオン。

だが、αナンバーズとイルイの視界を覆った閃光が消えた時、そこは時を遡った元の時代の地球だった。

それは、運命を乗り越えた戦士達への、無限力の最後の発動であった。


特殊ルート最終話「銀河に君と」の場合編集

度重なる激戦により、遂にバッフ・クラン軍は形振り構わぬ総力戦を仕掛け、αナンバーズもそれに武力で応えてしまう。

戦場の狂気に当てられた両軍は互いに『敵の殲滅』に妄執する泥沼に陥り、遂にイデは現行の人類を見限り『銀河のリセット』を強行した。

崩壊と再生の混沌の坩堝にて、イデは新たな依代となる赤子に一縷の希望を託すのだった……。



関連タグ編集

第3次スーパーロボット大戦α

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