「無能な将軍の始末は済んだ、これからは私が指揮を執ります!」
概要
物語後半から登場する、キャンベル星侵略軍の司令官。「女帝」と名乗っているがキャンベル星の支配者ではなく、あくまで一軍の司令官である。
オレアナが敗れた事を知り、配下のワルキメデスとダンゲルを連れて地球に侵攻してきた。三面鬼殿と呼ばれる地下基地を本拠地にしている。
美女と言っていい端整な容姿とは裏腹に性格はオレアナ以上に残忍で、腹心の部下であるはずのワルキメデスとダンゲルの事も道具としかみなしていない。
さらに、事あるごとに部下二人に対しヘルメットを締め付ける拷問を加えていた。
感情が高ぶると、蛇の様な醜い姿に変貌する。
自己中心的かつ恨み深い性格で、子飼いの超獣シシリスの訓練を優先してワルキメデスとダンゲルの作戦を無理矢理中止させたり、自分を侮辱したちずるをコピー作戦の標的にしたりした。
しかし、オレアナ同様コンバトラーに敗北を重ねたためにキャンベル星本国から最後通牒を突き付けられて進退窮まり、自ら打倒コンバトラーの指揮を執る事を決意。
手始めに用済みとみなしたダンゲルを、兜に仕込んだ時限爆弾で爆殺してしまった。
更に、無断出撃してコンバトラーに敗北したワルキメデスをロボットに改造すると、共に母艦セント・マグマに乗り込み切り札のマグマ獣三体を指揮して南原コネクションに自ら攻め込んだ。
しかし、コンバトラーの奮戦により三体のマグマ獣が合体した三面マグマは撃破され、セント・マグマも二発の超電磁スピンを受けて撃沈してしまった。
戦いに敗れた後、往生際悪く地球の中心に向けてアースボムを発射。
ロケットで脱出を図るも、ロボットに改造された事を恨んでいたワルキメデスに妨害され、共にセント・マグマの爆発に巻き込まれて死亡した。
皮肉な事にアースボムの爆発は同じキャンベル星人のデウスによって止められた上に、キャンベル本星ではジャネラが所属していた軍事政権がクーデターにより打倒され平和勢力が実権を握った事が語れており、仮に地球から逃げ出しても彼女には破滅が待っていたのだった。