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概要
CV:市川治
キャンペル星から地球を侵略するためにやってきた、キャンベル星の大将軍。
青白い肌と金髪をもつ王子然とした美形キャラクターだが、表皮の下に鳥人の姿が隠されている。
人類が誕生するより以前に地球へ母女帝オレアナと共に潜伏しコールドスリープしていた。
地球人を虫けら程度にか思っておらず、捕らえた地球人は情け容赦なく奴隷として使役、殺害していた。バトルチームに対しては好敵手として一目置いており、特に豹馬に関しては味方に取り込もうとしたこともある。その一方で人質作戦や暗殺計画を仕掛けたこともある。
また休息区司令のロボットであるミーアから思慕の感情を向けられていることに気付いていたが、「所詮人間とロボットでは」と冷たくあたっていた。
一方でマザコンの気がありオレアナの前では盲目に敬愛している。
演じた故市川治氏からは自身が演じた美形3人の中で一番子供と評されいる。
正体
原作第25話「大将軍ガルーダの悲劇」~第26話「オレアナ城大崩壊」でガルーダは己の正体を知ることになる。
戦いに敗れ、破壊寸前にまで傷ついた側近のハーフロイドであるミーアを修理しようと基地内を探した時に入った工場エリアで、自分自身がアンドロイドであり、失敗作だとみなされた事実を知る。
コールドスリープの話もキャンベル星人オレアナの息子であるという記憶も、オレアナが一方的にそう教え込んだだけであり、15体もの破棄された失敗作を前に愕然とすることになる。
激怒したガルーダは自身の試作型となった戦闘ロボット「ビックガルーダ」に乗り込みロボットとして、その誇りをかけてコンバトラーVと一騎打ちを行うも敗北し、抱きかかえたミーアと共に崩れ去った。
スーパーロボット大戦シリーズでは
搭乗機はもちろん『ビッグガルーダ』。たまに移動要塞グレイドン。
上記の設定がある程度反映されているがスパロボなりにアレンジされていることがあり、オレアナに反乱したり、オレアナに見捨てられた後に自身の量産型によって粛清されたり、人格を上書きされて洗脳状態になったりと、その最期はいずれも悲劇となっている。
同じ市川ボイスのプリンス・ハイネルやリヒテル提督と若干の会話がある作品もあるが、彼らとは違い2020年の段階ではガルーダが味方に参入してきたことはない。
尚、劇中で豹馬達バトルチームはそんな彼の正体と事情を知らないまま戦って決着をつけたが、下記の『ビクトリーファイブ』ではデウスからその事実を知らされる描写がある(原作でも視聴者の知らない所で同じ様なやり取りが行われたかもしれない)。
スパロボでもガルーダとの決戦の中で彼の身の上を知り、戸惑いつつも決戦に応じるという展開がほとんどで、この出来事は豹馬の心に強く残っており、ガルーダと同じ様な境遇のキャラクター達と絡む事が多い。
その他
漫画家長谷川裕一の『ビクトリーファイブ』作中では
「元となるキャンベル星人が存在していた」という二次設定のオリジナルガルーダが登場しプリンス・ハイネルと熱烈な死闘を繰り広げる。
続編『ゴッドバード』では妖帝バラオにより粉々にされたアンドロイドの残骸を拾い集められて再生される形で登場。