曖昧さ回避
- 『超電磁ロボコン・バトラーV』の登場人物。本稿で紹介。
- 『メテオス』に登場する水の惑星。
「生身の体…フフフ、馬鹿なガルーダ!」
概要
CV:野沢雅子
地底にあるキャンベル星人基地に鎮座する巨大石像。
元はキャンベル星の天才科学者だったが、老化に伴い石像内のマザーコンピュータに記憶を移しており、息子と呼ぶ大将軍ガルーダに命令を下す。
太古の昔に地球に飛来、地球人を奴隷にして世界各地の巨石文明を築くも氷河期の訪れに伴い眠りについていたが、母星からの指令により復活した。
第25話のガルーダの話では地球に来たオレアナの姿を元に地球人がモアイを作った旨を語っている。
目からどれい獣を起動させるビームを放ち、右手にはガルーダが基地内部へ行き来するチューブが通っている。
ガルーダに対して厳しくも愛情深い母であるように振舞うが、度重なる失敗でガルーダを使えないと判断し、将軍の地位を解任することを休息区司令ミーアに通告した。
これを撤回すべくミーアはどれい獣デモンで出撃するが、コン・バトラーVとの戦いで損傷したためガルーダは彼女を救うべく自身もいった事がないロボット修理工場に足を運ぶのだが…
そこでガルーダが見たのは自身と同じロボットが失敗作として放置されている光景だった。
冷酷非情で、自身のことも只の道具としか思っていないオレアナの本性をガルーダは痛感させられた。
基地に攻め込んだコン・バトラーVを迎え撃つ為戦闘区司令ギルアに戦闘母艦グレイドンの指揮を任せるも敗北したため、金属製のボディを現しコン・バトラーVの合体を解くナルマグネ光線と炎を吐く石像ドルメンでコン・バトラーを苦しめた。しかし、叛逆したガルーダが操縦するビッグ・ガルーダの攻撃によって破壊された。
超電磁大戦ビクトリーファイブ
第2部に登場。
ロボットではなくサイボーグのオリジナル・ガルーダが亜空間でダルタニアスと接触したことで復活した際に、石像内の記憶回路からアンドロイドに移植して復活させられた。
オリジナル・ガルーダは事故により勝手にサイボーグにされて生殖機能が失われたことを恨んでおり、復活させたのも仕返しに虐待するためである。
このオリジナルはロボット以上にマザコン且つサイコパスじみており、言う事を聞かないために異次元に封印したが、オレアナがロボットのガルーダを作ったのは息子がやはり欲しかったためということがキャンベル星人デウスによって語られている。
バトルチーム達との戦いを鎖に繋がれた状態で傍観するままの状態だったが、ガルーダを打ち取ろうと乗り込んできたプリンス・ハイネルの剣からガルーダをかばって死亡。
その様は敵事情をまったく知らないで戦っていたバトルチームらも同情を禁じ得ないでいた。