概要
CV:市川治
「闘将ダイモス」の登場人物。推定年齢は19歳。
主人公である竜崎一矢とは、幾度となく対峙してきたライバルであり、ヒロインのエリカの実の兄に当たる。
かつて地球政府とバーム星の平和的な関係のため尽力したリオン大元帥の実の息子であり、父が地球政府の竜崎勇(一矢の父)の卑劣な手で暗殺されたとの誤解から(実際はバーム星の政敵・オルバン大元帥とその配下・ゲロイヤーによる謀略であった)地球人、及び一矢を激しく憎み、恋仲となったエリカすら裏切り者として激しい怒りをあらわにしていた。
後に父の死の真相を知るも、抜き差しならぬ状況から地球との協力関係を結ばず単独で行動。
最終回においてオルバンとゲロイヤーを手に掛け、復讐を果たすが、オルバンは生前、自身の死と同時に小バームを木星に墜落させるための制御装置を体内に埋め込んでいたのだった。
オルバンの死によって落下を始めた小バームを救うべく、リヒテルは傷ついた一矢を助け出してエリカを託し、銃弾を浴びつつも制御室へ飛び込んで小バームの落下を停止させた後、宇宙船に乗り小バームから脱出。
余は許されるにはあまりにも多くの地球人を殺しすぎた!
多くの地球人を殺した罪を償うために木星へと落ちていくという、壮絶な最期を遂げた。
過酷な境遇に置かれるバーム人類を背負うという自負と、激しすぎる気性が仇となり、真相に気づくのが遅すぎたのか、悔恨に苛まれても取り返しがつかないと悟っていたのである。
普段の一人称は「余」だが、親友である科学者・アイザムと2人の時に一度だけ「俺」を使用した。
ゴッドバードでの活躍
時系列や世界観上後日談に当たる漫画作品ゴッドバードにも引き続き登場。
敵の悪魔の誘いに乗ったフリをして魂を封じ込めた土人形である化石人として蘇り、主人公達を助けて散華。その後も魂のみで現世をさまよい助言を残したり、機械の身体を得てマシンを操縦し助っ人として大暴れしたり···と、要所要所で良いところを持っていった。
そして『烈将フォボス』という明確な専用機を得る事となった。
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闘将ダイモス バーム星人 有翼人種 リオン大元帥 エリカ(ダイモス) 竜崎一矢ゴッドバード(漫画作品) 哀しき悪役