CV:神谷明
概要
18歳の青年。
彼が宇宙船「ダイモビック」で火星から新資源「ダイモライト」を採掘し、地球に帰ってきた所から第1話がスタート(以後、ダイモビックは地上設備と合体した基地「ガード・ダイモビック」として地上編の舞台となる)。
バーム星人の侵攻に立ち向かうため、和泉博士から巨大ロボット・ダイモスを託されて戦い始めるが、初陣の戦火の中で記憶喪失になっていたエリカと出会い恋に落ちた。
帰る所も分からないエリカをダイモビック基地に紹介して住み込めるように手配するが、普段の一矢を知る者からすれば「なんでオシャレに時間をかけるようになったのか」「恋は盲目だな」と散々に噂される。
しかし、基地一同がバーム星人の侵攻と関わっていったため、エリカはバーム星人だという記憶を取り戻し、一矢に真相を伝えて同胞の元へと帰ってしまった。
この出来事を知ったダイモビックの職員は「バーム星人との共存が出来るのではないか?」と考えるようになっていく。
地球防衛軍の中で重要な戦力であるダイモスを操る存在であると同時に「敵国人など皆殺しにして当然である」と考える軍人や被害者遺族とも対立する立場になってしまう。
その一方でバーム星人和平派(マルガレーテ、メルビ、バランドーク達)からも重要な存在として認識されていく。
趣味はドラムスで、妹分の和泉ナナから気分転換にドラムを勧められたりしている。
相棒の夕月京四郎も知らなかったことだが、昔宇宙飛行士の訓練中に事故に遭い、全身麻痺の重体となったが、リハビリを経て奇跡的な回復をし現在に至った壮絶な過去がある。
余談
『闘将ダイモス』で、和泉振一郎博士とオルバン大元帥を演じた声優の故・勝田久氏は、著書である『昭和声優列伝 テレビ草創期を声でささえた名優たち』にて、竜崎一矢を演じた神谷明氏の芝居について、「彼の持っている甘くソフトなキャラクターがみごとに生きた」と絶賛している。
スパロボでは
ニュータイプや念動力といった特殊能力こそ持ち合わせてはいないが、格闘家ゆえに敵の発する邪気を鋭敏に感じ取るといった描写が多々見受けられる。
また、共演する他作品によっては、一矢の格闘家としての実力のレベルも大きく変わることがあり、特に『機動武闘伝Gガンダム』との共演の場合は、一矢の実力がドモン・カッシュを始めとするガンダムファイター達に匹敵する超一流の実力者として扱われる。