1927年4月2日生まれ、東京都出身。所属は東宝、NHK東京放送劇団、フリーランス、俳協(〜1984年)を経て、死去するまではアーツビジョンだった。
ラジオドラマ最盛期より活動する大ベテラン声優の一人であり、ナレーション業に加えて、俳優としてもテレビドラマや映画に顔出しすることもあった。
声優活動の傍、養成所の講師としても後進の育成に積極的なことでも知られ、声優という職業の名付け親とも言われる。
そして後進育成の一環として勝田声優学院を主宰し、高齢に伴う同校の閉鎖まで自ら研修生たちの指導にあたっていた。この声優養成学校の先駆けも彼と言われており、後進の学校も彼の方針から学んだ部分が多いという講師も少なくなかった。
これまで勝田の門下からは、伊藤美紀、森川智之、高木渉、三石琴乃、横山智佐、関智一など、現在まで第一線で活躍する数々の声優が輩出された。
ちなみにこれを踏まえてか、後に関智一がMCを務める声優パーク建設計画VR部の企画「声優世代表」では"第1世代"として名前が最初に挙げられている。
晩年は高齢の影響もあってか育成からは一線を引いていたものの、自身の出演作や声優業界の変遷に関するインタビューには積極的に応じていた。
主な出演作
イラスト未確認
和泉振一郎/オルバン大元帥@闘将ダイモス