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宇宙からのメッセージ銀河大戦

うちゅうからのめっせーじぎんがたいせん

「この宇宙に、人類が生き続ける限り、決して忘れてはならないことがある。」
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概要

東映特撮映画『宇宙からのメッセージ』の映像や造形物の流用を前提に企画・制作された東映特撮テレビ番組。設定では『宇宙からのメッセージ』から100年後となっているが、作中では映画との関連はわずかに語られるのみである。

仮面の忍者赤影』を制作した東映京都テレビプロダクションの現時点で最後の特撮作品で、同作の脚本を手がけ(当初の予定で映画の脚本を手掛ける予定であった)伊上勝がシリーズ構成を担当。また、太秦撮影所による制作ということから福本清三西田良など時代劇俳優も出演していた。本作での時代劇風の剣劇とJACによるアクションはその後の東映特撮ヒーローのアクションに影響を与えているとされる。

1978年7月22日公開の東映まんがまつり用に劇場版も作成され、先の映画で未使用だったガバナスのヒトデ型要塞との戦闘シーンが使用された。

東映としては特撮を毎回ふんだんに盛り込んだ意欲作だったが評価はいま一つで、一方で同時期の『スパイダーマン』が予算の都合上特撮シーンが初期のバンク流用がほとんどだったにも拘らず好評だったことから、以降の東映特撮は初期や新アイテム登場時に特撮映像を撮影しそれをバンク使用する方向性を取るようになった。

物語

太陽系連邦統治下の植民星である第15太陽系グローラーの惑星アナリスは突如現れた侵略者ガバナス帝国に襲撃される。アナリス出身のゲン・ハヤトはこのことを予見していた父に呼び戻され、宇宙運送屋のリュウと猿人バルーの宇宙船に乗せてもらい帰郷するが、家族はイーガー副長率いるガバナス帝国上陸部隊によって既に殺されていた。家族の敵討ちの為、ハヤトはリュウ達の加勢も得てガバナス軍を追うも窮地に陥り、ハヤトがリュウとバルーを脱出カプセル射出で船外へ強制退船させた後、ガバナス軍の返り討ちに遭い船は大破。そんな時ハヤトは帆船型宇宙船プレアスターに乗った謎の美女ソフィアに救出され、かつてガバナスの脅威から宇宙を救った勇者達のの宇宙船リアベ号と、2機の宇宙戦闘機を彼女から託される。第15太陽系が太陽系連邦から見捨てられた中、ハヤトは、父から同じく格闘術を学んでいた“流れ星”のリュウやバルーらの協力も得て、宇宙忍者"まぼろし"を名乗り、人々を守るべくレジスタンス活動に身を投じる。

登場人物

メインキャラクター

ゲン・ハヤト/まぼろし
「変幻自在に悪を斬る、人呼んでまぼろし!」
アナリスに住む宇宙忍者ゲン一族の末裔で、宇宙パイロット訓練生だったが故郷がガバナスに襲われ、両親と妹を殺されてしまう。ソフィアから与えられたリアベ号と、父ゲンシンの教えを受けたリュウこと流れ星の教えを受けて第6話から戦士・まぼろしとなってガバナスと戦う。
彼らゲン一族はロクセイアを倒す超兵器エメラリーダの守り手であるが、そのことを父が教える前に殺されたので彼自身はそのことは一部しか知らない。

リュウ/流れ星
「遠い宇宙のかなたからやってきた、平和の使者・流れ星」
ハヤトをアナリスに連れて行った貨物船の船長でハヤトのパイロット訓練校の先輩にあたる。実はゲンシンの教えを受けた宇宙忍者で、第4話から流れ星として戦う。ハヤトの兄貴分兼師匠的存在。
腕は立つが、女癖が悪く、ハヤトやバルーから度々あきれられている。

バルー
リュウの相棒で、グロ-ラーの先住民族である宇宙猿人デーラ人の一人。信心深く義理堅いのを信条とする。当初コメットファイヤーは彼の専用機としていたが、8話で負傷し操縦をハヤトに譲ってからは分離後のリアベ号を担当する。

トント
既に数少なくなった万能ロボット。惑星ベルタで賭の賞品となっていたのを、リュウがガバナス帝国のイーガー副長との賭に勝って入手する。宇宙船の修理を担当し、自分専用の宇宙船も組み立てた。口が悪く、人間を馬鹿にしたような発言をする。特にバルーが標的になりやすいが、いざとなったら「バルーのためなら壊れても構わない」と言っている。口癖は「トント知らない」。
なぜか最終回のラストシ-ンには登場しなかった。

ソフィア
ハヤトにリアベ号を与えた謎の女性。宇宙帆船プレアスターに乗って、ハヤト達の前に現れてはガバナスの作戦を教えたり、激励の言葉をかけてくる。実はロクセイア13世を追って異次元からやってきた存在で、そのためこの宇宙には長く留まれない。

グローラーの住人達

ハナ
家族を殺されたアナリスの住人で、レジスタンスリーダー・ダンの妹分として引き取られたが、そのダンも殺されたため、カミジと行動をともにしながらハヤト達の協力をする。終盤地底王国に身を寄せ、帰る術を失ったソフィアの世話をする。

カミジ
レジスタンスのメンバーでダン亡き後リーダーとして星々をめぐる。25話でクノーイに殺害される。

ヒミメ王女
ケン王子
太古の昔に地球から惑星ベルダに移住した地底人モンゴー一族王家の姉弟。当初は非協力的だったが、ガバナスの侵攻が一族にも及んだため姉弟もレジスタンスに参加する。終盤ソフィアとハナを匿った。

ガバナス帝国

コーガー団長
ガバナス帝国の第15太陽系の司令官で実質帝国のNo.2の宇宙忍者。フルネームはニン・コーガー。事あるごとにマントを翻す癖がある。目的のためなら師匠のトビビトすら利用するだけ利用して後で名目上掟を破ったとして処刑しようとする冷酷な性格だが、弟イーガーには若干甘く、弟の窮地に自ら出撃したことも。終盤ロクセイアに反旗を翻し帝国を乗っ取る野心を見せた。
スーツは映画のロクセイア12世の流用。

イーガー副長
コーガーの弟である行動隊長。ハヤトの家族のかたきでもある。
詰めが甘く、ハヤト達に作戦を幾度となく破られる。
16話で片腕を切断され、18話からフック状の義手(レーザーを放つ熊手の状の物に換装可能)になる。
スーツはガバナス士官の流用だが、士官達とはヘルメットの紋章に違いがみられる。

クノーイ
兵士や忍士を率いるガバナスのくのいち忍法顔写しで誰にでも変装ができ、ハヤト達を度々翻弄した。
コーガー・イーガー兄弟とは別にガバナス乗っ取りを考えていたが、イーガー戦死後のコーガーにスケープゴ-トにされ、ロクセイアに処刑された。

ガバナス忍士
○○ビト」と呼称される宇宙忍者たち。ガバナス人だけでなく占領された他の星の住人も忍士として加わっている。

ガバナス兵士
光線銃を持った一般兵と刀を背負った忍者兵がおり、前者は占領区周辺の警備やシュートガバナス操縦を、後者はレジスタンス狩りを担当。両者の違いは武器以外にエアホースの有無があり、忍者兵には無い。1話や劇場版では頭が赤い隊長格が登場している。

士官
兵士を率いて占領区近辺を荒らしまわる。マントを羽織って現場を仕切るが、目立った活躍はない。市場を荒らしていてトビビトに偶然を装って投げ飛ばされ、「よぉ~~~し、かんべんしてやるぅ~~~」と偉そうな態度で言い捨て逃げて行った者などやられ役になることも多い。

トキム将軍
惑星ベルダの司令官だがほとんどお飾りに近い。
ベルダ崩壊が目前に迫ったため自軍を避難させようとした際、ハヤト達の脅しに屈して住民も避難させることになったが、ロクセイアから見せしめも兼ねて住民もろとも宇宙船を爆破された。

オーダー将軍
惑星アナリス司令官。やはりお飾りで、戦闘能力はなく、リュウからの脅しにあっさり屈した。

ガバト将軍
惑星シーダ司令官。3将軍ともコーガーから軽く見られており、そのことに不満を持っている。

ロクセイア13世
「所詮、この宇宙は弱肉強食」と嘯くガバナス帝国の支配者。その姿は誰も見たことがなく、グランガバナス内のドクロのレリーフかロクセイア魔神象から声のみを発する。





その正体はソフィアの双子の妹。容姿は瓜二つである。邪悪な心故に異次元を追われガバナス帝国を再興したが、グローラーに伝えられていた超兵器エメラリーダの起動によって滅び去った。なぜ彼女を倒す兵器がグローラーに昔からあったのか、いかにしてガバナスを復興させたのかは謎のままに終わった…。

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