スペック
- 全長:400m
- 全高:127m
- 全幅:262m
- 重量:4万9千t
- 動力:化学反応エンジン、核融合エンジン、反物質エンジン
- 武装:大型連装グレンキャノン、グレンキャノン、ミサイルランチャー、機銃 ※全て後付けで搭載
- 装甲材質:イデオナイト
概要
ソロ星第2発掘所から出土した第六文明人の遺産とでもいうべき宇宙船。
名称は第4話のナレーションが初出であり、それまでは「宇宙船」と呼ばれていた。バッフ・クランは「ロゴ・ダウの宇宙船」「四つ足」と呼んでいる。
材質はイデオンと同じイデオナイトで、内部に封じ込められていた第六文明人の意思を開放したり、装備のパワーアップや核爆発級の爆発をも防ぐ強力なバリアを展開することも可能。
発掘した戦艦を改修したものであるためクルーはその性能について少しずつ調査、解析しながら使用していた。そのためイデオンの武器であるイデオンガンを「機関室の部品の一部」と見なしていたり、バッフ・クランが取り付けていった発信機を「航行に必要なパーツかもしれない」と思い込んでそのまま放置したりする事もあった。
ソロ星がバッフ・クランの攻撃にあった際に難民の避難所となっていたが、そのままイデオンの旗艦として多くの難民を乗せて宇宙を逃亡することとなった。
長期間地底に埋められていたにもかかわらず内部では植物が青々と繁っており、開発者の第六文明人が巨人であることから地球人から見ればかなり広大な空間が広がっている。
ブリッジ中央にはイデオン同様イデのゲージが付いており、ブリッジ後部ではドームに覆われた林が広がっている。ここで鶏や牛などの家畜が育てられていたり、クルーの食糧が栽培されている。
ブリッジは90度折れ曲がることが可能で、これによりイデオンの着艦・整備や、狭い場所への着陸等に柔軟に対応できるようになっている。4つのエンジンも回転が可能で垂直離陸やホバリング、高速飛行等が可能になっている。
艦内の移動には、ムビオラという専用の乗り物を主に使用する。
武装はなく、後になってからソロ星駐留軍の生き残りによってグレンキャノンやミサイルランチャーが増設された。
甲板には3台のイデオン合体メカを並べることができるほか、合体したイデオンを寝かせておくことまでできる。
実はイデの中心部分であり、本編の2年前から各地で目撃されていた謎の流星群の発生源であった。
バッフ・クランとの最終決戦において流星群を操り地球とバッフ・クランの地球を破壊。最終的にはガンド・ロワの第2射とイデの発動によって消滅する。