概要
『護』や『幾巳』の故郷『三重連太陽系』の再生と恒久維持を目的とする人造戦士群の総称。同星系『赤の星』の指導者『アベル』が製作。構成員が11名なのは星系を構成する惑星と恒星の数を合わせた数である。英語やラテン語で太陽を意味する。
自らを「創造神」や「再生プログラム」とも呼び、その為ならば他者の意見や反論をも聞き入れず、手段を選ばない。これを危惧した『緑の星』の指導者『カイン』は抑止力として『ジェネシックガオガイガー』をはじめとした『カインの遺産』を残した。
単機の能力は常人だけでなく、勇者ロボ達すら軽く凌駕するも、本来は戦闘用では無く防御能力が極めて脆弱で、劇中に於いて複製した『GGG』の戦力を多用するが、例え肉体一部が欠損、破壊されても瞬く間に修復され戦闘を続行出来る。一部のメンバーを除き、立方体ユニット『パーツキューブ』とフュージョンし、『メカノイド』形態を執る。動力源には一定量の力を常時継続起動可能な『ラウドGストーン』を内包。
だが、弱点である『Gクリスタル』から放たれた『ジェネシックオーラ』を浴びると、その機能を無力化される。この状態であれば出力を超えた『Gストーン』を内包する者の攻撃でも破壊は可能。
その実態は大半が『レプリジン』で、恒星に偽装していて戦闘には参加しなかった『ピサ・ソール』を除く『オリジン』は『機界31原種』との決戦に敗れ『機界昇華』あるいは大破させられ、『Zマスター』が『浄解』された『原種大戦』以後に再生。本来の目的を果たす為に行動を開始。太陽に自沈した『ジェイバトラー』と『ソルダートJ-019』を複製、調整強化し、『J-002』が駆る『ジェイアーク』を拿捕しに強襲を仕掛け、『護』が宇宙へと旅立った理由も彼らの干渉で『破壊神』と揶揄する『ジェネシック』を『Gクリスタル』ごと早急に排除し、『三重連太陽系』へ赴いた『GGG宇宙艦隊』の人間を『パレッス粒子』で無力化させ、永久隷属させたかった様であるが、使命に邁進し過ぎて自身らが複製された存在だった事実には最期まで全く気が付いていない。
もしも、地球が属する宇宙が持つ暗黒物質を全て我がものとし維持されたとしても、『三重連太陽系』の属する宇宙は完全に再生されるのか?、『ジェネシック』が備える次元ゲートを開く術や、同様の事態に再び収集する方法があるのか?、同時に自身らが役目を全うした後の事は考えなかったのか?疑問が残る。
しかし、彼らが行おうとした役割と使命が、結果として地球が属する宇宙に更なる災厄を招く原因となる。
メンバーの大半は姿も判明せず、声を発する事はなくCVもない。劇中では『最強勇者ロボ軍団』+『ジェイアーク』のライバルチームのように描かれている(戦闘用メカノイドの装備が酷似)が、先述の通りロールアウトは『遊星主』の方が先…と言うかシリーズに登場する『三重連太陽系』のテクノロジーとしては最先発に位置する。つまり主役側の能力の方がたまたま似通った形で再現されたと考察する。
構成員
赤の星の指導者『アベル』の記憶を受け継ぐ者。赤の星に関するあらゆる知識を有する。
パルパレーパ
遊星主の戦闘員。メンバーの中でも戦闘隊長的な立場に当たる。専用のメカノイド『パルパレーパ・プラス』を有する。
ピア・デケム
遊星主達の母艦『ピア・デケム・ピット』の操舵手兼戦闘員。母艦と『ギガフュージョン』する事でジャイアントメカノイド『ピア・デケム・ピーク』となる(掛け声はパルス・アベルが担当)。
ピルナス
遊星主の戦闘員。理由は不明だが、専用の『メカノイド』を持たない。
ポルタン
忍者の風貌をした戦闘用『メカノイド』を有する構成員。
ペルクリオ
管楽器を模した戦闘用『メカノイド』と、そのサポートモジュール群を有する構成員。
プラヌス
女性型の戦闘用『メカノイド』を有する構成員。
ピーヴァータ
建築機材を搭載した戦闘用『メカノイド』を有する構成員。
ペチュルオン
気象制御を得意とする戦闘用『メカノイド』を有する構成員。
ピサ・ソール
遊星主の中枢にして、現存する唯一のオリジナルメンバー。『レプリジン』という形で生命の複製すら可能な物質復元装置とフュージョンすると太陽と同等のエネルギーを持つ擬似恒星となる。
ペイ・ラ・カイン
緑の星の指導者『カイン』を基にした存在。『ジェネシック』とのフュージョンを想定された為、専用『メカノイド』を持たない。
関連タグ
勇者王ガオガイガーFINAL 勇者王ガオガイガーFINALGGG
ニコラ・テスラ(シンフォギア)・・・似たような事をやろうとしたキャラ。