CV:梁田清之
概要
医者に似た姿をした『ソール11遊星主』の1人。右腕に許容量を越えた薬剤を投与させる巨大な注射器を備え、蝶に見える翅で飛翔。自分達を「神」と豪語し「強者こそ生き延びる権利がある」と主張する武断派。
『護』の『Gパワー』に反応し起爆するナノ爆弾や、人間の中枢神経を麻痺させる『パレッス粒子』、注入された相手の肉体を破壊する『ケミカル・ナノマシン』、当人の意思とは関係無く操る『ケミカル・ボルト』と、化学攻撃を得意とする。また、生身の状態でも『凱』の攻撃を防ぎ拘束する等、高い戦闘能力を有する。複製した『護』や『ソルダートJ-019』、直接対決で『ペイ・ラ・カイン』の介入で敗れ捉えられた『凱』に『ケミカル・ボルト』を施した張本人。
分子配列型の巨大球体と『ケミカル・フュージョン』を行うとメカノイド『パルパレーパ・プラス』となる。更に、自ら『ドーピングシリンダー』を投与し短期決戦形態『パルパレーパ・プラジュナー』となる。
その実力は『ガオファイガー』を破壊し、強化した『プラジュナー』でさえ『ジェネシックガオガイガー』とも互角以上の戦闘力を有する。例え粉々にされようと『ピサ・ソール』の無限波動により再生するので、正しく神に等しい力である。
本来は「復活した『三重連太陽系』に於いて環境調整を司る存在」と予想され、様々な薬物・劇物をも精製し、ある意味では生物にとっての天敵である。
自らを「神」や「救世主」と度々称し、敵対する『ガオファイガー』や『ジェネシック』を「悪魔」や「破壊神」と揶揄する。普段は感情を表に出さず、冷血非常な素振りを見せるが対決時は一転、激昂し好戦的と捉える一面を垣間見せた。また、強烈な思想を言葉の端々に滲ませると同時に、自らもその枠内に入れており、敗れた際は「これが物質世界の掟……」と、静かに己の消滅を受け入れたが、自身も複製された存在だったと自覚していたのかは不明。