曖昧さ回避
デプスチャージ(Depth Charge)
概要
ビーストウォーズ
CV:デイビッド・ソボロブ/吹:梁田清之
"い~と~まきまき、い~と~まきまき、エ~イ!!"
"ちょっとマンタ、いやタンマ!!"
"苦しみなさい、苦しんで地獄の底に真っ逆さまに落ちるが良い。悪い事をした罰だ。"
『ビーストウォーズメタルス』に登場するキャラクター。オニイトマキエイに変身するビースト戦士で、サイバトロンの海上司令官。コンボイとは旧知の仲。
初登場は15話だが、日本では先行公開された劇場版で一足先に姿を見せている。
仲間を殺したランページを追って時空を超えて太古の地球にやってきた。その際にクォンタム・サージを浴びてメタルス化している。ランページのことになると暴走してしまい、その結果一時は自分自身や他のサイバトロン戦士を危機に晒してしまった。その後、彼らとは協力体制を確立しているが、基本的には単独行動をしている。
一人称は「我輩」で厳格な性格。OPを担当した際の手書きの呼び掛け文章からもその性格が強く出ている。口癖は「エ~イ」。オニイトマキエイをスキャンした影響か、よく「い~と~まきまき」と何度も「いとまきのうた」を口ずさむが、歌詞の続きが思い出せないため無理矢理「エ~イ」で終わらせている。
最期はランページとの決戦の末に相打ちとなり共に散ったが、その直後やっと続きの歌詞「ひい~てひい~てとんとんとん」を思い出し、満足げに海の底へと沈んでいった。
余談
- リミックスでは「歌うのに飽きた」と言ってランページ共々何事も無かったかのように復活し出演している。例の歌も歌いきっており、謎の美声を聞かせてくれる。
- ものまね合戦では、ジャイアン(大山版)のモノマネを披露した。満点と言っていいほど非常にそっくりだったが、他局の番組だった為かメガトロンにお仕置きされている。
- 『ビーストマシーンズ』終了後にハズブロが展開した玩具オリジナルシリーズ『トランスフォーマーユニバース』では、プライマスの力によってライノックスと共に復活(デザインは『メタルス』版と同一)。だが、前述のランページとの戦いの末に大往生を遂げたデプスチャージは再び生を受けたことに納得していない。
実写映画
実写映画シリーズ2作目『トランスフォーマーリベンジ』では、設定が書き起こされたものの、脚本家の集団ストライキにより出演が叶わなかったキャラクターにこの名前が使われている。玩具のみが発売された幻のトランスフォーマーの一体であり、沿海域戦闘艦にトランスフォームするオートボット戦士。
特筆すべきはその大きさで、およそ140フィート(約42.672m)にも及び、デバステーターの身長100フィート(約30.48m)を優に超えている。もし出演していたら劇中最大の座をさらっていただろう。なお、全長100m越えが普通な沿海域戦闘艦では、40m強という大きさは仮にビークルモードの方が大きかったとしてもとても小柄な部類に入る。???「大きさの概念を取り払うのだ。」