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概要

CV:スーザン・ブルー

日本語吹き替え:池澤春菜

人物像

日本語版第9話「カニじゃい!」(原語版第10話「Transmutate」)に登場。生まれつき通常よりも強力なスパークを有しておりそのエネルギーを受け止めきれなかった事と墜落のショックにより入っていたステイシス・ポッドが激しい損傷を負ってしまいクオンタム・サージを浴びた事でシステムにエラーが生じDNAスキャンを始めとした管理システムが故障、正規な起動プロセスとボディの再構成を踏めないまま覚醒・不完全な異形の姿で誕生してしまったトランスフォーマー。本作の追加トランスフォーマーらしくクオンタム・サージは誕生前に浴びていたらしく各部にはメタルス的な部位を有しているが基本はミュータントフォームと言われるタイプの形状らしくそれにちなんでランページから”トランミューテイト”の名を付けられた。どことなくG1のアーシーに似ていないこともない。叫び声や超音波(紫色のオーラを纏っており光線状にする事も可能)で敵を攻撃、バリアとしても使え背中のハッチから出てくるジェットパックで飛行もできるが変形はできない。後述の通り内面の障害も大きく言葉は拙く聴覚もややノイズがかかり視界は赤いフィルターがかかった光景となってしまっている。

原語版では女性だが、日本版では一人称が「僕」だったり「彼」と言われていたりと男性のようなキャラクターになっていた。

経歴

元はエネルゴアの軌道上に射出されたステイシス・ポッドに入れられていたプロトフォームの一体で前作の無印の終盤でエイリアンが惑星破壊兵器を作動させた際に地上に墜落、兵器が破壊された時に発生したクオンタム・サージを浴びていた。

ポッドが落ちていた地域で地震が発生し地表に露出し発見。最初に見つけたランページはそのスパークの特殊性を感知、特殊なスパークを宿す実験体として生まれた自身と似た境遇にシンパシーを感じられサイバトロンとの争奪戦の中ポッドから出てくるのを促されそれに呼応する様にポッドを木っ端微塵にして起動した。しかし、上記の異常のまま起動したため歪となった容姿にラットルから不気味と言われてしまいプログラムの故障で敵味方の区別がつかない状況でランページとシルバーボルト双方が自分の陣営に迎え入れようと呼びかける姿に困惑する中自身を力づくで確保しようとしたインフェルノの襲撃を反射的に反撃、両軍を叫び声でノックアウトさせた。軽度のダメージで済み自身に気を遣ったランページに自分達は友達だと言われその場から連れ出される。その後遠隔モニター越しに対面したメガトロンが追ってきたインフェルノを静止するもその異形さから当てになるか疑われビーストモードになれるかを確認したところスキャン工程すら経られなかったため結局変形出来なかった(無理に変形しようとしてパーツが一つ吹き飛んでしまっている)。その姿からメガトロンに役立たずの烙印を押され処分の指示が出されかけるもランページに庇われせっかくの新戦力という事もありチャンスを貰う。囮の役目を受けおびき寄せたシルバーボルト(前述の攻撃もありラットルとチータスは仲間に迎えるのに難色を示したため一人で捜索していた)をランページとインフェルノが叩きのめし止めを刺すよう促されるが彼も友好的に接しようとしたのを感じていたため攻撃できずインフェルノは処分しようとしたが反撃する形で光線状の音波で撃破、代わりにシルバーボルトを倒そうとしたランページは駆けつけたコンボイが撃退、治療のためシルバーボルトを連れていくと言われると自分が運ぶのを引き受ける形でサイバトロン基地に赴く。

しかし解析したところデータトラックが修復不可能、外観だけでなく内部構造も滅茶苦茶、論理回路がドローン並に低い、スパーク由来のパワーが不安定でいつ暴発するか分からないと心身双方に障害が大きすぎる事が判明、ライノックスから「安楽死させる意味で機能停止が最善」と判断されてしまう。トランスミューテイトをサイバトロンに受け入れたいと思っていたシルバーボルトはその判断に「それではデストロンと変わらない」と猛反対していた一方基地内を歩いていたところ基地の外からランページが救うため連れ戻そうとテレパシーで呼びかけてきてそれに応じて外に飛び出してしまう。その知らせを問題視するトランスミューテイトに配慮が感じられないサイバトロン達の態度に腹を立てたシルバーボルトはコンボイの静止を振り切り追跡、ランページと再度対面し互いにトランスミューテイトを仲間として受け入れたいと思っていた両者は激しい戦いを発展してしまう。

自らを巡って争う両者の戦いを見ていられず止めようとして乱入、双方のミサイル攻撃を戦いを止める様に訴えながら受け止めるも限界以上にパワーを使用したことで爆散。ボディが散乱した状態で残された頭部をランページに抱えられ(この時ようやく赤いフィルターがかかっていた視界が本来の色に映った)彼が友達と見なしてくれた事に嬉しさを覚えながら絶命した。

友達になりたいと思い救いたかった者を自分の手で死なせてしまったという状況にランページは悲しみを絶叫を上げるしかなかった(劇中彼が他者が傷ついた事にショックを受けたのは後にも先にもここだけであった(日本語版では過失とはいえ攻撃の巻き添えにしてしまったのをワスピーターに詫びるシーンがあるが))。

同じく自らが死なせてしまった事を悔いていたシルバーボルトは援護に駆けつけてきたコンボイとがランページを警戒するのに対しショックでトランスミューテイトの頭部を持ったまま放心状態であった彼の心境を察しそっとしてあげてほしいと静止、その姿に立ち尽くしているしかなかった。

玩具について

この様に一話限りの登場の上トランスフォーマーとして特殊な立ち位置である事から玩具は未発売であったが後に「ビーストウォーズ10周年記念」を機に海外で商品化が実現。既存商品の復刻版にパーツ単位で梱包され、各商品を揃えることでフィギュアが完成できるようになっている。また、2020年代に展開された『ジェネレーションセレクト』の海外展開では、フォッシライザーとして、ティラノサウルスの骨格に変形するトイが販売されている。同じく玩具シリーズの一つであ『TRANSFORMERS TIMELINES 』にてプライム版のアーシーのリカラとしても販売されている。

コメント

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  • アイしているからさようなら

    某診断メーカー様があまりに萌えるネタをくださったので勢いで書きました。 最初のページに注意書がありますのでご一読ください。 『嘘をつきました』の部分を意識しすぎた『最後』ではなくなってしまいましたこれだから赤紫は!!
  • 君が笑ってくれるなら

    それだけで幸せ。 そんなランページとミューテイトの話。あとワスピーターもちょっと。 ミューちゃんが生存してランページのところにいます。 ミューちゃんさえいれば、ランページは真人間(真TF?)でいられる気がします。
  • この子のためにお勉強

    ランページがミューちゃんに絵本読んであげる話……を書こうとしたのですが、「ランページ字ぃ読めんのかな……?」という疑問が沸き上がってしまったためこんなんになりました。 実際ビーストデ軍はどのくらい字ぃ読めるんだろう。 メガさまとタランスと……テラザウラーもか、これぐらいしか字ぃ読める面子いなさそう。 ランページ、ミューちゃん、デプスチャージの話とかも妄想してたんですが、何故かどう足掻いてもデプスチャージがミューちゃん殺してしまう……!!ウチのエイ病みすぎだろ! 平和なエイカニミューちゃんください!
  • 聖夜に天使が舞い降りた

    ※転生パロ・擬人化注意!!※ 蟹を幸せにしたい→そのためにはミューちゃんが必要不可欠→ならば転生だ→ということで転生パロとあいなりました。が、よく考えたら別に人間に転生する必要はなかったかもしれません。 衝動だけで書きましたので色々説明不足ですすいません、でも割と満足してます。 ランミューというよりはラン+ミューかと。
  • it

    ランページってあのメンバーの中ではだいぶ賢くて計算高いキャラだと思ってるんですよ。そのかわり感情的であるが故に捕まってしまった感じがしてます。ミューちゃんって結局なんだったんでしょうね。 Friend なのか thingなのかってだけでだいぶ視点が変わる回だなぁって思いました。性別がないためか、コンボイもミューちゃんのことをit呼びすることがあって、変なのって思いました。当時はthey/themの感覚はなかったと考えると、コンボイもthingとして扱ってるのでは?と邪推できちゃいますよね。シルバーボルトはあくまでfriendとして扱いづけますが、ランページはitって時々言います。
  • ランミュー

    ブログ時代のお蔵出しシリーズ。当時GyaO!でビーストメタルスがやってたので、噂のミューちゃんを見てAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!となったので生存ルートをお約束通り殴り打ったわけです。そういう話です。
  • 残骸のみた夢

    メタルス第9話のランページがトランスミューテイトの脱走を促す場面で、もし奇跡的な逃走をしていたら、というお話です。もしもにしてはちょっと過激かも。。。ミニトマト食べながら書きました

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