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概要

ラットル君おいら、ラットル!

CV:スコット・マクニール/吹:山口勝平


トランスフォーマー』シリーズの一つ『ビーストウォーズ』で初登場。ネズミに変身するサイバトロンマキシマル)のビースト戦士。原題での名前はラットトラップ / ラットラップ(Rattrap)

武器は小型のライフル銃。小型爆弾やツールキットなどを常に両腕に収納しており、潜入活動に於いて真価を発揮する。


身長1.8m。これは『ギャラクシーフォース』のマイクロンに並ぶ小ささ。

サイバトロンの中では一番小柄だが、その身軽さを活かしてスパイ活動を務めることが多く、彼の活躍が勝利に繋がることも多い。また、主人公のコンボイを差し置いて各話で主役のような立ち回りをすることもしばしば。


ビーストモード時はかなり生々しいネズミだが、見慣れてくるとかわいく見えてくる不思議である。


人物像

自分称は「オイラ」、変身時の掛け声は「デヤーッ!!」。


ノリの軽い茶目っ気たっぷりな性格で、戦闘中によく軽口や冗談をいってはコンボイに叱られているが、それは自身の実力に対する自信と豊富な実戦経験値に裏打ちされたものであり、時折臆病風に吹かれたり(これも高い警戒心からきている事からのが多い)ドジをかます事はあってもキメる時はキメるナイスガイである。


原語版では皮肉屋でベテラン戦士というキャラ付けだが、日本語版では中の人の演技も相まって若年でお調子者なムードメーカーとなっている。チータスと同年代のようにも思われやすいが、日本版でも「若い頃は無茶をした」という台詞があり兄貴分のようにも振る舞う場面も見られるので、少なくともチータスよりは年上である模様。


作中でも特にアドリブとギャグの多いキャラでもあり、「冷蔵庫のバナナちょうだい?」という発言に公式でMADが作成されたことで有名。

また、同じネズミキャラであるピカチュウポケットモンスター)(メタルス時代)やハム太郎とっとこハム太郎)(リターンズ時代)をライバル視しており「ピカ~」や「へけっ☆」など台詞をたびたび引用したりする。

しかし、さすがにあの世界的に有名なネズミには手が出せなかったらしい。


同じサイバトロンの面々とは仲が良く、特にライノックスは親友である。またチータスともよくふざけあっている。

デストロンのメンバーだったダイノボットとは、加入当時はスパイではないかと疑ってたびたび衝突していたが、徐々に息のあった名コンビっぷりをみせ、友情を深めている。

コンボイはお調子者っぷりに手を焼きながらも絶対的に信頼しており、自分が不在の際はラットルを司令官代理に任命したこともある。


チンコネタが好きなチンコキャラ。「もちろん」を「もろちん」といったり、着地に失敗すると「チンチンうった」と呟いたりする。


メタルス

“オイラだって電気ネズミなのになんでアイツだけ~!?”

電気鼠のかっぺ~ちゃん♪

メタルス』にて、クォンタムサージを浴びてメタルス化し、メタルスラットルに変貌する。


ビークルモードでネズミの体に車輪が付いたような状態に移行できる。これによって高速・長距離移動とよりスムーズに潜入任務が可能になった。

また馬力もあり、仲間を背負っての移動も出来る。ただし乗り心地は悪く、もれなく尻が痛くなってしまう(ダイノボットにいたっては「ケツが割れる!」と苦悶の悲鳴をあげている)他、劇場版のパンフによれば「音がやかましいので隠密行動には向かない」らしい。

武器は以前使っていたライフルの色替え(設定では射程がアップしているらしい)と伸縮ワイヤーにもなる尻尾が変形する剣「ラットサーベル」。ビークルモード時のホイールを盾として使うこともできる。


メタルス化してからも相変わらずの活躍をみせ、ファインプレーも多い。そして軽口も健在であり相手を傷つけてしまうこともあった。

ダイノボットとの凸凹コンビも健在だったが、ダイノボットの裏切りと死という惜別を味わう事となり、その死に際しては真っ先に敬礼を掲げ戦士として見届けている。

途中で加入したブラックウィドーに対しては一番疑いの目を向けていたが、彼女がメタルス2化してからは仲間として認めている。


原語版では『2010』に登場したアーシーを「自分の大伯母」と呼んでいるが、これはアーシーを演じたスーザン・ブルーが本作の音響を担当した事からくる楽屋裏ネタであり、設定上の血縁関係は不明。後付設定ではあるがセイバートロン星ではバイクに変形しており、後年のアーシーがバイクに変形している事から鑑みるとあながち赤の他人というわけでもないようだ。


漫画版メタルスではビーストモードはかわいらしいデザインに変更されているが作者は『II』『ネオ』でも同じことをしている。登場している話ではほぼ全てビーストモードのまま。


リミックス

OPの合唱では声の高さにより、一番よく聞こえる。

コンボイから潜水艇で海に潜ることを命令され(エイのデプスチャージがいるのに)、シルバーボルトに変な応援歌と共に運送されて海に落とされている。

この任務でネズミなのに閉所恐怖症であることが判明した。

この際のBGMは2度ほど使用されており、1回目はラットル君愛のテーマ・2回目はゆけゆけラットル君という名前である。


ものまね合戦では中の人ネタである『名探偵コナン』の工藤新一のモノマネをやろうとしたが、開始前に反則としてメガトロンにお仕置きされた。


リターンズ

リターンズ』では、有機体と無機物がバランスよく混ざり合った体に再構築される。


習作BM Rattrap

……が、グロいデザインのキャラが多い本作の中でも一二を争うほど気持ち悪い外見をしている。ビーストモードは以前よりもリアルになったギョロ目のネズミで、ボディの関節各所がメカ化した「ゾンビネズミ」とも呼べるようなグロテスクな様相を呈している。


他の仲間や、自分よりも後に肉体をリフォーマットしたナイトスクリームがトランスフォーム出来るようになっていく中、ラットルだけが中々出来ずヤキモキしたこともあった。


ようやくロボットモードにトランスフォームに成功するものの、筋肉か肋骨のような模様が浮き出た胸に、下半身は脚の代わりに車輪が付いているという、ビーストモードに負けず劣らずの気色悪いデザインであった。

このデザインのグロさは本人も気にしており、CMアイキャッチで視聴者にカッコいいかどうか聞いたりしている。

玩具では車輪から小さめではあるものの脚が展開されるようになってる。劇中の初変形は変形阻害ウイルスをワクチンで対処したが不安定で失敗したというものであったので劇中の姿はその副作用の後遺症によるものであった可能性も高い。


さらに、彼のロボットモードには武器が(玩具では車輪から刃が展開される)実装されておらず、最初は自身が仲間の足を引っ張っているのではないかと思い悩み、空回りしていたこともあって仲間の評判も悪かった。

苦悩の末、自身の起こしたトラブルで致命傷を負ったメガトロンと取引をして武器だけ貰おうとするが、メガトロンの巧みな懐柔工作で一時は軍団ごと寝返りかけた。しかしコンボイの説得で思いとどまり、武器なしでも自身が強いと自信を持つようになる。


手持ちの武器こそ失われた(初変形時は腕から固定武装が出ると思っていたようで、腕を突き出していた)尻尾先端のジャックを接続することで情報端末にハッキングや敵のドローン(指揮官もある程度)をコントロールすることが出来るようになり、ヘッドには解析用のマスクも存在するため、諜報活動に適した能力を開花させる。

また尾は器用にできており、スラスト型のタイヤ程度なら簡単に解体することができる。ビーストモードの前歯も齧歯類故削り取り攻撃に使える。また、後半では自身で爆薬と植物の種を融合させた特殊武器(通称・淫獣爆弾)を生成するなどを行い、離脱してしまったライノックスに代わり技術者を務めるようになった。


女性のトランスフォーマー・ボタニカとは、共闘を重ねる内に恋仲となる。


リミックスでオラクルがビーストの面々に「はずばなー(フリートーク対決・恥ずかしい話)」を振った際には舞台の稽古中にトイレで起きた話を披露した。それだけならともかく、本編でも「昔18禁のアニメでこういうのやったことあります!」などと別名義の過去を暴露しており、蔦や触手が出てくるたびに淫獣呼ばわりしていた。


アメコミ

IDW社から刊行されているアメコミにも、『Robots in Disguise』から登場している。同シリーズはG1世界をベースとしており、ラットルもマキシマルではなくオートボットの一人として登場を果たしている(但し、初登場時にはすでに除隊して中立派集団「NAIL」となっていた)。

本作でもネズミ(TFサイズで機械的だが)に変形するが、これは従軍時代に赴任したズべレイ星の現住生物をスキャンしたらしく、地球のネズミとは別物らしい。

抜け目のない狡猾な人物であり、混乱を機にセイバートロン星の新たな指導者となったスタースクリームに取り入って、彼が設立した新政府の重役にまで上り詰めている。


このアメコミでの活躍もあり、『ジェネレーションズ』では同じく『Robots in Disguise』で活躍したワスピーターゲルシャークと同様にリメイクされた玩具が発売されており、日本国内では後述の『レジェンズ』のラインナップで発売された。

pixivではこれを意識して、アルマダスタースクリームと絡めたイラストも多い。


レジェンズ

レジェンズ』の記念すべきラインナップ第一弾がラットルであった。アニメ放送当時の玩具に比べ、ロボット・ビースト両形態の再現度が増している。成形色・塗装の一部を変えたものもイベント限定で販売された。


コミックでは最初期から主人公的ポジションを担い、ほとんどのエピソードで1コマは顔出ししている。設定上はアニメとは別人だが、様々な経緯や設定をもって、意外な形でアニメ同様の姿のラットルが現れる。


以下、設定や人間関係。

  • コンボイが経営する「アクサロン商事」の新人サラリーマン
  • 熱烈なTFオタクで、特に『ビーストウォーズ』が大好き
  • アーシーと同居しており、「アーシーおばさん」と呼んで慕っている
  • G1世界のブレインストームとは2度顔を合わせており、彼の胴体に入ってパワーアップさせたことが、後に本作の世界観の核心に迫る伏線となる

ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー

CV:フランク・トダーロ/吹:越後屋コースケ

最終作である第3章『キングダム』にて、「ラットトラップ」名義で登場。


関連動画

結月ゆかりと学ぶトランスフォーマー「ビーストウォーズ」ラットル前編

結月ゆかりと学ぶトランスフォーマー「ビーストウォーズ」ラットル後編


関連タグ


チューモン:中の人&ネズミ繋がりのキャラ

ジャンクモン:同じく中の人&ネズミ繋がりのキャラ。こちらは形状的にメタルス版のビーストモードに似ている

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