宇宙を守れ!トランスフォーム!!
曖昧さ回避
- セガの体感ゲーム第6弾の疑似3DSTG
- サン電子のスペースインベーダーの亜流ゲーム
- 2005年にテレビ愛知製作・テレビ東京系で放送された『トランスフォーマー』のアニメシリーズの一作
pixivでは主に3を指して使われているため、それについて解説する。
概要
上述の通り2005年放送のトランスフォーマーシリーズの一作。マイクロン三部作と呼ばれる作品群の最後に来るタイトルでもある。
本作では人間のキャラクターが従来どおりセル画調で描かれているのに対し、トランスフォーマー全員が完全立体のフル3DCGで描かれている。
その為か、日本版としては(現在の時点では)トランスフォーマー全員の声に勇者ロボ調のエフェクトがかかった唯一の作品である。
更に、アニメーション製作はなんとGONZOが担当している。
宇宙に突如出現し拡大を続けるグランドブラックホールが迫る中、万策尽きて崩壊の危機を迎えたトランスフォーマー達の故郷セイバートロン星を含めた宇宙を救うため、プライマスのスパークから創られ惑星を創造する程のエネルギーを持つとされる4つのプラネットフォースを求めるサイバトロンと、その力を私欲のために求めるデストロンとのプラネットフォースの眠る惑星での戦い、そしてサイバトロンに協力する人間の子供たちの物語を描いている。
前作『スーパーリンク』では『マイクロン伝説』との繋がりを匂わせるような設定や人物が登場したが、本作ではそれらの作品との繋がりは無きに等しい。
ただし、海外版『Transformers Cyberton』ではユニクロン3部作(Unicron Trilogy)の1つとして位置づけられており、登場するトランスフォーマーも前作と同一人物という設定。
更に最終回では、それまでの作品の登場人物の映像が追加されている。
しかし、繋がりがない国内版から内容をほぼ変更していないため無理のあるセリフやキャラクターも多い。
この作品におけるトランスフォーマー達は「フォースチップ」と呼ばれるアイテムでパワーアップし、「フォースチップ、イグニッション!」の掛け声と共に空中から現れるフォースチップを身体の各部や武器にあるチップスロットに挿入する事で強力な攻撃を繰り出す事が出来るようになる。
フォースチップのデザインはある程度の分類があり、用いるトランスフォーマーに強く影響を与えた星のデザインになるらしい。
また、ユニクロンと対を成す存在としてセイバートロン星から超巨大ロボットへトランスフォームする創造神プライマスが登場(『スーパーリンク』から存在していたが、実体が登場するのは本作から)。担当声優は前作同様、玄田哲章氏。
プライマスの変形玩具も番組終了後に少数ながら発売されており、後に『最後の騎士王』が公開されたとき仕様変更されたものが流通した。
登場人物
サイバトロン
地球移住後、当初は隠れて行動していたがコビーらの発案によってロッキー山脈の山中に秘密基地を構えている。
フォースチップの形状と色は、サイバトロンのエンブレムと白い枠。ギャラクシーコンボイに限り青と金の枠。
消防車に変形するサイバトロン軍総司令官。
真面目で正義感は強いが天然ボケ気味。例えば第8話でドレッドロックが「自分達はコスプレということにすれば、地球で活動しやすくなる」という冗談を真に受けてしまったほど。
また、他惑星とのトラブル防止のために現地のTFとの干渉を極力避けるという目的はあったとはいえ融通の利かない所があったが、他惑星とのTFとの出会いや協力、デストロンとの戦いを通じて考えを改めていった。
ビーストコンボイ以来となる口が露出したコンボイだが、スーパーモード時は旧来のようなマスクを装着している。
17話でライガージャックとリンクアップ(合体)して「ライガーコンボイ」、31話でソニックボンバーとリンクアップして「ソニックコンボイ」となった。
海外では『マイクロン伝説』(Armada)のコンボイと『スーパーリンク』(Energon)のグランドコンボイと同一人物。
輸送機に変形するサイバトロン軍副司令官。
前2作品の副司令官はテンションが高い熱血漢だったが、日本では別人という事もあり、打って変わって真面目で冷静な性格となった。結構な心配性で、中の人には「サイバトロンのお母さん」と呼ばれている。
因みにギャラクシーコンボイが一番信頼しているのは彼である。
ギャラクシーコンボイに堂々と意見を言える数少ない人物で、最終回の新スペースブリッジ建設計画に対して唯一、反対意見をギャラクシーコンボイに説いた。
最終的に総司令官代理兼宇宙連合議長となり、初期メンバーの中では一番出世している事から、どちらかと言えば戦闘よりも実務向きと思われる。
海外では『マイクロン伝説』のジェットファイヤーと『スーパーリンク』のスカイファイヤーと同一人物。
4WDカーに変形。
自他共に認める荒っぽい性格だが、フレイムコンボイに敗北して16話でライガージャックに転生してからは精神面での成長を遂げ、荒っぽさは多少なりを潜めている。
注射を怖がる子供っぽい所があるが、ドレッドロックほど露骨ではない。
本来アニマトロスでの任務はガードシェルと一緒に赴くはずだったが、アクシデントで彼だけ先に行く事になった。
転生前のフォースチップはサイバトロン仕様だったが、ライガージャックに転生した後はアニマトロスのデザインとなった。
玩具の試作品は製品版より複雑な造りでリンクアップ後の手首も付いていたが、コスト高騰のあおりを受けて簡素化されてしまった。
海外名はオーバーホール→レオブレイカーと転生前後でまるっきり変わっている。これは当初トレイルブレイカーと命名する予定が商標の問題で没になった名残。
ホイールローダーに変形する堅実で騎士道精神を重んじるベテラン戦士。
スタースクリームと互角に戦える猛者でもあり、デモリッシャーとは親友の関係。
初期メンバーの中では最初にコビー達人間と接触している。
また、怪我をしていた影響でサイバトロンの中では地球のビークルをスキャンするのが一番遅かった。
新スペースブリッジ計画には参加するはずだったが、スタースクリームを見つけたソニックボンバーの通信を見て決着をつけるべく脱退し、デモリッシャーと共に捜索に向かった。
フォースチップのデザインは地球で、海外では『スーパーリンク』のランドマインと同一人物という設定。
スポーツカーに変形。
正義感が強くスピード自慢の若者で初期メンバーの中では最年少。ギャラクシーコンボイからは将来の司令官として期待されている。スピーディアでの一件もあってかコビーとは仲が良い。
若さ故に直情的で突っ走りやすい為に、彼とは正反対な性格のファストエイドとは喧嘩が絶えなかった。
28話でマスターメガトロンによって瀕死の重傷を負わされた際に空軍の基地内にあった装甲車を再スキャンし、エクシゲイザーに転生。
その際共に転生したバックギルド、ファストガンナーと3人でバンガードチームを結成する。
最終回でスピーディアのリーダーとなったので(ニトロコンボイが新スペースブリッジ計画に参加する事になり、スピーディアを離れる為、レースでリーダーを決めた)、新スペースブリッジ計画には参加しなかった。
転生前のフォースチップはスピーディアのデザインだったが、転生後はサイバトロン仕様。
海外では『マイクロン伝説』のホットロッドと『スーパーリンク』のホットショットは同一人物。
オペレーターとして基地でサイバトロン戦士のバックアップをしている。
合理的でのんびりしていてマイペースだが若干気弱であり、アニマトロスでの任務の時は「志願して外れて落ち込むのは嫌だ」という理由で立候補しなかった。
28話で多連装ロケットランチャーを再スキャンし、バックギルドに転生した。
それからは気の弱さは鳴りを潜めて割と強気な姿勢も見せるようになり、44話では機転を利かせてサウンドウェーブとノイズメイズの罠を見破っている。
タメ口・呼び捨てにされがちなドレッドロックに対して唯一、「副司令」と呼び敬語で話すキャラクターでもある(ドレッドロックがそれを気にしている描写は無かったが、中の人は少々ぼやいていた)。
転生前のフォースチップは地球のデザインだったが、転生後はサイバトロン仕様。
海外名はスキャッターショット。実は『スーパーリンク』の時にスィンドルとシックスショットの海外名の候補だった。
科学者兼医者であり沈着冷静だが、性格が正反対のエクシリオンとは喧嘩が多く、この事でドレッドロックは何かと心配していた(実際スピーディアの任務同行が決まった時は相方が彼だということでぼやいていた)。
ドレッドロックやガードシェルのように一人称が偶に「俺」になっていたが、基本は「私」。
28話で大型のミサイルを搭載した装甲車を再スキャンし、ファストガンナーに転生した。
…が、転生してからは妙に腹黒い一面が見え隠れしている。
転生前のフォースチップは地球デザインだったが、転生後はサイバトロン仕様。
海外では『マイクロン伝説』のラチェットと同一人物。
ソニックボンバー(CV:うすいたかやす) ※脱退しているが便宜上ここに分類
29話から登場。命令違反の常習犯だった元サイバトロン戦士で、かつてギャラクシーコンボイに殴りかかった事さえある。
奔放的で後先考えない行動も多く、ドレッドロックは毎度諌めているが意にも介さない(さすがにマスターガルバトロンの存在を知った41話では反省していた)。
反りが合わないものの、2人とも飛べるという共通点がありよく一緒に行動している。
因みにDVD10巻のブックレットにてサイバトロンを辞めた理由は「ギャラクシーコンボイやドレッドロックみたいな責任のあるベテランになること、自分が権威となってしまうことが煩わしかった」と言及されているが、ドレッドロックは相次ぐ問題行動への処罰が嫌になったと思っている。
因みに玩具の試作品は機首のデザインが製品版とは異なり、よりA-10攻撃機に近いデザインとなっていた。
海外では『スーパーリンク』のウイングセイバーと同一人物。
デストロン
初期メンバーの数は歴代シリーズの中でも極めて少ない。
フォースチップの形状と色は、デストロンのエンブレムと白い枠。マスターメガトロンのみ灰色の枠。
マスターメガトロン→マスターガルバトロン(CV:中田譲治)
破壊大帝。
アスラーダ風のレーシングカーとSF風の戦闘機を兼ねた様な姿に変形。
サイバトロンからプラネットフォースとチップスクエアの話を聞きつけ、それらの膨大なパワーを手に入れて宇宙の支配者となるべくデストロンを率いて行動する。
元からの力として腕から雷撃を放つ事が出来たが、各惑星でプラネットフォースの力を得てパワーアップを遂げており、スピーディアではビークルモードでの超加速性能を獲得し、アニマトロスではデスクロー(左ウイング内に収納)、地球ではデスマシンガン(右ウイング内に収納)をそれぞれ発現させ、ギャラクシーコンボイ以外では太刀打ち出来ない強さを誇り、27話ではエクシリオン、バックパック、ファストエイドらをデスマシンガンの掃射で瀕死の重傷に追い込んでいる。
ソニックコンボイに敗れ一度は封印されるが、黒い霧の力で復活し、更にそれを元に生まれたダークライガージャックとリンクアップしてライガーメガトロンとなった事もあった。
41話ではギガロニアのプラネットフォースの影響でマスターガルバトロンへとパワーアップし、ボディも初代メガトロンのような銀を主体としたカラーリングとなった。
パワーアップ前には敵わなかったメガロコンボイを容易くねじ伏せた他、ギャラクシーコンボイ以外のサイバトロン戦士が束になっても圧倒出来る強さを発揮し、更に最終回では背部の両ウイングを前方に展開した射撃武装デスキャノンも披露している。
歴代のメガトロンの中では珍しく独善的で部下を単なる捨て駒としか見なしておらず、それを隠そうともしなかったせいか、最終的に部下全員に愛想を尽かされる形となった。
海外では『マイクロン伝説』のメガトロンと『スーパーリンク』のガルバトロンは同一人物。
何かとコミカルな面を持っていた前2作品の破壊大帝とは異なり、一人称は「俺」でギャグらしい言動は皆無。
スタースクリーム→スーパースタースクリーム(CV:黒田崇矢)
SF風の戦闘機に変形する歴代スタースクリームの中でも珍しく冷静沈着で野心溢れる航空参謀。
前2作のスタースクリームの名を冠するTFと同様に剣を使うが、片手剣のような類ではなく、フォースチップをイグニッションする事で出現する両肩に内蔵された剣「バーテックスブレード」を使う。
ドレッドロックを相手に「いつでも始末できる」と言える事から実力への自信を窺え、実際に殆どのサイバトロン戦士を相手に優位に立ち回っていた他、泥水をすすってでも野望を成し遂げようとする根性と意志の強さを持っているが、ローリには「執念深い」と言われてしまう。
サイバトロンからプラネットフォース付きのチップスクエアを強奪した事を契機にメガトロンを裏切り、30話でチップスクエアに秘められたプライマスのスパークを吸収する事で巨大化したスーパースタースクリームとなり、G1シリーズの戴冠式でも被っていた王冠を何処からか取り出して被った。
それと同時に破損していた左肩のバーテックスブレードはバーテックスキャノンへと変わっている。なお、劇中ではこの武装の呼称はイマイチ安定していなかった。
更にスパークを吸収してからはより巨大化し、その途方も無い巨大さ故に復活を遂げたプライマスと激戦を繰り広げた事も。
最終的には野望を達成する上で障害となるマスターガルバトロンと対決する事になるが…。
海外では『マイクロン伝説』のスタースクリームと『スーパーリンク』のナイトスクリームは同一人物。
Su-27風の戦闘機に変形。
ワスピーターやサンドストーム同様、お調子者で出現してはよく撃ち落される噛ませ犬で、ろくでもない目に遭いやすい。
更にマスターメガトロンとスタースクリームが強すぎる為に低く見られがち。
劇中ではドレッドロックとよくドッグファイトをしていた。
また、終盤では(実態はただの乱れ撃ちである)必殺技の前置きと名前が無駄に長くなっていた。
最終回では勤労と正義に目覚め、サイバトロン入りを果たすかに見えたが、クロミアを筆頭としたデストロン残党に強引に引き入れられてしまう。
フォースチップは地球デザイン。
スピーディア
この星では「速さ」が強さのバロメータになっている。
その為かスピーディアの住人は陸上を高速で走行する事に特化した車両に変形するトランスフォーマーが大半を占めるが、ヘリコプターに変形するバズソーやオフロード車に変形するインチアップのような例外も居る。
フォースチップの色は赤(ニトロコンボイは枠が金)。
スピーディアのリーダーで、SF風のレーシングカーに変形。
チャンピオンであり続けた自分に挑戦する者がいなくなった事で退屈な日々を送り、最初こそ周囲の声に聞く耳を持たない姿勢だったが、エクシリオン達が来訪してからは心境が変化し、レース終了後は最終的にサイバトロンに協力する事に。
リーダー同士ということもあってか、劇中ではライブコンボイとコンビを組むシーンが多い。
海外版『Cybertron』では女性という設定になっている。ローリとは兄妹(姉妹?)のように仲が良い。
ちなみに、彼を含む各惑星のリーダーは海外版では名前にプライム(=コンボイ)を含まない。
SF風のドラッグカーに変形。
長生きしている老人で、よくスキッズと一緒にいる。
エクシリオン達に謹慎処分を言い渡したギャラクシーコンボイと辛辣な態度を見せたガードシェルの真意を察している優しい性格だが、年寄り扱いを嫌う負けず嫌いな一面も。
SF風のオープンカーに変形。
子供らしくまっすぐで優しく純粋な性格で、自分を助けてくれたエクシリオンの事を励まし続け、レースでは彼をサポートした。
最終レースでは彼の的確なアドバイスのおかげでエクシリオンが危機を乗り越える事が出来た場面もあった。
後年、『レジェンズ』のG1世界のスキッズ付属のコミックに登場。次元捜査官となったG1スキッズによって他の世界の「スキッズ」たちと共に召喚され「スキッズ戦隊」を組んだ。
SF風のバイクに変形。
スピーディアの鼻つまみコンビの片割れで、ずるがしこく卑怯者。
ランドバレットと共にマスターメガトロンと遭遇し、脅迫された事をきっかけに共々デストロンとして振る舞うようになる。
「パ~ラパラパラパラ〜」と喋りながら暴走行為を働くが、その後はお約束のようにサイバトロンに吹き飛ばされる。
初代きらーん。
SF風の三輪駆動車に変形。
鼻つまみコンビの片割れで、力だけが取り得。
ガスケットよりも更におとぼけ感が目立つ。後にアームバレットに転生を遂げたが、やられっぷりは健在。
ガスケット共々、初代きらーん。
インチアップ(CV:うすいたかやす)
SF風のオフロード車に変形。
ニトロコンボイへ対抗意識を燃やしており、そこをガスケットらに付け込まれてデストロンに加わるが、根っからの悪人というわけではなく、ラフプレーこそあれど鼻つまみコンビほど性根は曲がってはおらずあくまでレースで勝負して勝つことが第一で、レース後にデストロンとして振る舞う事も無かった。
アニマトロス
この星の住人は『ビーストウォーズ』よろしく動物に変身するが、ファストエイドが言うには本来ありえない事らしい。
デストロン寄りの勢力は恐竜、サイバトロン寄りの勢力は哺乳類に変身。
フォースチップの色は黄緑(フレイムコンボイは枠が金)。
なお、勘違いされがちだがアニマトロスのTFは外部出演でもビースト戦士(マクシマル/プレダコン)として扱われない。
三つ首の竜に変身。
アニマトロスのリーダーでサイドスの弟子。
強さを高めるために力と強者との戦いを求めてデストロンに協力したが、ローリの言葉やグランドブラックホールの脅威を目の当たりにしてからはリーダー像や強さについて悩む様になる。
地球の子供達やライガージャックとの出会い、ファングウルフ達の言葉でかつて自分がリーダーとなった理由を思い出し、リーダーの素質に対する考えを改めデストロンを脱退。決戦ではサイバトロン側に味方し、他のコンボイ達と共にマスターガルバトロンの野望を打ち砕き宇宙を守るため戦った。
禍々しい外見に似合わず、ローリには全く頭が上がらない。
コンボイの名を冠する敵側キャラであるためか、海外版ではカーロボ以来ブラックコンボイ系統のキャラクターに度々用いられるスカージの名が与えられた。
また、初期の検討段階ではスカイリンクスと仮称されていたという。
狼に変身。
フレイムコンボイとは同門で、彼と同じくサイドスの弟子。
仲間想いだが血気盛んで突っ走りがちなジャックショットや、力に固執しているフレイムコンボイの事を心配していた。
アニマトロスのプラネットフォースを入手した後はサイバトロン軍に入るが、フレイムコンボイのアニマトロス帰郷の際は共に離脱した。
サイに変身。
フレイムコンボイとファングウルフの師匠。
フレイムコンボイが力に固執している理由を知っている数少ない人物。彼からも「先生」と呼ばれ慕われるが、考え方の相違から離れられている。
争いを良しとしない穏健派。
サイバトロンと最初に接触した。
テラシェーバー(CV:加藤康之)
プテラノドンに変身するフレイムコンボイのお供の片割れ。
フレイムコンボイとは異なり、ダイノシャウト共々アニマトロスから出る事は基本的に無かった。
問答無用で新スペースブリッジ計画の一員にされた。
スピノサウルスに変身するフレイムコンボイのお供の片割れ。
テラシェーバーと共に問答無用で新スペースブリッジ計画の一員にされた。
地球
グランドブラックホールの惨禍から逃れる為に地球に移住した者の他にも過去の時代から地球に先住していたトランスフォーマー達も居る。
地球に潜むデストロンは過去の世界各地で妖怪や怪物として恐れられ、ライブコンボイらによって封印されていた。
フォースチップの色は青。ライブコンボイのみ枠が金。
ライブコンボイ(CV:平田広明)
救難ヘリコプターに変形する地球に移住したトランスフォーマー達のリーダー。
シリーズ初の一人称が「僕」のコンボイで、子供達が驚いていた(その割に「俺」と言っているニトロコンボイとフレイムコンボイにはノーリアクション)。
過去に川で溺れていた少年時代のフランクリン大佐を助けた事がある。
リーダーとしては特に偏屈さや堅物さはなく、協力的な姿勢を早く見せた。作中ではニトロコンボイと共に行動することが多い。
因みに『シャッタード・グラス』のガルバトロンは彼のリカラー品。元々G1ガルバトロンに割と似ていたためファン・ファブリケーション社のイラストレーターがライブコンボイ(の色替えのスプラング)をガルバトロン風にペイントしたものが元になっている。
オートボルト(CV:望月健一)
ブガッティ・ヴェイロン風のスポーツカーに変形するモンスターハンター。
スタースクリームの反乱を機にライブコンボイと一緒にサイバトロン軍に加入する。
察しの良い性格でライブコンボイの良き相棒。
ロードストーム(CV:木村雅史)
アメリカンバイクに変形。スタースクリームに解き放たれた地球デストロンの一員。
デストロンでありながら自由を求める奔放的な性格で、スタースクリームに協力したのも地球にいた間だけで、地球から出る事も殆ど無かった。
クロミアとはそれなりの付き合いがあった模様。走る時の口癖は「ヘイヘイヘイヘイ」。
サイバトロン所属でクレーン車に変形するガードシェルの親友。
地球人に配慮しなければならない地球での生活が嫌になっていた所をスタースクリームの口車に乗ってデストロンに寝返ってしまうが、仲間を大事にしない身勝手な面子の態度に腹を立て、自分の過ちに気づき、ガードシェルの説得もあって自主的に離脱した。
エピローグではガードシェルと共にスーパースタースクリームを倒す為に旅立っていった。
工作艇に変形。ロードストームと共に解き放たれた地球デストロンの一員。
過去の地球ではローレライと呼ばれ、恐れられていた。
若干わがままかつ日和見主義的な性格で、トランスフォーマーの男性には強さを求めており、スタースクリームには強さと解放の恩もあって協力していたが、彼の目から離れた際にこき使われるのが嫌になってた事もあって同じくらい強いマスターメガトロンの傘下に入るが、2人の激突の際には勝った方につけば良いとも考えていた。
最終的には捨て駒扱いだった事を知ったためデストロンを離脱し、サンダークラッカー、ガスケット、アームバレットを引き連れて強い男に出会う旅に出た。
ローリを挑発した事でソニックボンバーを巻き込んでの乱痴気騒ぎを引き起こした事もある。
ドレッドロックには「じゃじゃ馬」、ソニックボンバーとローリには「おばさん」扱いされてしまう。
後期OPではソニックボンバーとの対決シーンが描かれた。
ギガロニア
この星のトランスフォーマーは惑星のサイズに比例する様に皆巨大であり、補佐や自信を操縦させるパートナーとしてマイクロンを従えている。
彼らは惑星のあちこちで建造物を建築し、「一度捨てた町に入ってはならない」という掟を守っている。過去にはプラネットXからの侵攻を受けた事もある。
番組終盤という事もあってか、玩具はメガロコンボイ以外は国内未発売で、後にe-HOBBY SHOPで限定販売された。
フォースチップの色は紫(メガロコンボイは枠が金)。
メガロコンボイ(CV:木村雅史)
ギガロニアのリーダーで、バケットホイールエクスカベーター風の大型建設機械に変形。
工事現場の親分よろしく威勢のいい性格で掟を守る立場ではあったが、他者の干渉を避け続けようとしたギャラクシーコンボイやレース以外に無関心だったニトロコンボイと比べれば、必要と分かれば掟を破っても仕方ないとすぐに切り替えられるなど、思考は柔軟なリーダー。
巨大な体格故にマスターメガトロンを上回るほどのパワーがあるが、動きはやや遅め。
より身長の低い中間形態があり、変形バンクや一部のシーンに登場しているが玩具の説明書には記載されていない。
パートナーマイクロンはホリブル。
モールダイブ(CV:風間勇刀)
ギガロニアに住む若きトランスフォーマーだが、マスターメガトロンにそそのかされてデストロンの軍門に下ってしまう。
しかし、メガロコンボイと相方のパートナーマイクロンのブルブルに説得されて改心し、サイバトロンに協力するようになった。
ブレンダル(CV:望月健一)
メガロコンボイの片腕的存在で、物知りな性格。
ミキサー車に変形する。
彼のセメントは瞬間凝固させられるため、アトランティスやデストロンの足止めに活躍していた。
パートナーマイクロンはキリブル。
プラネットX
サイバトロン・デストロン双方に敵対する謎の勢力。
過去に大量のノイズメイズ型トランスフォーマー(DVDに初回限定品として付属していたフィギュアはノイズメイズの量産型という設定)を伴ってギガロニアへ侵攻を開始するも敗れ去り、復讐の機会を窺っていた。
海外ではユニクロンとの関係が示唆されているが、国内版では設定が違うせいか特に触れられていない。
フォースチップの色はオレンジ。
プラネットX出身者で、ワープを使いこなす宇宙戦闘機に変形。
フォースチップをイグニッションさせる事で両軍のエンブレムを自在に変化させる事ができ、サイバトロンに怪しまれた際にこれを利用して苦し紛れに言い訳する事もあったが、劇中ではデストロンに協力する立場を貫いており、中盤以降は完全にデストロンの一員とみなされていた。
マスターメガトロンと決別してからもスタースクリームに従い続けていたが、同郷のサウンドウェーブと合流してからはギガロニアへの復讐を第一とし、マスターガルバトロンとスーパースタースクリームの激突を止めようとしたが、間に合わずに爆発に巻き込まれ消息不明となった。
言い訳の際に自らを「特命刑事」と名乗ったり、G1シリーズのサウンドウェーブによく似たカセットレコーダーで音楽を聞いて鼻歌を歌ったり、コビー達のトラップに翻弄されたりと禍々しい見た目とは裏腹にコメディタッチなシーンが多い。
また、海外では『マイクロン伝説』のダブルフェイスと同一人物という設定で、ユニクロンの新たなボディとなるギガロニアを付け狙う。
サウンドウェーブ(CV:武虎)
ノイズメイズと同様のプラネットX出身者で、ステルス攻撃機風の宇宙戦闘機に変形する。
胸部のハッチにヘキサゴンと呼ばれる六角形状の物体を格納しており、それらはサウンドウェーブが装備する武器やキラーコンドルに変形する。
マスターメガトロン達デストロンをギガロニアへと案内し、同郷のノイズメイズに復讐を説いた。
最後はノイズメイズと共にマスターガルバトロンとスーパースタースクリームの激突を止めようとしたが、爆発に巻き込まれ消息不明となった。
G1シリーズと同じく声にはボコーダーによる強めのエフェクトがかけられているが、性格はG1と同様寡黙というわけではなく、音楽にうるさい一面を見せたり、マイクを持つ時に小指を立てるなどのお茶目な面もある。
後に玩具ではリカラー品のサウンドブラスターが発売。
キラーコンドルもヘルバズソーに変更されている。
『ビーストウォーズリボーン』にてロゴスプライムの仮の姿として登場。
その他のトランスフォーマー
宇宙船に変形する古代のトランスフォーマー。後に「最初の13人」の一人と位置付けられた。
時空の監視者でもあり、グランドブラックホールによるサイバートロン星消滅の危機に晒されたサイバトロンの前に現れる。
ホップ、ブリット、バンパーらマイクロンを保護しており、同じくマイクロンのルーツをパートナーとして左腕に装備している。
戦闘能力は高くはないが、各惑星へのワープや時間を巻き戻すタイムリバース能力を持つ。
48話ではギガロニアでスペースブリッジを破壊され、脱出不可能となったサイバトロン一行を救うべく自らの命と引き換えに長時間のタイムリバースを敢行し、ブリッジ破壊前の時間帯へ彼らを送り届けて消滅した(スパークは残っているので完全に死んだというわけではなく、その後もサイバトロンを影から支援し続けている)。
ギャラクシーコンボイに堂々と意見を言える数少ない人物で、46話では弱気になっている彼をぶん殴って目を覚まさせた。
フォースチップの色は水色で、歯車をモチーフにしたデザインとなっている。
この鍵は元々はロゴスプライムの「ゼオノミコン」とされている。
演者の速水氏はG1でアイアンハイド、ウルトラマグナスを演じていた。
小型ヘリコプターに変形。
マイクロンチームの1人で、3人の中では唯一言葉を話せ、背中のプロペラを回す事で小規模かつ短距離のワープもできる。
誰に対しても礼儀正しくテレビが大好き。
中の人が中の人なので一度死亡している。
創造神。トランスフォーマー達の生みの親とされる。
ランブル(CV:なし)
グランドブラックホールに飲み込まれたセイバートロン星に巣食う未知のトランスフォーマー。
赤・青・黄の3色の個体が存在し、蜘蛛型の歩行メカに変形する。
後に捕獲したランブルをコビーが改造し、武装を取り外して頭部(操縦者とのリップシンク機能付き)を改修して有人仕様のコビー専用ランブルも登場した(尚、足にはコビーの名前が手書きで記されている)。
玩具ではG1シリーズのランブルと同様に、ハンマーアーム状の腕に変形させる事ができる。
ちなみに、当初はコビー仕様の頭部でデザインされていたのがハスブロ側からの「ヒロイックすぎる」という意見で無機質なものに変更され、既に金型ができていた元の頭部はコビー仕様として残されたという経緯がある。
地球人
主要人物の居住地はコロラド州。
フルネーム、あるいは名前そのものが英語版でのみ設定されているキャラが多い。
コビー(CV:玉木有紀子)
14歳。
英語版でのフルネームはコビー・ハンセン。
勉強は苦手だが、機械の扱いに関しては大人顔負け。兄のティムに対してややコンプレックスを持っており、あまり会話をしていない模様。
ストーリーの進行と共にトランスフォーマー達の修理から始まり、捕獲したランブルを自分が操縦できるように改造するまでにスキルアップした。
ローリとは喧嘩が絶えなかったが、一度サイバトロンが地球を去るべきと判断した一件で泣きだした彼女にハグをしたことを境になりをひそめ恋愛関係に。最終回では揃って宇宙飛行士になっており、結婚式も挙げた。
日本語版では両親は名無しだが、英語版では父親のみロバート。
ローリ(CV:森永理科)
13歳。
英語版でのフルネームはローリ・ヒメネス(・ハンセン)。
当初はコビーとの喧嘩が絶えなかったが、後に恋愛関係になる。
多くのトランスフォーマーが怖気づくほどに勝気な性格で、押しの強さでアニマトロスへの同行許可を得た。ついでにフレイムコンボイが頭が上がらなくなるほど尊敬するようになった。
英語版設定での両親の名はアーネストとグロリア。また、英語版の第1話では兄弟がいるとも言っているがそれっきり語られないため詳細不明。
バド(CV:黒川万由美)
11歳。
コビーの弟であり、映画マニア。
前向きで能天気な性格、思考は柔軟だが結構適当な意見を言う事も多い。コビーとは違いティムに対して特にコンプレックスは抱いておらず、普通に懐いている。
大人になってからは映画監督を志し、オスカー賞を受賞している。
海外版では上記3人がサイバトロンに同行する理由付けとして、彼らにしか聞こえないチップスクエアが発する特定の信号音があるという設定になっている。
ティム(CV:諏訪部順一→千葉進歩)
コビーとバドの兄。
大学生で実家を離れているが、弟思いの優しい性格。
最初はトランスフォーマーの存在を知らなかったが、バドが行方不明になった時のコビーからの連絡で認識。両親への口合わせを約束した。
最終回ではガールフレンドと結ばれ、女の子が誕生している。
ルーシー・スズキ(CV:豊嶋真千子)
古代の高度文明の研究をしている。
その為か、ローリ達が話したトランスフォーマーの存在を疑う事無くすんなりと信じた。
後にフランクリン大佐と結婚し、男の子を授かる。
マイク・フランクリン(CV:西凜太朗)
アメリカ軍大佐。
子供の頃に川で溺れていたところをライブコンボイに助けられたのをきっかけにトランスフォーマーについて調べ続けていた。
素性を明かす前は子供達に警戒されていたが、素性を明かした後は子供達もサイバトロン軍も警戒を解き、大佐自身も積極的にサイバトロンに協力している。
最終回では、宇宙平和会議にライブコンボイと地球代表として参加した。
惑星
本作のキーポイントとして、各惑星に赴きそこに眠る「プラネットフォース」と呼ばれる特殊なフォースチップを集める、というものが存在。
そのため前作ほどではないものの、今作でも地球以外にいくつかの惑星が登場している。
各惑星のトランスフォーマーははるか昔にセイバートロンから移住した者たちの子孫だが、その事実は忘れ去られてしまっている。
なお、その移民計画を主導した者たちの姿はコンボイ、ロディマスコンボイ、ウルトラマグナス、マイスターである。
セイバートロン星
トランスフォーマーの生まれ故郷である機械惑星。
フォースチップは機械的な縁取りパーツに両軍どちらかのエンブレム。
サイバトロンとデストロンの戦いが続いていたが現在のデストロンはマスターメガトロンとスタースクリーム(とサンダークラッカー)のみとなっていたため、サイバトロンによる平穏が続いていた。
しかし突如出現したグランドブラックホールには為す術もなく、サイバトロンは地球への一時的な移住を決定した。
ストーリー中盤では何とか所在を掴みバンガードチームの3人が先に向かうも、そこには謎のトランスフォーマー「ランブル」が地上を埋めるほど現れていた。
彼らの活躍で大半は駆除され、後にマスターメガトロンも倒された後チップスクエアにプラネットフォースをセットしたサイバトロンは、セイバートロン星の真の姿……プライマスとしての姿を目撃することになる。
以降、全てが終わりプライマスが自らの姿を星に戻すまではしばらくの間プライマスとして活動することとなる。
地球
我らが青い星地球。基本的には当時の地球のまんまである。
フォースチップは青色で最もオーソドックス。
ギャラクシーコンボイ達が移住するよりも前に先住していた者達がおり、デストロンが現代で都市伝説として噂される存在となったため、地球先住サイバトロンのリーダーであるライブコンボイと相棒のオートボルトが彼らを人間社会の影から退治していた。
スピーディア
オレンジ色の惑星で、両軍が地球以外に初めて訪れた星。
フォースチップは赤色にスピードメーターのようなV字マーク。
砂漠か熱帯地方のような荒地と、そんな地表を埋めてしまうほどの長く無数のハイウェイ型超巨大サーキットが広がっているのが特徴の惑星。リーダーはニトロコンボイ。
サーキットは一定区間毎にゴールポイントがあり、各ポイント間でレースをすることもできる。
この星のトランスフォーマーの特徴として殆どが車に変形しスピードを競い合っている点があり、トップに君臨していたニトロコンボイはじめ、ハイウェイサーキットではよくトランスフォーマー達が駆け抜けている様子が見れる。「速さこそすべて」である。
逆に、サーキットを舗装する専門のトランスフォーマーなども存在し、エクシリオンやファストエイドがスキッズに連れられて移動する最中に目撃している。
定期的にレースが開催され、優勝者には王者の証としてプラネットフォースの入った「プラネットカップ」が与えられる。
アニマトロス
緑色の星だが、いざ入ってみれば大きく荒廃した陸地が広がる荒れた星となっている。
フォースチップは牙か爪で掴まれたような縁取りに緑色。
リーダーはフレイムコンボイ。
恐竜などの動物にトランスフォームする者が大多数を占めており、それ故ロボットモードの姿がやや歪になっている者もしばしば。
争いが絶えなかったがフレイムコンボイの奮起と力で支配された。「力こそパワー」を地で行く星で、決闘がよく行われる。プラネットフォースは支配者の証らしい。
なお、アニマトロス出身のトランスフォーマーはマクシマルやプレダコン(ビースト戦士)には分類されない。
ギガロニア
宇宙バランスが崩れた際に異次元に取り込まれ、ギャラクシーコンボイらの生きる宇宙から事実上消滅してしまった紫色の星。
フォースチップは紫色でギアがあしらわれている。
リーダーはメガロコンボイ。
建設が盛んで、建設重機系統に変形するとにかくドでかいトランスフォーマーと繊細な作業を担当するマイクロンとが協力しあっている星。ホップ達の生まれ故郷でもあり、彼らは星の消滅から逃れた難民だったのだ。
実は星そのもののサイズもトランスフォーマー達と同じく超巨大。土星のようなリングがある。
普通に向かうためにはスペースブリッジを使うか、もしくは一年に一度開通する時空を超えるための宇宙トンネルを潜るしかない。
過去にプラネットXから戦争を仕掛けられ返り討ちにした事がある。そのことをノイズメイズに逆恨みされていた。
プラネットX
ノイズメイズとサウンドウェーブの故郷である、今は無き星。オレンジ色の独特なフォースチップを使う。
海外版等の設定を顧みるに、恐らくユニクロンのスペアの肉体となる惑星であった可能性がある。
いかにもな暗い本星を覆う金のリングが特徴で、2つのリングが重なる部位がX字に見える。
滅亡寸前だったらしく異次元からギガロニアへの侵略を行おうとしたが、対するギガロニアのトランスフォーマー達はプラネットフォースの力で巨大化しこれを返り討ちにしている。
漫画版
『コミックボンボン』にて連載。2005年2月号~10月号。
グランドブラックホールの危機を脱するべく、プラネットフォースとチップスクエアを探す設定は共通だが、その展開やキャラクターの性格はアニメと異なっている。
単行本は1巻のみ発売されたが、ラスト3話分は未収録。
余談だが、ボンボンで連載された漫画ではこのようなケースが多く、不満の声も少なくない。今木商事氏の『ビーストウォーズメタルス』に至っては単行本化すらされていない。