概要
CV:志村知幸/英:ポール・ドブソン
サイバトロンの極地戦闘員で、ホイールローダーに変形する。堅実かつ騎士道精神に溢れた性格をしており、スタースクリームとも互角に渡り合う事のできる実力者である。なお、海外放送版『Transforemrs Cybertron』ではランドマインと呼ばれており、前作『Transformers Energon』(スーパーリンク)のランドマインと同一人物という設定になっている。
フォースチップを後輪のホイールにイグニッションする事で後輪が展開してタイヤからカッターが飛び出し、ホイール部から強烈な竜巻を発生させる「トルネードカッター」が必殺技。後にギガロニアのプラネットフォースの影響で一時的に巨大化し、スーパースタースクリームを退けプラネットフォースを守り抜いたが、ドレッドロック同様にバンガードチームのような転生によるパワーアップは遂げていない。
第1話にてスタースクリームとの戦闘中にグランドブラックホールに飲み込まれそうになるが、間一髪のところでベクタープライムがワープゲートを開いたために消滅の危機は免れた。地球に墜落した際の負傷で行動不能となった彼を発見した地球人の少年コビーらの尽力により回復。サイバトロンとしては最初の地球人との邂逅を果たし、彼らとの友情を育んだ。
地球人の身勝手さに憤り、デストロンの軍門に下ったデモリッシャーとは友人関係にあり、後にデストロンのやり方に反発してを脱退するも自身の身勝手さに気づき自己嫌悪に陥る彼を説得してサイバトロンへと招き入れた。
マスターガルバトロンとの最終決戦後は「新・スペースブリッジ計画」に参加する予定だったが、ソニックボンバーからスタースクリームが生存しているという報を受け、決着をつけるべくデモリッシャーと共にスタースクリーム討伐に向かった。
玩具
第1話から既に登場していたものの、玩具はギャラクシーコンボイより遅れての発売となった。フォースチップをホイールに挿入すると後輪が左右に開き、更にチップを回すことでタイヤの内部のカッターが展開する。フォースチップのギミックは総じてチップをスロットに挿入することで完結するものが殆どだが、ガードシェルはチップ挿入後に「回す」動作を加えた唯一の商品となっている。
ロボットモードは腰が回らないながらも肘・膝関節や首の回転などの基本的な可動は備えており、トルネードカッター発動状態はチップ挿入後にバックパックを持ち上げることで再現可能。ビークルモードでは前部のバケットが上下に可動し、チップギミック発動後に接地させて走行させると後輪が連動して回転するようになる。ビークルモードでは排気塔となるブローランチャーはボタンを押すことでミサイルを発射できる。
後年には海外でガードシェルのリカラー商品が発売されており、2006年に開催されたBOTCON2006では『ビーストウォーズ』に登場したライノックスがセイバートロン星にいた時の姿であるアクサロンライノックスが限定販売され、翌年の2007年には実写映画第1作目公開時の玩具独自のシリーズ「オールスパークパワー」にて緑を基調としたカラーリングに変更したオートボット戦士のグラインドコアが発売されている。