「さて、どうなることやら・・・」
概要
『トランスフォーマー ギャラクシーフォース』第12話から登場したサイバトロン・デストロン両軍に味方、あるいは敵対する謎のトランスフォーマー。SF戦闘機に変形する。
一時期はスタースクリームと手を組んでいたが、その目的は自分の故郷であるプラネットXを滅ぼした惑星ギガロニアへの復讐である。(ただし、攻め込んだのはプラネットX側なので逆恨みである)
サウンドウェーブは故郷を同じとする同胞である。
フォースチップを左腕の盾にイグニッションする事で展開する弓「ブラインドアロー」を持っており、その際はエンブレムがデストロン側に変わり性格も変貌する。
サイバトロンに素性を怪しまれた際には、このエンブレムの反転を利用して苦し紛れに自身を「特命刑事」と名乗っていた。
また、主翼を変形させた双剣「ウイングハルバード」を持っており、これを武器としている。
プラネットX所属のトランスフォーマーの特徴としてワープ能力もある。
ただ、機械音痴だったり、コビーの仕掛けた罠にまんまと引っかかったり間の抜けたところもある。
また無駄口も多く、油断もしやすい。
ものぐさでテレビを見ようとしたりG1サウンドウェーブを思わせるラジカセで番組のオープニングを聞いて鼻歌を歌っていたりとどこか憎めない性格。
ギガロニアで本性を現し、マスターガルバトロンとスーパースタースクリームとの戦いにプラネットフォースを危惧して割り込むが、その衝撃に巻き込まれてスタースクリームやサウンドウェーブと共に消息不明となった。
ギガロニアでの過去の映像では多数の白い同型機が確認されており、ノイズメイズは「我らの先祖」と呼んでいた。(『ギャラクシーフォース』DVD第13巻の限定版にはこの仕様を再現したノイズメイズの玩具が付属しており、「ノイズメイズ量産型バージョン」の名が付いていた)
余談
『ギャラクシーフォース』の海外版『Transformers Cybertron』における彼の名称はサイドウェイズで、日本とは違い『マイクロン伝説』から『ギャラクシーフォース』に当たる3部作が同一の世界として設定されている事から、彼は『Transformers Armada』(マイクロン伝説)に登場したサイドウェイズ(ダブルフェイス)と同一人物となっている。エンブレムがそれぞれの組織に変わる点も共通している。
ちなみに声を演じる千葉進歩氏はマイクロン伝説において「ジェットファイヤー」役で出演している。
また、プラネットXはユニクロンのスペアの肉体として利用されており、彼とサウンドウェーブはギガロニアを新たなボディにしようと企むユニクロンの眷属「ユニクロンズスポーン」という設定になっている(逆に『ギャラクシーフォース』ではユニクロンに関しては劇中で一切言及されていない)。