概要
惑星スピーディアに住む二輪奇襲兵。
海外版『Transformers Cybertron』ではランサック(Ransack)という名前になっている。
彼が変形するビークルはバイクのような形状をしているが、搭乗者を乗せる事を前提としていないのか、ハンドルやペダル等は付いていない。
バイクの後部にフォースチップをイグニッションさせると、携行武器のエグゾーストショットが発動。
ビークルモードでイグニッションさせるとエグゾーストブーストとなり、爆発的な加速を得る事が出来、劇中でもこの加速度を利用してジャンプの飛距離を伸ばしていた。
ランドバレットとコンビを組み、その中ではツッコミ役とされているが、スピーディアでは暴走行為やラフプレーを働く嫌われ者の「鼻つまみコンビ」または「グレートお邪魔虫」として名が知られている。
一人称は「ボク」「ボクちん」だが、発する言葉は少々過激で暴力的。
プラネットフォースに目を付けたマスターメガトロンがスピーディアに来訪すると否応なく彼の部下にさせられるが、その後もランドバレットと共にデストロン兵士としてマスターメガトロンに付き従った。
だが、ストーリーの進行と共に「その他大勢」的な扱いとなり、サイバトロン戦士に吹っ飛ばされて相棒のランドバレット共々星になるコメディタッチなシーンも見受けられた。
終盤では部下の犠牲を顧みないマスターガルバトロンの本心に失望し、他の仲間と共にデストロンを離脱。
マスターガルバトロンとの最終決戦後は他の仲間と共に独立愚連隊として旅立っていった。
アニメイテッド
トランスフォーマーアニメイテッドでは本編には一切登場しないものの、雑誌「transformers animated almanac」にて、海外名のランサックで、デザインだけ登場。デザインは、カラーリングこそ、ギャラクシーフォースのものと同じだが、プロトフォームはラットトラップやスタンピーと同型になっている。
変形する乗り物は不明。
こちらのガスケットは、まさかのサイバトロンことオートボット所属になっており、相方のクランプルゾーンことランドバレットも同じオートボット所属になっている。
人物像こそ、不明ではあるがデプスチャージ曰く「軽犯罪を犯す」やら、「変質者」呼ばわりされる有様である。