概要
1984年から米国・カナダ・日本などで制作・公開されている『トランスフォーマー』シリーズの実写映画版シリーズ。実写化の企画は以前からあったものの、映像面や世界観の面で実現が困難として見送られてきたが、映画会社の強い要望とCG技術の発達により実現した。
当初から(「第1作がヒットした場合」という条件付きでだが)3部作の予定で制作されており、続編として『リベンジ』『ダークサイド・ムーン』の2作が制作された。その後も2014年にはキャストを一新した『ロストエイジ』が、2017年にはその続編となる『最後の騎士王』が公開された。
ただしこの『最期の騎士王』は次回作への伏線を残していたものの興行成績が振るわず、以降世界観を共有する作品は無期限延期となってしまっている。
細部までリアルに作り込まれたトランスフォーマー達の変形シーンや激しいアクションシーンは圧巻の一言であり、空爆シーンを撮影するだけで7ヵ月も費やしたり、実際の米軍兵士達もエキストラで出演するなど監督のマイケル・ベイのこだわりが随所に見受けられる。
その一方で本シリーズはゴールデンラズベリー賞にもたびたびノミネートされており、特に2作目の『リベンジ』は最低作品賞・最低監督賞・最低脚本賞の3つを受賞したことで知られているが、これはハリウッドでの労働者のストライキのとばっちりを喰らい、ストーリーを僅か2週間で仕上げなければならなかったため。この他にも数々のトリビアや撮影の裏事情が満載である。
6作目となる世界観を再構築したスピンオフ作品『バンブルビー』では舞台を1980年代にさかのぼり、監督もマイケル・ベイからトラヴィス・ナイトに交代。
アメリカでは2018年12月に、日本では翌年の2019年3月に公開された。
続く7作目『トランスフォーマー/ビースト覚醒』はスティーブン・ケイプル・Jr.監督から「真のリブート」と明言されており、新たな三部作の始まりとなるらしい。
全米公開は2023年6月、日本では同年8月に公開。
シリーズ一覧
第一作『トランスフォーマー』
原題 | Transformers |
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公開 | 2007年 |
監督 | マイケル・ベイ |
制作総指揮 | スティーブン・スピルバーグ |
制作 | ドリームワークス |
配給 | パラマウント |
第二作『トランスフォーマー/リベンジ』
原題 | Transformers: Revenge of the Fallen |
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公開 | 2009年 |
監督 | マイケル・ベイ |
製作総指揮 | スティーブン・スピルバーグ |
製作 | ドリームワークス |
配給 | パラマウント |
第三作『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』
原題 | Transformers: Dark of the Moon |
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公開 | 2011年 |
監督 | マイケル・ベイ |
製作総指揮 | スティーブン・スピルバーグ |
製作 | ドリームワークス |
配給 | パラマウント |
第四作『トランスフォーマー/ロストエイジ』
原題 | Transformers: Age of Extinction |
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公開 | 2014年 |
監督 | マイケル・ベイ |
製作総指揮 | スティーブン・スピルバーグ |
製作 | ディ・ボナヴェンチュラ・ピクチャーズ |
配給 | パラマウント |
第五作『トランスフォーマー/最後の騎士王』
原題 | Transformers: The Last Knight |
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公開 | 2017年 |
監督 | マイケル・ベイ |
製作総指揮 | スティーブン・スピルバーグ |
製作 | ディ・ボナベンチュラ・ピクチャーズ |
配給 | パラマウント |
第六作『バンブルビー』
第七作『トランスフォーマー/ビースト覚醒』
原題 | Transformers: Rise of the Beasts |
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公開 | 2023年 |
監督 | スティーヴン・ケイプル・Jr. |
登場人物
一作目のみ記載。二作目以降は上記のシリーズ一覧からリンク先を参照。
民間人
ロン・ウィトウィッキー
ジュディ・ウィトウィッキー
アーチボルト・ウィトウィッキー
政府・軍関係者
ロバート・エップス
ジョン・ケラー
マギー・マドセン
グレン・ホイットマン
オートボット
ディセプティコン
関連イラスト
関連動画
(かなり有名なフラッシュアニメ集)