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ロストエイジ

ろすとえいじ

2014年に公開された実写映画版『トランスフォーマー』シリーズの第4作目で、『ダークサイド・ムーン』以降の2部構成となる作品の最初の作品。 原題は『Age of Extinction』。恐竜絶滅とダイノボットがメインテーマの一つとなっている。
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以下、本作のネタバレ注意

あらすじ

中生代白亜紀末期の地球に謎の宇宙船団が出現。それに乗っていた者たちが投下した謎の兵器により、当時地球を支配していた恐竜達は肉体が金属化し絶滅に追い込まれた。それから約6500万年後の北極にて金属化した恐竜の化石が発見された。

シカゴの惨劇から5年後、ディセプティコンは壊滅同然となったものの、この一件でアメリカ政府はオートボットとの同盟を解消し、彼らに迫害される立場となったオートボット達は行方をくらませていた。テキサス州に住むへっぽこ発明家ケイド・イェーガーは仕事先の廃墟となった映画館の中で謎のトレーラートラックを見つけ、それを自宅に持ち帰る。さっそくケイドはそのトラックを解体しようとしたが、それがトランスフォーマーであると判明した。

一方アメリカ政府はCIA主導でディセプティコンの残党狩りを進めていたが、CIA長官ハロルド・アッティンジャーは全てのトランスフォーマーの抹殺を画策しており、ジェームズ・サヴォイ率いる特殊部隊「墓場の風」を組織し、更に両軍どちらにも属さない賞金稼ぎのロックダウンと結託してオートボット討伐を開始、ラチェットなどオートボット達を次々と殺害していた。

ケイドはトランスフォーマーの技術を研究しようと娘のテッサや従業員のルーカスが止めるのも聞かずにトラックを調べようとしたが、このトラックこそロックダウン達に追われていたオートボット総司令官オプティマス・プライムであり、図らずも彼を再起動させてしまったケイド達はやむなくオプティマスを自宅に匿う事にする。しかし、ルーカスが賞金目当てに警察に通報した事でCIAにオプティマスの居場所を知られてしまい、ケイド一家は墓場の風とロックダウンの襲撃を受ける。ケイド達はオプティマスやテッサの恋人シェーンの助けでどうにかロックダウンおよび墓場の風から逃げ切るも、ルーカスはロックダウンに殺されてしまった。

逃げおおせたケイドは事の真相を暴こうと、墓場の風から奪った小型偵察機を解析して得られた情報から大手技術開発企業“KSI”がこの一件に関わっている事を突き止める。ケイドはビークルを再スキャンして新たな姿になったオプティマスや残ったオートボットたちとシカゴに向かい、社員になりすましてKSIに潜入する。

そこで彼が目の当たりにしたのは、KSI社長ジョシュア・ジョイスの主導のもと墓場の風が仕留めたオートボットやシカゴで回収されたディセプティコンの遺体を解体して「トランスフォーミウム」と呼ばれる特殊金属を造り、それを元に人工のトランスフォーマーを製造している光景であった。更にジョシュアはアッティンジャーとも結託し、ロックダウンが持つトランスフォーミウムの大量生産が可能な“ある装置”を提供してもらうためロックダウンと手を組んでいた。

この状況をケイドを通じて知ったオートボット達はKSIに突入し、研究施設を破壊して再び逃走を計るが、KSIの差し向けた人造トランスフォーマーのガルバトロンスティンガーの追撃に遭い、しかも再び現れたロックダウンによってオプティマスは捕まり、それに巻き込まれる形でテッサもまたロックダウンに連れ去られてしまう。

ロックダウンの宇宙船「テメノス」に収容されたオプティマスはロックダウンから彼が地球に来た理由を聞かされる。トランスフォーマーを生み出した「創造主」なる者達に命令され、彼はオプティマスを捕縛しに来たのだ。仕事を終えたロックダウンは約束通りトランスフォーミウムを生み出す「シード」をKSIに渡して地球を去ろうとするが、その隙にオートボットとケイド達はテメノスに侵入してオプティマスとテッサを助け出し、地球から飛び立つ寸前に収容されていたブロックをテメノスから切り離した小型船として使う事で脱出に成功する。

地上に戻ったオートボットらは、KSIから助け出したブレインズから恐ろしい事実を聞かされる。彼によると、頭部だけになってもなお生きていたメガトロンがKSIを利用してガルヴァトロンとして復活したこと、シードを強奪して恐竜絶滅と同様の現象を再び地球にもたらそうと企んでいたのだ。オートボットはこれを地球での最後の戦いとして奪った小型船でガルヴァトロンが運び込まれたKSIの香港支社へと向かう。

一方香港では、ガルヴァトロンや人造TFの軍勢によって民間人の被害が生じた事で自分達のしていることにジョシュアは疑問を感じかけていたが、その矢先にガルヴァトロンが本性を表しスティンガーを始めとする50体もの人造トランスフォーマーを新たなディセプティコンとして操って反乱を引き起こしたことでようやく自身の犯した過ちに気が付いた。尚も人造トランスフォーマー計画に固執するアッティンジャーと決別し、彼らにシードを渡すまいと、部下達の助けを借りて逃走を試みるジョシュアだったが、それにより自らも「墓場の風」から追われる身となる。

香港中を逃げ回り、なんとかオートボットと合流。ジョシュアを救出しようとした所でディセプティコンの攻撃を受けて船は大破し、香港市外にまで吹き飛ばされてしまう。地上に残ったケイドとバンブルビーハウンドはジョシュアの部下であるスー、ダーシーら協力者の助けを借りながら、シードを守るためディセプティコンと戦うも、サヴォイとアッティンジャー率いる「墓場の風」の妨害や、数で勝るディセプティコン相手に苦戦を強いられる。

一方、オプティマスは事態の打開には更なる戦力が必要として、船内に囚われていた伝説の騎士“ダイナボット”を開放、リーダーであるグリムロックに自身を主と認めさせたオプティマスはダイナボット達を率いて香港市内に突撃。戦況を逆転させる。一方のケイド達も指揮官のサヴォイが倒された事で総崩れとなった墓場の風を退けると、シードを街から離れた場所に運ぼうとする。

だがそこにまたしてもロックダウンが来襲、無差別攻撃の末オプティマスとの一騎打ちが始まった。途中、悪あがきとばかりに乱入してきたアッティンジャーに殺されそうになったケイドを助けたオプティマスは、その一瞬の隙を突かれて窮地に陥ってしまうが、ケイドとバンブルビーの参戦で状況は逆転。オプティマスはテッサとシェーンの助力により体勢を立て直し、遂にロックダウンは倒された。

軍団を皆破壊されたガルヴァトロンは敗走し、黒幕のアッティンジャーも死亡、墓場の風も指揮官のサヴォイ以下多くの構成員が倒れ壊滅。計画の主軸を担っていたジョシュアも改心した事で、人造トランスフォーマー計画は完全に白紙に戻され、戦いは終結した。

オプティマスは約束通りダイナボット達に自由を与え、他のオートボットにケイド達を守るように命令。自らは二度の創造者の手が地球に及ばぬようシードを手に創造者の元へ向かうべく宇宙へと飛び立っていった。

(参照:Wikipedia)

登場人物

人間

演:マーク・ウォールバーグ(吹:土田大
サムに代わる新たな主人公。テキサスにて修理解体工を営む発明家だが、失敗作ばかりで収入も少ない。テッサの大学進学の資金を得るべく部品取りのために買い取った廃車のトレーラートラックが実はオプティマスだったことから戦いに巻き込まれることになる(彼自身は途中で気づいていた)。しかし、技術者としてはかなり優れた才能を発揮しており、第一部の主人公のサムに比べて身体能力も極めて高く、(サヴォイのような生粋の軍人には流石に劣るものの)特殊部隊員とも渡り合え、勇敢で頼もしい人物でもある。

  • テッサ・イェーガー
演:ニコラ・ペルツ(吹:中川翔子
ケイドの娘で卒業間近の女子高生。ケイドには内緒でシェーンと交際している。過保護な上失敗ばかりの発明にうつつを抜かすケイドに呆れ果てているものの、母が亡くなってから男手一つで自分を育ててくれた彼の事を本心では想っており、決して嫌っているわけではない。

  • シェーン・ダイソン
演:ジャック・レイナー(吹:早志勇紀
テッサの彼氏で、アイルランド系アメリカ人のレースカードライバー。運転技術は天才的で頼もしさもあるが、いざと言うときに臆病風に吹かれてしまうなど、ケイドに比べると未熟な一面も見せる。アイルランド人風の外見からかケイドに「アイリッシュパブ」呼ばわりされる。

  • ジョシュア・ジョイス
演:スタンリー・トゥッチ(吹:梅津秀行
反トランスフォーマー組織的な側面を持つ一流ロボット工学企業「KSI」の経営者。アッティンジャーの指示と支援を受けて「KSI」(Kinetic Solutions Incorporated)を設立し、人造トランスフォーマーを開発した。彼自身はトランスフォーマーを生物ではなく機械として認識している。

完璧主義者のため、高慢ちきでヒステリックな面もあり、加えてアッティンジャーの悪事にも(殆ど騙されていた節があったとはいえ)積極的に加担していたため、当初の心象は悪かった。

だが、根は「自分の開発した技術で世界をより良くしたい」という極めて真っ当な志を持った発明家であり、ガルバトロンの暴走とケイドから自らの過ちを指摘された事、自分の行動が結果的に人造トランスフォーマーの全ディセプティコン化を招いたことが切っ掛けで改心し、終盤では一転してケイドたちに全面協力した。モデルはスティーブ・ジョブズと思われる。

  • ハロルド・アッティンジャー
演:ケルシー・グラマー(吹:仲野裕
CIA高官。密かにオートボット討伐隊「墓場の風」を設立、「KSI」設立にも携わっていた。地球の危機を救ったオートボットすらも騒乱を招く不法滞在者とみなし、国家安全の名目で地球上に残る全てのトランスフォーマーを殲滅しようと企む。また、「必要悪」を言い訳にして民間人(国民)の犠牲を全く重要視していないなど、タカ派な思想の持ち主。

しかも、それらのトランスフォーマー狩りの本当の目的は治安維持等の為などではなく、自らが新たに開発を進めている人造トランスフォーマーを兵器として売り出し、宇宙開発や戦争ビジネスで利益を得て、自らのCIA退職後の身を安泰させる事…とどのつまりは退職後の老後を悠々自適に過ごす為の金儲けである。オートボットをも殲滅対象に加えたのも「自分のビジネスの邪魔になるから」というとんでもなく身勝手極まりない理由から。しかも「墓場の風」は表向きにはディセプティコン残党討伐が主任務ということになっており、「KSI」に対しても、自分が退職した後の天下りの先とするつもりでいて、行く行くはジョシュアから会社の主導権を奪うつもりでいた。要は私欲のために政府や「KSI」をも騙していたのである。

このように、救いようがない程に冷酷非情かつ強欲極まりない卑劣漢で、前作『ダークサイド・ムーン』に登場した同じ地球人の悪役ディラン以上の外道である。その悪質さ故に、「人間を殺さない」ことを信念とするオプティマスにすら憤怒と殺意を抱かせる事となった。その一方で意外にも部下想いな一面もあるのか、サヴォイがアパートから転落死した際にはケイドに対して激しい怒りを露わにし、復讐を誓っている。

オートボットやジョシュア一行との交戦で、サヴォイや「墓場の風」を失ってなおも悪あがきと言わんばかりにケイド達を追い続け、終盤、ロックダウンとの戦いに加勢しようとしていたケイドを妨害し、これまでの意図返しも兼ねて嬲り殺しにしようとするも、直後にケイドを助けようとしたオプティマスの手により撃ち殺された。だがその際に生じた隙を突かれて、オプティマスはロックダウンから深手を負わされる事となり、最期の最後まで彼の存在はオートボット陣営の足を引っ張る事となった。

  • ジェームズ・サヴォイ
演:タイタス・ウェリヴァー(吹:広瀬彰勇
オートボット討伐隊「墓場の風」の現場指揮官。「シカゴの惨劇」で姉が犠牲になったことから、結果的に敵討ちをしてくれたオートボットを逆恨みしている。それでいて同じトランスフォーマーであるロックダウンだけは(上司のアッティンジャーにとって大事な取引相手であるとはいえ)ほぼ対象外として扱っているなど、劇中ではアッティンジャーとのセットで救いようのない悪党として描かれている。

アッティンジャーと同様に命令であれば民間人を手を掛ける事も辞さず、テッサの様な少女に対しても容赦なく暴行したり、追い詰めた標的が焦ったり苦しむ姿を見て楽しむなど、吐き気を催す程に悪質なドS。一方で自らや「墓場の風」の実力を過信して、ケイド達民間人やオートボットを軽視する自信過剰な一面もあり、高層アパートの一室でケイドを追い詰めた際、彼を軽んじて(銃器を持っていたにも関わらず)わざわざナイフを使って嬲り殺しにしようとした事が仇となり、顔面にアメフトのボールを叩きつけられ、そのまま窓から転落死するという呆気無い最期を迎える。

オートボット


ダイナボット


ディセプティコン

1台のいすゞ・ギガ型ごみ収集車から3体(緑の大型個体・白の中型個体・黄土色の小型個体)に分離変形する量産型。


「創造主」一派

上官のロックダウンに酷似した姿をしているが、変形機能があるかどうかは不明。

  • 解体専門の部下
捕虜の死体や廃棄物の処理を担当する。アニメチックな風貌とは裏腹に獰猛な性格。

余談

  • 今作から加わったオートボットは、今までよりも人間じみた顔つきや風貌をしているのが特徴である。オプティマスも新たなビークルをスキャンすると共にロボットモードも中世ヨーロッパの騎士のようなフォルムに変わり、より複雑で有機的な変形プロセスとなった。バンブルビーのデザインも前3作から大きく変わり、刺々しいハチやカニのようなイメージを強めた。


  • 中国政府や諸企業とのタイアップが実現したため、莫大な制作費が投資された。そのため、本作は見終わった後は疲れるクライマックスがいくつもあるなど、歴代でも飛び抜けて上映時間が長くスケールの大きい話になっている。また、同上の理由により、後半の舞台は中国に移り、中国の有名俳優陣や企業も多数出演している。

関連イラスト

トランスフォーマー/ロストエイジ
AGE OF EXTINCTION
黄蜂紅蜂
マンガボックス トランスフォーマー



関連動画

予告編


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日本語版公式サイト

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トランスフォーマー  実写TF ダイナボット ガルヴァトロン 恐竜

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