概要
演:ジョシュ・デュアメル 吹き替え:矢崎文也
実写映画版『トランスフォーマー』シリーズの主要人物の一人。アメリカ陸軍の軍人であり、階級は大尉(第1作)→少佐(第2作)→大佐(第3作、第5作)。
勇猛果敢な兵士だが、家族の前では1人の父親であり、娘とテレビ電話で対面した際には溺愛振りを見せる。
シリーズ第一作において、ディセプティコンによるカタール基地の襲撃事件を機に、トランスフォーマーの戦いに巻き込まれていく。その後は、オートボットとアメリカ軍とで構成された対ディセプティコン特殊部隊・NEST(Non-biological Extraterrestrial Species Treaty)において、オプティマス・プライムと共に部隊の指揮を任される。
最初の戦い以降、アイアンハイドは彼の相棒となっているようで、第1作目のエピローグでは一緒に自宅へ戻っている描写がある。
しかし、第3作目でそのアイアンハイドを失ってしまった。
第4作目『ロストエイジ』では未登場に終わったが、第5作目『最後の騎士王』ではNEST解散に伴い、本来の陸軍に戻り、これまでの功績から将軍直参の部下に抜擢される程にまで出世した。上官であるモーシャワー将軍の指示を受け、新たに組織された対トランスフォーマー部隊・TRF(Transformers Reaction Force)にオブサーバーに就いている。
同部隊では、前作でオートボットと人類の間に埋めがたい溝を作った悪名高き「墓場の風」の構成員だったサントスが指揮官を務めており、かつて共にディセプティコンと戦ったオプティマスやバンブルビーと対立関係にある事に焦燥感を抱き、任務と友情との間で板挟みに苦しむ事となる。
その為、第一部(第1作目~第3作目)に比べ、熱血さは鳴りを潜めてしまっている。
彼のキャラクター像は『G.I.ジョー』シリーズに登場するワイルド・ビルがモデルとされ、小説版には「通称ワイルド・ビル」との記述がある。