『コミックボンボン』黄金期~末期を支えた、ボンボン読者には忘れられない名前。
代表作に『プラモウォーズ』、コミカライズ版『ビーストウォーズ』シリーズ、『GEAR戦士電童』など、多数。
pixivでも活動しており、上記のエアラザーのイラストは本人作。
特色としてはとにかく登場人物が熱く、またそれぞれに哲学を持って(善玉は善玉かつ生命を持ったものとして、悪玉は「悪役」としての生き方を全うする)行動する。
ある意味、シュバイツアー読むより、「生命への畏敬」は分かり易い。
その代表的なものとして、コミカライズ版『ビーストウォーズメタルス』がある。
すでに『Ⅱ』でメガストームの死を看取るガルバトロンや、『ネオ』で武人としての死を望むマグマトロンを葬ってやり、彼の意を継いでマグマブレードでユニクロンを討ち、さらに部下と宇宙のために命を散らしたビッグコンボイなど、コミカライズとしてはものすごかったが、『メタルス』でそれは極限に達した。
本家が真面目にコメディをやっていたのに対し、こちらはとにかくシリアスだった。
自らを悪と言い切るビーストコンボイ、破壊大帝の名にふさわしく凶悪なビーストメガトロン、「人はみな罪人」と言って虐殺を行うジャガー(本家ジャガーの息子という設定)、そして可愛すぎるエアラザー、などなど…。
当時のファンからは復刊を望む声が多く、2014年5月 『メタルス』の電子書籍化が決定した。
一方ギャグ漫画家としてはかわいくデフォルメした絵柄でベタネタやダジャレネタを連発するスタイルを得意としており、シリアスものを描く時との落差が激しい。
外部リンク
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