"やあ、メガトロン。悪いがデカくて悪どい顔の自慢ならまたにしてくれないか?"
"コンボイ! 変身!! うおぉぉおーッ!!"
概要
CV:ゲイリー・チョーク/吹:子安武人、風間勇刀(ロボットマスターズ)
カナダ制作のフルCGアニメ『ビーストウォーズ』、続編の『メタルス』、『リターンズ』のコンボイ。顔こそ初代コンボイに似ているが、他シリーズのコンボイとは別人。国内の児童書等では「初代コンボイの子孫」とされていたが、これは子供向けの設定。
「ビースト~」と付くのは、後の玩具や解説において他のシリーズのコンボイと区別する為。劇中では単に「コンボイ」であり、更に日本語吹き替え版ではムチャゴリラ、コンちゃん、イボンコ等の愛称がある。原語版での名前はオプティマスプライマル(Optimus Primal)。原語版における指揮官になるプライムの肩書きの持ち主ではなく、それを背負う初代コンボイ=オプティマスプライム(Optimus Prime)とは綴りが異なる。
※下記余談も参照。
ゴリラに変身するビースト戦士でサイバトロン(原語版はマクシマルズ:Maximals)のリーダー。元々は惑星探査船「アクサロン」の艦長で、サイバトロン軍の指揮官。
一介の宇宙船指揮官に過ぎない為、初代コンボイとは違いマトリクスは持っていないが、日本版の独自設定では「エネルゴンマトリクス」所有者の一人(放送当時の児童誌や『ビーストウォーズⅡ』劇場版「ライオコンボイ危機一髪!」より)。
セイバートロン星から逃亡した、メガトロン率いるデストロンに追いついてタイムワープするが、追撃戦の末に彼らと共に惑星エネルゴアに不時着。エネルゴアの資源を利用して宇宙征服を企むメガトロンを止める為、仲間と共にデストロンと戦う。
何度も強化形態になっており、後述する形態の他に劇場版『ビーストウォーズⅡ』にゲスト出演した際は、ライオコンボイの力で「バーニングコンボイ」になった。
性格
リーダーとしては若く経験は浅いが正義感が強い。デストロンとの戦いでは常に前線に立っており、書籍には真面目で堅物とも書かれており、ほぼその通りである。反面、その行動力に仲間まで振り回される事もしばしば。
原語版でもほぼ同じ性格をしている。設定上では「基本的に平和主義で、全ての生命に興味と敬意を抱いている」「プレダコン(デストロン)に対しても、可能ならば戦いよりも話合いたい」と考えている。
また、スキャンした生物がゴリラのためかバナナが好物で、バナナが絡むとタガが外れる。
漫画版『ビーストウォーズメタルス』では「食いすぎて腹壊した」事があるらしい(ラットルのセリフ)。タイガトロンからは「バナナは、おやつじゃないでござる」、ラットルからは「ちょっと食いすぎじゃないの」と突っ込まれ、ライノックスも呆れていた様子だった。
日本語版では岩浪美和によるコメディ調の脚色がされているが、タカラ(現在におけるタカラトミー)からの要請で「コンボイだけは真面目にやってくれ」と言われていた。加えてストーリー的にサイバトロンのリーダーであるコンボイまでも好き放題にふざけ始めると完全に形が崩れてしまうこともあり、本人の性格もあってかアドリブやギャグは極めて少ない。
ギャグが増えたのは『メタルス』の5秒CM、OP・EDの掛け合い、リミックスと非常に限定的であり、ストーリー上においても解禁されたのは『リターンズ』以降である。演じている子安武人は自分だけふざけられない中、皆が面白いアドリブをぶち込むので、自分だけそれに同調できない事が非常に悔しく「なんで俺はコンボイなんだ」と言葉遣いまで変化させて漏らしたという。
また、原語版はシリアスで暗めのストーリーであり、漫画版『ビーストウォーズメタルス』では上記のバナナネタ以外でギャグシーンは一切見せていない。
容姿
普段のビーストモードはゴリラそのもの。元が人型ロボットのためかゴリラにしては姿勢がいい。ロボットモードは、ゴリラから変身するため体の各所が黒い体毛に覆われており、短足気味。頭部は歴代コンボイ達とほぼ同じだが、マスク部分から口が露出しているのが特徴(戦闘時など、マスクを閉じるシーンもある)。
また、背部に飛行用ブースター「コンボイジェット」を有し、エアラザー加入まではサイバトロン唯一の航空戦力だった。
身体には多くの武装を内蔵しており、背中からは2つの展開式ミサイル砲メガ・ブラスター、両腕には二連砲プラズマキャノン、背部には二振りの柳葉刀サイバーブレード(ソニックブレード)を収納。
劇中未使用だが、玩具では右腕に髑髏の形をしたフレイルであるデストロイ・ハンマーを格納している(他メディアで使用。マスターピース伝説の総司令官Ver.ではメイスのように扱うことも可能)。
コンボバット
「負けんぞ、メガトロン!!」
アニメ未登場の形態で、コウモリに変形。海外では『ビーストウォーズ』第1弾として発売された商品で、クロコダイルに変形するメガリゲーター(こちらはビーストメガトロンの別形態)と対になっている。
この形態はゴリラをスキャンする前のオプティマス・プライマルという設定。
……だったのだが、「ビースト戦士はスキャンした動物を簡単に変えることが出来ない」という設定がアニメ以降定着したため、現在は「コンボイによく似たよく分からない誰か」になってしまったという微妙に悲しい立ち位置にある。
日本ではメガリゲーターとのセット「アマゾンの対決」と単品版の2種類で発売されている。さらに、コンボバットとメガリゲーターに加え、『ビーストウォーズ』のデータや塗り絵遊びができるBWペイントを収録したCD付き「アマゾンの対決特別版」も発売されている。
日本ではビーストコンボイとの同時発売なので、「コンボイが空中戦の為に自らの身体を改造した姿」という設定だが、これは海外版とは異なる。玩具の付属カードによれば、アマゾンでメガリゲーターと戦った時の姿とされている。
「アマゾンの対決スペシャルバージョン」の付属カードには、かつてのG1コンボイがコウモリをスキャンした姿と記されており、通常版グレーのコンボバットとは別人らしい。
タカラから発売された「ビーストウォーズコレクションカード」によると、武器はコウモリの翼に収納された二振りのエナジーソード、背部の翼はレーダー波を吸収し、敵の攻撃を寄せ付けない超合金製バットシールド。更に口からは敵の頭脳コンピュータを攪乱して同士討ちさせるバットサイクルと呼ばれる超音波を発する。
メタルスコンボイ
「セイバートロン星には、バナナが無いんだッ!」
続編『メタルス』での姿。前作の最終回及び劇場版『激突!ビースト戦士』の終盤でエイリアンの惑星破壊砲を撃破すべくポッドに乗り込んで突撃するもメガトロンの陰謀でポッドから脱出できず惑星破壊砲と共にボディを破壊されたコンボイだが、トランスワープ空間を通じてマトリクスゾーン入り込んだライノックスによってスパークを宿っていなかった空のプロトフォームにそのスパークが移植されメタルスコンボイとして復活した。
ビーストモードは青いボディで、ロボットモードが紫の毛皮が露出した筋肉質な姿。また、ビーストモード時に両足をサーフボードの様に変形させて空を飛ぶ(ロボットモードでも飛べる)。玩具ではロボットモードの顔が歯を食いしばっているが、アニメではキリっとした顔立ちになっている。
奇跡の復活を遂げたにもかかわらず影は薄く、ラットルからもツッコまれていた。
パワードコンボイ
「誰にも支配などさせん!この宇宙は誰の物でもない!」
メガトロンに破壊された初代コンボイのスパークを守るべく、一時的に体内に入れた影響でメタルスコンボイがパワードコンボイ(原語版はオプティマル・オプティマス)に進化。
他のビースト戦士達よりも巨体で、肩書きも「最高司令官」に。知り合いのデプスチャージは、パワードコンボイになった彼を初めて見た際、一目では分からず、タイガーファルコンも、驚きを隠せなかった。
ゴリラ形態の他にもセイバートロン星の技術でマッハ4.2の超高速で飛行可能なジェットモード(ハイパーソニックジェットモード)、あらゆる地形を275マイルで走破可能なタンクモード(グランドアサルトモード)という2種類のビークルモードが追加。ジェットモードでは他の仲間を乗せて空輸したが、タンクモードはCM前のアイキャッチで「あまり出てこなかったけど」と言われる程出番は少なかった。
コンボイ自身は「大きく強く格好良くなった」と気に入っているが、活躍の機会に恵まれず、初陣では初代コンボイのスパークを収納したままの自らのボディを庇うべく反射的に弾いたランページのロケット弾がアクサロンに直撃し、船体が真っ二つになって崖下の川に水没、その後もタランスによって二度も行動不能になり(一回目はウイルスで無印時のopを歌う、二回目は吹き矢で操られてギッチョンチョンによって「コマネチ。冗談じゃないよ」と、ビートたけしの人格になったり、キングコングのものまねを披露したりと散々。)、ドラゴンメガトロンとの最終決戦でも初代コンボイのスパークを元に戻して弱体化したのに対し、対するメガトロンは初代メガトロンのスパークを収納したままのために終始押され気味でメガトロンへの止めもライノックスに持っていかれた。
玩具は『ビーストウォーズ』シリーズでは最大級の大きさとして発売。前述の4形態への変形の他、背中のレバーを押すとランチャーの砲身が前面に倒れたり、ミサイル発射時にランチャーの砲口やビースト/ロボットモード時の目が発光するなどギミックも豊富。各ビークルモードのコックピットは開閉可能で、本来はそこにスパークフィギュアというスパークを擬人化したフィギュアを乗せる予定だったが、「TFの世界観にふさわしくない」として廃止された。また、海外版の玩具には"OPTIMAL OPTIMUS"の文字がゴリラモードの胸部に印刷されているが、日本版は"CYBERTRON"に変更されている。
玩具は後に、G1コンボイと同じく赤色ベースにリカラーされた「Primal Prime」が発売された。
Primal Primeは、ビーストウォーズメタルスの後。復活したタランスに対抗すべく、エイリアン・ヴォックが、『クイックストライクのアーマー』『ビーストコンボイをスキャンしたデータ』、『G1コンボイのマトリクス』を用いて作り上げた。そのためにパワードコンボイと同等の姿と能力を有し、そのカラーリングはG1コンボイに酷似した物となっている。
マシーンズことビーストウォーズリターンズの玩具として発売。後に日本国内でも、トイザらス限定商品として販売された。
漫画版
本作は全体的に改変された箇所が多く、特にコンボイはもはや名前が同じなだけの別人と化している。
性格は真面目を通り越しており、己の信じる正義に忠実に生きる武人のような人物になっている。
端的にいえば、自らのが傷つくことも厭わずひたすら正義のために戦い続ける修羅。
自らの行いを悪だと認めつつも、悪を挫くことには一切の迷いはない。
デストロンを無慈悲に葬り去る様を「鬼の所業」と給弾された時には「悪業背負って悪を断つ、それが私の正義だ」とまでいってのけている。
また、玩具での変形機構を活かした戦い方が散見され、メタルスコンボイの玩具を触ったことがある読者にとっては「なるほど、そう来たか」と思わされることだろう。
(今木商事の漫画にはそういう作風が多い)
漫画版をかいつまんで説明すると…
- メタルステラザウラーと量産型TFおよそ100体を瞬殺。
- ランページを相手にした時は爆弾をロボットモードの口に入れて齧らせることで一時撃退する。
- ジャガーとの戦いでは腹に風穴を開けられる。しかし、自身の腹に刺さったジャガーの腕をもぎ取り、手に持っていた銃を使って彼に引導を渡す。
- タイガトロンを洗脳してエアラザーと殺し合いをさせた結果、首を切り離されたりスパークに致命傷を負ったタランスを、タイガトロンとエアラザーの弔いに粉砕。
- ドラゴンメガトロンとの最終決戦時にパワードコンボイへになる。ロボットモード相手にビーストモードで互角の死闘を繰り広げた末、スパークを足で握り潰してメガトロンを倒す。
- 最終決戦の後はボロボロの身体を治す間もなく次の任務へ向かおうとする。
このような凄まじい人物ではあるが、メタルス化する前はバナナを食べ過ぎて腹を壊したことが語られており、コミカルな面もわずかに覗かせている。
リターンズコンボイ
「かっこよくなったコンボイだ!かっこいいだろ?かっこいいって言ってくれ!」
『リターンズ』では、メガトロンのウイルスで最初期の姿に退化した上、トランスフォーム不能になる。その後「オラクル」によるリフォーマットを経て、有機体と無機物が混ざった「リターンズコンボイ」となる。元々は原題であるマシーンズに合わせて「マシーンズコンボイ」という俗称があったが、再商品化時に同名が付けられたことで現在はこちらの名称が一般化している。
オラクルの介入で、度々精神世界に迷い込んだり仲間にオラクルの教えを伝えている(視聴者曰くその時のコンボイは「イボンコ教の教祖様」)。
TVシリーズでは先の通り大人の事情でギャグやアドリブがセーブされ、ツッコミ役が多かった。しかし、『リターンズ』では放送が配信に変わった事と玩具の売り上げを無視した番組制作が行われた為、子安のアドリブ規制が緩和されたらしく「今回はちょっとふざけてもいいよ」と言われたことから、一話目から全力投球だった。ただし他のキャラ(特にチータスやメガトロン)とは違い、物語の本筋から脱線してはいけない部分ではシリアスに決めており、お話の筋だけは抑えたキャラとなった。
しかし……
サイバトロン一同イボンコペッチャンコ・イェイ!イボンコペッチャンコ・イェイ!
「あの、コンボイだけど。お前ら……ぶっ飛ばすぞ(怒)」
とある回のオープニングトークにて名前を逆に言ってみようという流れになった。チータスはスターチ、ラットルはルトッラなど、サイバトロンのメンバーが割といい感じの名前になる中、最後のコンボイはイボンコ。
イボの子供みたいと評される妙な語感が仲間たちに受け、しばらくの間イボンコといじられることになってしまった。
当時、トランスフォーマーにとっては機動戦士ガンダムのガンダムと同じくらいの価値を持っていた「コンボイ」の名前イジったこの「イボンコ」ネタはタカラトミーから岩波監督がその後大目玉を食らったらしい。しかし演じていた子安は「今回はちょっと制限が緩かったので楽しめた。それまでが楽しくなかったのかと言われると、ちょっと悔しい思いをしてきたので…」と語っている。
ビーストモードは機械的なシルバーバックと言うべき外見で、ロボットモードは歴代コンボイと名のつくTFとは全然似ておらず、流線型を基調とした銀色の人型(体毛のないゴリラ)ロボットに変形。戦闘では、両腕の手甲で相手の弾を受け留め好きな方向に弾いたり、胸から手裏剣型のエネルギー弾を発射したりする。また、無印時代のように背中のジェットで飛行可能。
玩具はデラックスとゼンマイ仕掛けのパンチギミックを内蔵したブラストパンチの2種が発売されたが、劇中のデザインとはかけ離れている。
また、後年には『ビーストマシーンズ』不振による打ち切りで未発売だった音声・発光ギミック内蔵の大型商品エアアタックオプティマスプライマルが『Transforemrs Robots in Disuigse』(『トランスフォーマーカーロボット』の海外版)として発売され、2016年には色を赤と青に変更したYEAR OF THE MONKEY(申年)版が一部のアジア諸国で限定販売された。
2018年日本でも『ビーストウォーズリターンズ』名義で子安武人ボイスを収録した復刻版がタカラトミーより発売されている。
リミックス
大いにはっちゃけており、メタルスで二話制作されたリミックスはいずれも彼のバナナに関する話題が話の発端となっている。
リターンズでは今までやらなかったものまね対決にも参加。いずれも神谷明が声優を務めたドカベンの里中智とバビル2世ネタを披露するがお仕置きされる。
オラクルがビースト戦士の面々に「はずばなー」(フリートーク・恥ずかしい話)を振った際には真っ先にオナラネタを披露した。
因みにこの時、
「オ…オナ……」
という感じで渋っていた為あらぬ勘違いをされた。
「あのぉ、僕的なキャラではとても許せませんでした…(笑)すみませんっ!」
レジェンズ
日本の玩具シリーズ『トランスフォーマーレジェンズ』では、「LG02 コンボイ」という商品名で発売。2006年発売の「帰ってきた最強ビースト対決!」セットの仕様を元に、配色をアニメに近づけたものとなっている。この玩具は、初代アニメ放送当時のオリジナル玩具をベースに頭部と胸部の形状を変更したもので、すなわち今回のレジェンズ版の大元はオリジナル玩具なのである。
ビーストマスクが削除された点はそのままだが、それ以外のギミックは残されており、当時品の完成度の高さを味わえる。
コミックでは「アクサロン商事」という会社の社長を務めている。ある日、体がTFになるTF病を患い(?)、玩具と同じ体型のロボットとなった。TF病罹患の原因は、ラットルの場合はTFの玩具であったが、コンボイはバナナの食べ過ぎと診断された。
ビーストにおける本人は登場していないが、「LG-EX ラットル」の付属コミックにてライノックスのスパークがレジェンズ世界に彷徨っていることを啓示でチータスに伝えたと語られている。
トランスフォーマー:ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー
最終作である第3章『キングダム』にて、「オプティマス・プライマル」名義で登場した。
詳細は該当記事を参照。
実写版
CV:ロン・パールマン/吹:子安武人
実写映画『トランスフォーマー/ビースト覚醒』に登場。
こちらも「オプティマス・プライマル」名義で登場。巨大なメカゴリラに変形する。
IDW
IDWパブリッシングの刊行していたアメコミシリーズにも登場。こちらの世界ではショックウェーブの部下として登場した。
余談
- 海外では『マシーンズ』の後日談を描いた玩具展開『ユニバース』にて、初期の姿に戻ったり、アメコミでも今までしてきた事を全否定される等、不遇。
- 日本独自展開の『ビーストウォーズリボーン』は『リターンズ』の後日談で、最初の姿に戻されて復活した後、『ギャラクシーフォース』のアニマトロスでは10周年記念の新たな姿にリフォーマットされた。
- 海外のイベント「ボットコン」で展開された前日談コミックでは、メカニカルなセイバートロンモードが描かれた。その姿はギャラクシーフォースのランドバレットがベースとなったものである。
- 実写映画シリーズの『最後の騎士王』には、ビーストコンボイが登場する案(参照)があり、デザイナーのフリオ・テデスキによってイラストが何点か公開されている。
- 原語版の名称「optimus primal」に関しては、G1コンボイこと「optimus prime」に「primal(原始の)」という単語を引っかけたもので、「animal(動物)」の韻も踏んでいる。
- 海外でビーストウォーズの展開が始まった頃には、最初に発売されたコンボバットはG1コンボイこと、Optimus Primeと同一人物として想定されていた様子。その世界観もエネルゴアが舞台ではなく、現在における地球が舞台であるように、テックスペックには記されていた(遺伝子研究所や都市の下水道などの描写が、各所に記述されていた)。
- なお、ゴリラのビーストコンボイが発売された後辺りから、設定が整理され、PrimalはG1コンボイとは別人で、テックスペックもTV版に合わせた世界観が記されるように。
オプティマス・マイナー(Optimus Minor)
トランスメタル2の、レギュラーサイズとして発売されたビースト戦士。機能は「陸上戦闘員」。ビーストコンボイ=プライマル本人ではないが、プライマルのクローンである。
ビーストウォーズ末期に発売された。ビーストモードはリスザル。ロボットモードの顔は、メタルスコンボイに似ている。
「メガトロンが作り出した、ビーストコンボイのクローン。メガトロンを裏切り、サイバトロンに参加した」という設定。
玩具は日本未発売。その誕生の経緯は、ライオコンボイとライオジュニアに似ている。
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