概要
トランスフォーマーのシリーズの一つビーストウォーズの誕生10周年を記念し、日本で企画された作品。日本限定展開。
雑誌フィギュア王に玩具発売の告知と、販促も兼ねたタカラトミー公式の小説版が連載された。
時系列的にはビーストウォーズリターンズの続編であり、同じく続編の海外ストーリーである「トランスフォーマーユニバース」のパラレルワールドでもある。またギャラクシーフォースともつながりがある。この時代の数万年後がビーストウォーズⅡ及びビーストウォーズネオである。
ストーリーは終始シリアスに徹しており、多少のジョークなどはあるがギャグ的描写はない。
ストーリー
宇宙空間を進む神殿の中で、二人のトランスフォーマーが目覚めた。
記憶を失っていた二人はかつての敵同士とも知らず、神殿の謎に挑む。
だが神殿の力を使って野望を果たそうとするメガトロンとコンボイは次第に対立し始める。
そしていまにも戦おうとする二人の前に、神殿の主であるサウンドブラスターが現れた。
登場人物
理知的かつ勇敢なサイバトロンビースト戦士司令官。
平和を愛する性格で、メガトロンを頼もしく思っているが彼の本能を危険視している。
かつての千葉トロン。
記憶こそ失っている者の野心的な部分は変わらない。
神殿の秘められた力を利用しようと企んでいる。
- 死霊ロボット
「スパーク…」と呟くだけの亡者。ゴールデンディスクが安置されている場所に向かう途中、神殿内部の空間に変化が生じたことで出現。
- 創造神プライマス
トランスフォーマーの創造神で、ユニクロン三部作に登場した者と同一人物。
ベクタープライムに時を渡らせた。
初代コンボイと同一人物。
神殿とディスクによる「実体波長シンクロナイズ」機能をメガトロンが操作した結果コンボイが変身した。
ビーストコンボイとビーストメガトロンを復活させた張本人。
その正体は古代のトランスフォーマー「エンシェント」の一人ロゴスプライム
「力の後継者」を探している。
- ヘルバズソー
サウンドブラスターの従者である鳥形トランスフォーマーで、主の言葉を代弁する。
耳障りな声らしい。
ギャラクシーフォースのキャラクターと同一人物。彼もエンシェントの一人。
プライマスの命令でサウンドブラスターの企みを阻止するためにやってきた。
- サイドス
とある惑星にやってきたコンボイが出会った若き戦士。コンボイはその姿にかつての友の名を口にした。
ギャラクシーフォースのキャラと同一人物。
- 僧侶
「短形の谷」という場所にいたトランスフォーマー。
コンボイと共にディスクの解析を行う。
- スカベッジ
峡谷地帯で暮らしている恐竜型トランスフォーマーのリーダー。
メガトロンに倒され、体の聖刻を奪われる。
- 総督
神器「プラネットフォース」の所有者。
関連項目
ビーストウォーズ→ビーストウォーズメタルス→ビーストウォーズリターンズ→ビーストウォーズリボーン→ビーストウォーズⅡ→ビーストウォーズネオ
※日本での時系列
外部リンク
本記事の転載元