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「悪いが、私はママではない。一応タテガミがある男性だ」
「お互いに思いやる心さえあれば、力などなくても、みな一つになれるはずだ!」
CV:郷田ほづみ(TV本編)、加藤将之(ロボットマスターズ)

概要

『超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズⅡ(セカンド)』におけるサイバトロンの総司令官。
あるとき惑星ガイアに不時着し重傷を負うが、その惑星に住む白いライオンに助けられ一命を取り留めた。以後はそのライオンの姿をスキャン。同時に旧名のコンボイから「ライオコンボイ」に改名した(もちろん初代とは別人)。
その後、惑星ガイアに侵攻してきたガルバトロン一味と熾烈な戦いを繰り広げることになった。

ライオコンボイ


ビーストモード時は助けてくれた白いライオンの姿と同じで、白い体に鬣は金色である。
ライオンクローを駆使したワイルドな肉弾戦を得意とするが、ライオンミサイルやライオビーム等の武装も身体の各部に内蔵しており、火力も高い。

人物像

性格は仏様のように温厚で懐の深い人物で、個性的なサイバトロンメンバー達をその広い心でまとめ上げている。
どのくらい仏かというと、ジョイントロンの問題行動の数々に頭を悩ませている仲間に対して「平和の守り方が少し変わっている」で済ませている(ただし話の進行とともに不安になっている)。また、無抵抗な敵に対しては手を出さない。そのためか、歴代司令官およびサイバトロンの部隊で穏健派・平和的とされている。
しかし『ビーストウォーズネオ』や『ロボットマスターズ』OVA最終回を観ればわかるように、おいしいところはしっかり持っていくタイプである(無意識なので運も強いようだ)。

不時着した際に、マトリクスが善のアンゴルモアエネルギーと反応して生まれた「ライオジュニア」という息子がいることが後に判明。「知っていたらちゃんと名付けたい」と思っていたらしいが、用意した名前は何故か日本風。

デストロンとの関係

デストロンサイドからはスタースクリームとメガストームの「その説教臭い口調は…!」の台詞から「説教臭い」と思われているようで、DVD-BOXのブックレットにも「説教くさい口調に注目」とコラムに書かれている。

ガルバトロンとは浅からぬ因縁がある模様だが、最後まで話し合いによる解決を試みている。
結果的には、決着を望む彼の意志に折れ、卑劣な不意打ちまで駆使して命を奪うことになったのだが、クローを抜刀し挑みかかる彼の目には、悲しみの涙が浮かんでいた。なおシーコンズとインセクトロンとは和解する事に成功している。

玩具


当時品(C-16/VS-16)

1998年5月発売。
『ビーストウォーズ』日本展開向けに新規に作られたもの。
隠し武器の展開やたてがみを高速回転させるライオンタイフーンなど全身にスプリングギミックが仕込まれているのが特徴。
変形時のプロポーション・可動範囲の広さ・武器ギミックの再現性を高レベルで達成した、非常に出来の良い玩具だったため飛ぶように売れた。
ガルバトロンとのセット販売品の他に、トイザらス限定品のブラックライオコンボイ、劇場版公開記念品のフラッシュライオコンボイも発売された。

また海外でも「ライオコンボイ」名義でネット通販限定販売された。

ロボットマスターズ(RM-22/RM-23)

2004〜2005年に展開のシリーズ。
当時品からサイズダウンと各種スプリングギミックのオミットと引き換えに、プロポーションを格段に向上させた玩具(オリジナルCGアニメを収録した、DVD付属バージョンも発売している)。

マスターピース(MP-48/MP-48+)

2020年2月発売。
ビーストモード時にリアルさを取り入れていた今までとは異なり、こちらはアニメ準拠のスタイルを完全新規造形で再現。当時の変形ギミックや可動ギミックも手動ながら盛り込まれている。

変形時のパーツ同士の接触による塗膜剥離、複雑な変形構造等の当時のMPに見られた問題点は改善しきれていないものの、その分変形前後共にアニメ劇中さながらのプロポーションを実現している。
2023年1月下旬にはリカラーアイテムとしてユニクロンの魂がレオプライム(伝説の緑のライオン)の遺体に宿った姿とされるダークアンバーレオプライムも発売。

2019年6月15日、東京おもちゃショー2019のタカラトミーブースにて発表された際には多くのTFファンを驚かせ、「mpライオコンボイ」というワードがTwitterの日本トレンド上位に食い込む現象が発生した(Yahoo!トレンドでも「ライオコンボイ」が二位となった)。

レガシー エヴォリューション(TL-25)

2023年3月発売。
歴代シリーズキャラクターのリメイクを展開する「トランスフォーマーレガシー」においてレオプライム名義で発売。
キングダムシリーズ以降のビースト戦士はモチーフとなっている動物のリアルな姿形を再現する傾向にあるためか、ビーストモード時のライオンの顔はアニメや過去の玩具の精悍な顔立ちとは異なる独特な雰囲気を醸し出している。

だがその設計およびスタイルはMPのそれをベースにしつつ、遊びやすさとプロポーションの両立が図られている。
この為ロボットマスターズ以前よりも優れたプロポーションと、MPを上回る遊びやすさを兼ね備えた傑作との呼び声も高い。

リカラーアイテムとして「ビーストウォーズⅡ」18話に登場したコピーコンボイ(コピーマシンにより誕生した黒いライオコンボイ)がネメシスレオプライム名義で登場。
成形色や一部塗装の他、サイバトロンバスターが付属する点で通常品と異なる。

補足など

名前

一部では「ライオコンボイ」と間違われているが、「ン」が無いのが正しいので注意。

本作が日本独自のシリーズという事もあり、海外での名称は長らく確定しておらず、当初は「ライオコンボイ」(Lio Convoy)の名前のままで登場していたが、玩具独自のシリーズ『Transformers Universe』でレオブレイカーの頭部やカラーリングを変更し、ライオコンボイ風にアレンジした製品が発売されたのを境に「レオプライム」(Leo prime)という名が正式に採用されるようになった。

その他

続編の『ネオ』及び劇場版を含めると変身バンクが4種類あり、『Ⅱ』のアイキャッチでは唯一変身バンクではなく、BGMもない。『ネオ』の時は前作の『セカンド』仕様と変身バンクの2種類があった。

本編以外でのライオコンボイ

ビーストウォーズネオ

ネメシス崩壊後、ガイアに「アンゴルモアカプセルを回収してほしい」というメッセージを込めたブラックボックスを残しており、それをビッグコンボイ部隊が発見したことで彼らはアンゴルモアカプセル回収の旅も始めることになった。

ライオコンボイ自身は前作最終回で描かれたようにネメシス崩壊のエネルギーで生じたワームホールに飲み込まれたが本作ではワームホールで新たな旅に出た際に過去の世界に飛ばされ、デストロンのかつての拠点である惑星ダイナソアに飛ばされていたこととユニクロンの脅威を目の当たりにする。

同様にタイムスリップしてきたビッグコンボイ部隊にブレントロンの背後にユニクロンがいることを教え、彼らを現代に戻すべく、マトリクスの力を使うも自らは過去の世界に残ることになった。

だが、ガルバトロンユニクロンとの最終決戦で突如として現れ、マグマトロンが残したマグマブレードを手にガルバトロンユニクロンと交戦し、ビッグコンボイ部隊のマトリクスバスターの時間稼ぎを行った。

ユニクロン討伐後はベクターシグマの命により、新たなグレートコンボイ(最高司令官)に任命される。宇宙警備隊の仲間たちも無事に帰還したらしく、最終回にわずかながら出演していた。

ビッグコンボイは彼のことを“偉大なる先輩”と称しており、彼に対しては敬語を用いて会話をしている。

漫画版セカンド

性格はアニメ版と大体同じだが、アンゴルモアエネルギーを受けたことに加え、ガルバトロンにマトリクスを傷つけられ暴走、巨大化している。この時、ガルバトロンの目をライオンクローで目を潰した後にフルボッコと日頃の温厚さを感じさせない容赦なさを見せた(因みにガルバトロンはこの後、何事もなく復活していた)。これを境にアンゴルモアエネルギーによる正義と悪の狭間に揺れてしまう。

その一方で酒乱ネタが披露され、ややこしい事態になったにもかかわらず、寝酒が癖になったお茶目な所もある。

漫画版ネオ


アニメ版同様に過去の世界に飛ばされた彼はその世界で誕生したマグマトロン部隊に立ち向かうもマグマトロンの前に敗北し、瀕死の重傷を負ってしまう。

同様に重傷を負ったマンモスのビッグだけでも救うべく、自身のマトリクスとアンゴルモアエネルギーを与えたことでビッグコンボイを誕生させるもそれと引き換えに自身は消滅してしまう。

また、部下たちも同様に過去の世界に飛ばされるも現地で出会った動物を後継者とした。

プライム

トランスフォーマープライム』の玩具展開において、「グレートライオコンボイ」を襲名した数万年後の姿として発売された玩具オリジナルキャラ。
この次元のコンボイ=オプティマスプライムに合わせてレオプライムと名乗っている。ユニクロンの脅威を察知し、遠い次元から現代の地球へと渡ってきた。
時空混乱を防ぐため、オプティマスとメガトロンの戦いに直接関わることはなかったが、ユニクロンを常に監視しているとの事。

流石に寄る年波には勝てないのか、顔は髭を生やしてヨボヨボになっており、歴戦の戦いで失ってしまったのか、右足が義足となっている。
エネルゴンマトリクスの力を引き出す太古の剣「エンシェント・ソード」が武器。

玩具は海外で発売されたサンダートロンの色替え。

レジェンズ

レオプライム


プライム版から更に後の、ライオコンボイ最新の姿。
レジェンズ世界にたどり着き陰ながら護っていたが、世界を修正せんとするユンカンにビーストパワーを奪われ、プロトフォームの姿となって(レジェンズ世界の)地球に墜落。
偶然知り合ったライオとうちゃんとジュニアのライオン親子に匿われていた。

そこに追ってきたユンカンが襲撃。息子を必死に守ろうとするとうちゃんにかつての自分が重なったのか、とうちゃんにエンシェントパワーを与え、トランステクターに進化させる。
そして自分もヘッドマスターシステムをスキャンし、とうちゃんと合体。新たに得た姿でユンカンを撃退した。
そしてレジェンズ世界を守るため、しばらく三人で暮らす事となった。…とうちゃんは元に戻れなくなったが。
なお、レジェンズ世界ではかつての活躍がテレビ番組として放送されていたらしい。

トランステクターはビーストモードの他に宇宙空母へ変形するトリプルチェンジャー。一度プロトフォームに戻されたせいか、かなり若返り、義足の右足も元に戻った。

玩具は海外版『ジェネレーションズ』のアルファートライオンの色替えで、ヘッドマスターと武器はセンチネルプライムからの色替え流用。
ヘッドオンの後に胸のマトリクスを押すと、グレートコンボイの証である「グレートホーン」を装着するギミックがある。アルデバランの必殺技ではない。
武器はエンシェントソード、レオミサイル、レオショット、レオンクロー、そして両肩のライオンの頭部から放たれるダブルレオンタイフーンとさらに豊富になった。

ロボットマスターズ

ロボットマスターズの販促コミックにも登場した。
ロボットマスターズの世界観に迷い込み、G1コンボイにビーストコンボイなど歴代コンボイと邂逅。当初は状況が分からず敵対していたが、すぐに和解しデストロンに戦いを挑んだ。
メカライオンモードのビクトリーレオと、ビーストモードで相対する、というコマがある。

エンドオブG1ユニバース

ビーストウォーズネオから更に遥か未来を描くWeb漫画作品に登場。
宇宙そのものの寿命が寸前に迫ったG1世界が舞台の本作では、伝説の緑のライオンことレオプライムは既に死亡しており、その遺体に地球上最後のアンゴルモアエネルギーが注ぎ込まれたことで誕生した戦士がダークアンバーレオプライムである。
レオプライムの肉体とユニクロンの魂と言う相反する体と心を持って生まれたダークアンバーレオプライムだが、彼を生み出した未来のマキシマル「ブルーボルト」と、エネルゴンマトリクスに宿るレオプライムの魂の導きにより、宇宙を救う為の旅に出る事になる。

関連イラスト

ライオンクロー
ライオ親子


ライオさん。



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ビーストウォーズⅡ サイバトロン ホワイトライオン ガルバトロン

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