概要
生息数は世界でも300頭しかいない。ホワイトライオンの個体が少ない原因として、狩りの際に獲物に見つかりやすくなかなか食事にありつけず、餓死してしまうという説がある。
最も有力な説として挙げられるのはその体毛が保護色として扱われていたことである。ライオンも元々はアフリカ以外にもアジア、ヨーロッパ全域からアメリカ大陸まで生息しており、当時は氷河期であった故に白い毛皮が雪に溶け込み、敵から身を隠したり、または狩りも行ないやすくなるからだろう。
現存するホワイトライオンは、南アフリカ共和国のトランスバール地方にのみ確認されており、同地方に生息するケープライオンから発生した模様である。
なお、ホワイトライオンの原種とよく言われるトランスバールライオンは、ケープライオンの同じ亜種であることが判明している
ホワイトライオンをモチーフとしたキャラ
その美しい姿ゆえに、ライオンの上位種とされることが多い。というか十中八九ジャングル大帝のせい。白=聖のイメージか悪役として出てくることは少ない。
アニメ・漫画
- 『ジャングル大帝』パンジャ、レオ、ルッキオ&ルネ
- 『ジュエルペットシリーズ』グラナイト
- 『ビーストウォーズⅡ』ライオコンボイ
- 『ブラック・ジャック』ルナルナ(※)
- 『マジンボーン』ダークホワイトライオン
- 『GEAR戦士電童』レオサークル
※「白いライオン」に登場するが上記ジャングル大帝一族とは違い単なるアルビノ。BJによって普通のライオンになりアフリカに帰った。他にも「動けソロモン」でも劇中劇として旧約聖書の王ソロモンの名を冠するホワイトライオンが登場。
ゲーム
- 『真・女神転生』ケルベロス(女神転生)
- 『ドラゴンクエストⅢ』ホワイトライオン(DQ)
- 『ポケットモンスター』ソルガレオ
- 『モンスター烈伝オレカバトル』ビャッコ(モチーフは四神の白虎だが、虎の模様を持つライオンの姿となっている。