曖昧さ回避
- うさぎの種類。ライオンヘッドラビット(ライオンドワーフ)。ライオンヘッドラビット(ライオンドワーフ)という、うさぎの種類。体重1~2kg程度、いろいろな見た目のものがいる。
- 金魚の種類。プクプクした瘤と愛嬌ある顔、短いボディが特徴の金魚。
- ドラゴンクエストシリーズのモンスター。本項で解説。
概要
初登場は『ドラゴンクエストⅢ』。脚が6つで背中にコウモリの様な羽があるライオンのモンスターでオレンジ系の体毛に紫のたてがみ、赤い眼をしている。
通常攻撃の他「ベギラマ」や「マホトーン」を唱えて攻撃してくる。また、耐性が高く呪文が効きにくい。
『ドラゴンクエストⅪ』では、邪神復活後に強化種の「ライオンヘッド・邪」が登場する。
小説『ドラゴンクエスト モンスター物語』では外法によって複数のライオンとガルーダを合成して生み出されたが、手間の割に野生動物の本能が勝っており、空腹時にしか人を襲わないという欠点が語られた。
尚、似たような系列にアームライオン属のモンスターがいる。
『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』では冒険を始めたばかりのダイとポップの前に登場。
ライオンヘッド系のモンスター
通常モンスター
- ラゴンヌ
ライオンヘッドの上位種で、翼付きの灰色のボディにオレンジのたてがみを持つ。「マヒャド」と「ベホマ」を使う強敵だが、出現地域がかなり狭い為遭遇しない事も。
『ドラゴンクエストⅪ』では、ネルセンの迷宮に強化種の「ラゴンヌ・強」が登場する。
モチーフは海外TRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』に登場する、ライオンとドラゴンの混血だというモンスター「ドラゴンヌ」。
- マントゴーア
ラゴンヌの上位種で、翼付きの鮮やかなエメラルドグリーンのボディに緑のたてがみを持つ(リメイク版では深緑のボディに青いたてがみ)。
「メラゾーマ」と「バギクロス」を連発し、「マホカンタ」で呪文を跳ね返す強敵。
モチーフは幻獣「マンティコア」であるが、ファミリーコンピュータでは「ィ」がフォントになかったためのアレンジである。
- ホワイトライオン
ゲームボーイカラー版『ドラゴンクエストⅢ』で初登場した、この系統の最上位種。
しかし唱えるのはラゴンヌと同じ「マヒャド」と「ベホマ」である為、高いHPに注意すれば難無く倒せる。ライオンヘッド系のモンスターの中では唯一再登場を果たせていない。
ホワイトライオンと言う名前なのだが、水色のボディに青色のたてがみを持っており、どちらかと言うとブルーライオンである。
ボスモンスター
- バクーモス
『ドラゴンクエストⅪ』に登場する人の絶望を食らう魔物。十数年に渡り嘆きの戦士の絶望を喰らい続けて、ネルセンの宿屋に止まった者に悪夢を見せていた。
この系統では初のボスモンスター。体色は紫色。初邂逅は世界の異変後で、嘆きの戦士からの連戦となる(しかも戦闘順も強制的に入れ替えられてしまう)。
過ぎ去りし時を求めた後は邪神の復活により強化された「バクーモス・邪」が登場する。こちらでは嘆きの戦士とは戦わずに済む。
『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めてS』で声を担当した後藤光祐はニンテンドー3DS版『ドラゴンクエストⅧ』であらくれと妖魔ゲモンを、ドラゴンクエストヒーローズシリーズでカンダタをそれぞれ演じている。